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若年性高血圧症の原因はコレ【5つの改善法や薬について解説!】

病院

高血圧というと中高年の病気のイメージがありますが、最近では若い人の高血圧症が問題になっています。若年性高血圧症とはどんな病気でどのように改善できるのかご紹介します。

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血圧とは?

 

血液は動脈を通って酸素をはじめ栄養分などを全身に運び、静脈を通って老廃物を回収しています。心臓はその血液に圧力をかけて全身に送り出しています。

 

血圧とは血液が動脈の内壁を押す力の事を言い、心拍出量(心臓から送り出される血液量)と血管抵抗(血管の硬さ)によって決まります。

 

最大(高)血圧と最小(低)血圧

心臓が収縮すると血液が大動脈に送り出され、このとき血管には高い圧力がかかります。これを収縮期血圧(最大血圧)と言います。

 

逆に血液を送り出した後には心臓が拡張して血液を取り込みます。このときには血管にかかる圧力が低くなります。これを拡張期血圧(最小血圧)と言います。

 

血圧の基準

血圧は環境に影響されます。診察室で計る場合は家庭で計るときよりも若干高くなります。高血圧と判断される血圧は、年齢、合併症などにより違い、繰り返し図っても血圧が正常よりも高い場合を言います。

 

以下は診察室血圧の基準です。

✅ 若年・中年・前期高齢者 140/90mmHg未満

✅ 後期高齢者 150/90mmHg未満(忍溶性があれば140/90mmHg未満)

✅ 糖尿病患者 130/80mmHg未満

✅ 脳血管障害・冠動脈疾患患者 140/90mmHg未満

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若年性高血圧症の原因① 二次性高血圧

 

若年者(35歳未満)の高血圧の原因で多いのが二次性高血圧です。二次性高血圧とは原因が明らかなものを言います。原因疾患は下記の通りです。

 

腎性

最も多い原因です。

✅ 腎実質性:慢性糸球体腎炎、糖尿病性腎症、多発性嚢胞腎などが原因で腎機能障害を起こし、高血圧になります。

✅ 腎血管性:繊維筋性異形型性、動脈硬化

腎動脈が狭窄し、腎臓から出る血圧上昇ホルモンの分泌が昂進します。

 

内分泌性

✅ 副腎皮質性:原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫

✅ 副腎髄質性

✅ 甲状腺性:バセドウ氏病、甲状腺機能低下症

✅ 副甲状腺性:副甲状腺機能亢進症

 

血管性

大動脈炎、大動脈縮窄症

 

薬剤性

漢方薬、鎮痛消炎剤、経口避妊薬、免疫抑制薬

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若年性高血圧症の原因②

 

不規則な生活

成長期の不規則な生活、寝不足、喫煙などによるホルモンバランスの崩れをいいます。

 

食生活

ファストフードなど脂肪分・塩分の多い食事や偏食、アルコール摂取のし過ぎなどによります。

 

ストレス

学校、会社などでの人間関係等を含めた精神的、肉体的ストレスを言います。

 

運動不足

運動不足による太りすぎ

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若年性高血圧症の症状を見逃すな!

 

ハッキリした自覚症状がないため、見逃しやすいのが特徴と言えます。耳鳴りや頭痛、めまい、肩こり等の症状が続く場合は早めに病院へ行って診断してもらうようにしてください。

症状が進むと動悸、胸痛、呼吸困難、むくみ、しびれなどの症状が出てきます。これは高血圧により動脈硬化などを起こしたための症状です。心筋梗塞などを引き起こしますので早急に治療を行う必要があります。

 

若年性高血圧症を改善する5つの方法

 

食事療法

✅ 食塩の摂取量を1日6g以下にします。

✅ 緑黄色野菜を中心に1日350gを目標に摂取します。

 

野菜のだいたいの量がわかると意外に簡単に摂れることがわかります。

たとえば、朝:大根(30g)の味噌汁と小松菜のお浸し(小鉢80g)、昼:コンビニのお惣菜、カボチャの煮物(80g)、夜:きんぴらごぼう(小鉢80g)、五目焼きそば(白菜40g、ニンジン10g、ネギ10g、タケノコ10g、さやえんどう5g)でほぼ摂取することができます。

 

生野菜の350gは両手いっぱいにして3杯分です。火を通すことで量が少なくなり食べやすくなります。

 

✅ たんぱく質の摂取には肉よりも魚、豆類を優先します。

魚脂(特に青魚)に含まれる不飽和脂肪酸(DHA,EPA)は血中コレステロールや中性脂肪を低下させます。

 

✅ カリウム、食物繊維をしっかり摂ります。

カリウムは塩分を排出し、血圧を下げる働きがあります。

 

適度な運動

少し速足で20分程度歩く程度で十分です。運動の強度は何を目標とするかで違いますが計算方法は下記の通りです。

1分間の心拍数=(220-年齢)×運動強度

 

目標別強度

✅ 健康維持:0.5~0.6

✅ 減量・筋肉維持:0.6~0.7

✅ 体力・筋力増強:0.8~

あなたが25歳で健康維持を目標としているなら

(220-25)×0.5(0.6)=97.5~117

ですから心拍数が97~117になるように早歩きを20分すれば大丈夫です。

 

アルコール

1日30ml以下にします。目安としてはビールでは大瓶1本、日本酒で1合、ウィスキーはダブル1杯までとなります。なお、女性や小柄な人はそれ以下にするようにしましょう。

 

禁煙

たばこに含まれるニコチン交感神経を刺激し、血圧・脈拍を上昇させます。血圧では3~12mmHg上昇するといわれていますので注意が必要です。

 

喫煙による血圧の上昇は20分ほどで下がるといわれていますが、血圧の変化に伴い、血管に負荷がかかります。その結果動脈硬化になり、高血圧の状態が続くようになることもあるため禁煙することをお勧めします。

 

投薬

非薬物療法でも改善しない場合は降圧薬の投与が必要となります。降圧薬は複数あり、患者さんの病態や年齢により選択されますので専門医にかかるようにしましょう。

 

若年性だけでなく、高血圧症はさまざまな循環器に障害を起こします。日常生活にも支障をきたすことになりますので早めの治療を心がけるようにしてください。

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