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軟便と腹痛が続く5つの原因【対策はこれを試して!】

<監修医師 吉野 聖奈>
腹痛 

軟便とは、いつもより便は柔らかいけれど下痢ほど緩くはない、そんなちょっと困った症状です。腹痛を伴うこともあるし、何度もトイレに駆け込まなくてはいけなくなるし…。

 

でも下痢をしているわけではないから病院に行くほどではないのではないか、なんて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実際のところ、どうして軟便になるのでしょうか。軟便と腹痛が起こる原因と対策について見ていきましょう

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軟便と腹痛が続く原因

 

軟便、腹痛はどうして起こるのか

軟便は、便に含まれる水分量が多くなることで起こります。正常時は水分のほとんどは腸内に吸収され、便に混じるのは全体の1割程度です。

 

しかし、何らかの原因で腸の蠕動運動が活発になってしまうことがあります。消化器官を収縮することで内容物を移動させる蠕動運動が活発になると、水分が吸収される前に便を排出してしまいます。その結果多量の水分を含んだ便となって体外に出されてしまうのです。

 

水分量で見てみると正常時が70%に対し、軟便は80%、下痢は90%ほどだと言われています。どろりとしているが形は残っている、そんな状態が軟便です。そのため、完全に排便を終えた感じがしないことが多いです。

 

軟便と共に起こる腹痛には2種類があります。

特定の場所に刺すような強い痛みが出る場合には腹膜などに炎症が起きていることが考えられます。対して痛みの場所が、お腹全体だったり下腹部だけだったりと不明瞭な場合には胃腸の痙攣が考えられます。

 

冷え

軟便が起こる原因で多いものが腹部の冷えです。

 

アイスなどの冷たいものを食べた時や、冷房の効いた部屋にずっといた時など、お腹が冷えると軟便や腹痛を伴うことがあります。これは身体が冷えることで自律神経が乱れ、腸の蠕動運動が活発になってしまうからだと言われています。温かい飲み物を飲んだり、腹巻をしたりして、身体を温める工夫をしましょう。

 

細菌

主に生ものを食べた時、その中に含まれる菌や毒素を身体が排出しようとすることで起こります。それが食あたりや食中毒と言われるものです。基本的に菌や毒素が体外に出てしまえば治るので、下痢止めは使わずに、水分を多く取ることで排便を促したほうが良いとされています

 

他にも風邪や胃炎、胃潰瘍などでも細菌を伴った軟便や腹痛が起こることがあります。これらは根本の病気を治すことで改善されます。

 

ウイルス

ノロウイルスに代表されるウイルス性の胃腸風邪。下痢や軟便、腹痛のほかに発熱や嘔吐を伴うことが多く、嘔吐下痢症とも呼ばれます。ノロウイルスは牡蠣などの貝類を食べることで発症することが多く、冬の食中毒なんて言われることも。

 

子供に多いロタウイルスやアデノウイルスは、くしゃみなどの飛沫感染や、手に付いたウイルスで感染することが多いです。ロタウイルスでは白っぽい便が出ることもあります。予防するためには、外から帰ってきた時やトイレに入った後の手洗いを徹底することが大切です

 

これらの嘔吐下痢症は、最初に吐き気や嘔吐が現れ、続いて多い時には1日10回以上の激しい下痢を起こすこともあります。ウイルスを体外へ排出することが重要なので、回復するまでの1週間ほどは安静にして、脱水症状を起こさないように気をつけておきましょう。

 

がん

胃がんや大腸がん(ポリープ)など、消化器のがんでも軟便が出ることがあります。がんは早期発見、早期治療が大切です。痔などの症状がないのに便に血液が混じる場合には、速やかに内科や消化器科で検査を受けましょう。

 

ストレス

意外と多い原因にストレスが挙げられます。ストレスによる自律神経の乱れでお腹を壊す人は現在、若い人を中心に増えています。ストレスと軟便の関係性について、次の章で見ていきましょう。

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ストレスが原因の病気

 

特に原因があるわけでもないのに、いつまでもお腹の状態が良くない日が続く。そんな時には「過敏性腸症候群」と診断されることがあります。

 

腸も神経で動いているため、ストレスによる自律神経の乱れの影響を受けやすくなっています。仕事などで悩みを抱えやすい20~30代に多く見られる、現代病と言えるでしょう

 

症状は、軟便や下痢などの便異常のほかに、腹痛や腹部の膨満感があります。就寝時には起こりづらく、朝「会社に行かなきゃ…」なんて考えた時に急にお腹が痛くなることが多いのが特徴です。また、食後にキリキリとした痛みを感じることも。

 

過敏性腸症候群は症状の違いで4種類に分けられます。

 

✅ 慢性下痢型:ほとんどの人がこれに分類されます。急に強い便意に襲われることを1日に何度も繰り返します。

✅ 粘液分泌型:強い腹痛が特徴で、排便と共に大量の粘液を分泌します。

✅ ガス型:腸にガスが溜まることによる膨満感、おならも頻繁に出ます。

✅ 不安定型:便秘と下痢や軟便を交互に繰り返します。交代型と呼ばれることも。

 

排便をすると一時的に症状が治まることが多いですが、再びストレスがかかると悪化します。ストレスを極力溜めないことに加え、食生活などで腸内環境を整えることが大切になってきます。

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軟便と腹痛の対策

 

腸内環境を整える

軟便や下痢が続く場合はまず、腸の状態を整えるようにしましょう。

 

最近ではドラッグストアでも様々な整腸剤が出ています。病院に行くほどではないという人や、忙しくて病院に行けないという人はこれらを試してみると良いかもしれません。ただし、下痢止めはお勧めしません。下痢は腸内にある毒素を体外に排出しようとして起こるので、無理に止めてしまうと、かえって逆効果になってしまいます。

 

また、腸内環境を整えるには、善玉菌を増やすことが有効です。

 

そのためには、食物繊維や乳酸菌、高純度オリゴ糖などを含む食品を意識して取るようにすると良いでしょう。

食物繊維は腸内で水分を吸収するため、便の水分量を増やしてしまいますが、それは腸内環境をリセットするための一時的なものなので心配いりません。これを逆手に取れば、便秘の改善にも役立ちます。

 

食物繊維を多く含む青汁はコップ一杯で一日に必要な量を取れるので、毎日継続して飲むと効果が出ます。

 

食事に気をつける

軟便を引き起こす原因には、脂肪分の取り過ぎが挙げられます。脂っこいもの、天ぷらや揚げ物などを取り過ぎていませんか?お腹の調子が悪い時は、脂肪分の多いものは避けましょう。また、アルコールやカフェイン、刺激の強いものも控えたほうが良いとされています。

 

便と共に多量の水分が出てしまうと、身体が脱水症状を起こしやすくなってしまいます。食欲がない時でも。水分補給だけはしっかりと。できれば電解質やミネラル分を含むスポーツドリンクなどを常温で、一度に飲むのではなくこまめに取るようにしましょう。

 

病院に行く

自然治癒するものだと1週間ほどで治るものが多いのですが、もし数週間~1か月以上続くようなら病院を受診しましょう。中には、がんなどの恐ろしい病気が隠れていることもあります。便の色や臭いなどは必ずチェックするようにして、何か気になる症状があれば医師に相談しましょう。

 

原因が細菌性のものの場合は抗生物質を処方されることが多いです。また、激しい下痢などで脱水症状を起こしている時には点滴処置をすることもあります。

 

予防するために

まずは原因の改善から始めましょう。過度のストレスがかかっていないか、食生活は乱れていないかなど日常生活を見直してみると、意外と改善されるかもしれません。

 

また、風邪やインフルエンザが蔓延しやすい冬場は、予防に適した環境を作ることも大切です。こまめな手洗いうがい、免疫力を高めるような規則正しい生活をすること。

最近では置くだけでウイルスの除去をする製品も出ています。大幸薬品のクレベリンは、ウイルスの除去だけでなく消臭やカビ、花粉対策もできるので、うまく活用すると良いかもしれませんね。

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