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鼻水が臭いのはコノ病気かも!【2つの原因を徹底解説!】

<監修医師 豊田早苗>
鼻 

鼻から出る臭いが気になった経験はありますか? また、鼻をかんだ後の鼻水が臭ったりすることはありませんか?

普通は、風邪をひいて鼻水が出ても臭うということはあまりありませんが、何らかの疾患が原因で臭ってしまうことがあります。

 

この鼻水の臭いの原因は一体何でしょうか。鼻水が臭くなる病気と、2つの原因についても徹底解説してきたいと思います。

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鼻水が臭い原因

 

膿の臭い

風邪やアレルギー性鼻炎、花粉症などの症状として代表的なのが、鼻水・鼻づまりですね。

通常、これらの症状による鼻水は、最初は透明でサラサラしており水っぽいものですが、症状が悪化するにつれて濃い鼻水になってきます。粘性があり、色も黄色や緑色を帯びてきます。

 

この黄色く濁った鼻水にはが混じっているのです。白血球には、体内に侵入したウイルスと戦う役割がありますが、このときの残骸が膿となります。

 

膿は鼻水と共に排出されますが、鼻の中や奥の副鼻腔に残ってしまうと臭いの元になるのです。その臭いは、腐敗臭とも言われ、生ごみや腐った魚に例えられることもある程です。

黄色い鼻水についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
サラサラな黄色い鼻水が止まらない!原因はこんな危険サイン!

 

外気のホコリなどが付着した臭い

風邪などで鼻水が出ているときに空気中の臭いが鼻の粘膜に付着すると、それが元で臭うことがあります。鼻から分泌される粘液と、空気中のホコリなどの汚れが混じり合うことで臭いが出てしまうのです。

 

また、病気が原因で鼻が詰まると口呼吸になります。すると、空気中のウイルスや雑菌も一緒に吸い込むことになり、それが原因となり鼻水だけでなく口臭も臭うようになってしまいます。

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鼻水が臭いのはコノ病気かも!

 

急性副鼻腔炎

風邪やアレルギー性鼻炎、インフルエンザなどのウイルスに感染したことが原因で起こる鼻の疾患です。

鼻の奥には副鼻腔という空洞があり、この粘膜が細菌感染を起こすと鼻水・鼻づまり、頭痛・発熱などの風邪の延長のような症状が続きます。次いで、膿性の鼻水が出る、粘膜が腫れるなどの症状も出てきます。

 

急性副鼻腔炎による鼻水は、鼻腔に溜まった膿と混じるため、粘性があり黄色がかっています。膿の量が増えると緑色を帯びてきます。この膿を含む鼻水が臭いの元になっているのです。

 

鼻水から判断する風邪の進行具合についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
風邪の治りかけは鼻水や咳で分かる?【サインになる症状一覧】

 

慢性副鼻腔炎

急性副鼻腔炎が3ヶ月以上つづくと、蓄膿症と呼ばれる慢性副鼻腔炎になってしまいます。慢性副鼻腔炎になると、鼻水は白く濁ってきます。副鼻腔は4か所、左右合わせて全部で8か所あります。

 

鼻を中心に広い範囲に渡って存在しており、鼻から頬にかけて広がる上顎洞(じょうがくどう)、目頭の内側にある篩骨洞(しこつどう)、眉間から額に広がる前頭洞(ぜんとうどう)、前頭洞のさらに奥には蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)があります。

 

これらの副鼻腔に膿が溜まってしまうと、鼻水が悪臭を放つようになってしまうのです。

 

上顎洞がん

副鼻腔のうち、上顎洞に出来る悪性腫瘍を上顎洞がんといいます。がんは慢性的な刺激によって発症することが知られており、慢性副鼻腔炎を煩っている方に発症することが多いようです。

 

上顎洞に出来た腫瘍が大きくなると、鼻出血や悪臭のある膿を伴う鼻水が出てきます。これらは、片側だけに起こるのが特徴です。

副鼻腔内にがんが出来ると悪臭を放つ原因になりますが、副鼻腔炎が上顎洞がんに直接関係があるかというと、そうとも限りません。

抗生物質の開発が進んだことにより、慢性副鼻腔炎の段階で治療を始めるケースが増え、がんのリスクも大幅に減ってきたようです。

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副鼻腔炎の治療法

 

保存療法

急性・慢性副鼻腔炎の場合は、鼻腔洗浄を行い鼻の奥まできれいにします。鼻洗浄をおこなうことで薬液が副鼻腔内に届くようにするためです。

 

その後、ネブライザーという機械を使って薬液を霧状にして吸入します。副鼻腔炎は、風邪とは違い少しの投薬や治療で治る病気ではありません。保存療法と薬物療法を併用しながら根気よく治療していくことになります。

 

薬物療法

薬による治療は、病気の状態に合った薬を細かく組み合わせて処方することで、症状を改善していきます。まず、症状を抑えるために解熱鎮痛薬を使い、痛みを緩和させます。

 

同時に、気道や粘膜の炎症を抑える薬や、副鼻腔で繁殖してしまった菌を殺すために抗菌薬が使われます。

 

手術

蓄膿症のうちの90%は保存療法や薬物療法で治療することができます。残りの10%は、手術をすることになります。

昔は蓄膿症の手術というと、副鼻腔に溜まった膿を切開して取り出すために、歯茎を切り頬の骨を削るなどの術式が用いられてきました。

 

しかし、今は内視鏡で行う事ができるようになっています。内視鏡手術は体への負担も軽く、場合によっては日帰りで出来ることもあります。

 

その他の蓄膿症の対応策についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
蓄膿症の頭痛が治らない。緩和する3つの方法!

 

まとめ

しるし   

鼻水が臭う病気と原因、いかがでしたか? はじめはただの風邪でも、アレルギー性鼻炎や花粉症を持っている方だと鼻炎の症状が悪化しやすいので注意が必要です。

鼻水が長引く、臭うようになってきたと感じたら、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。慢性化する前に、適切な治療を行うことが大切です。

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