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iga腎症の2つの症状【治療法や完治の可能性を徹底解説!】

腹痛 

腎臓や膵臓の病気は、なかなか症状が出なくてわからないまま過ごしてしまい、気づいた時は病気が進行していた!というのを良く聞きますよね。

今回は腎臓の病気の一つの「iga腎症」の症状や治療法を解説していきます。

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iga腎症の症状

 

iga腎症は日本人が多く発症する原発性糸球体腎炎の一つで、ⅰga(免疫グロブリンA)とは、唾液・鼻汁・消化液等に分泌され、体外から異物が侵入する時最も早く異物と反応する免疫に関与するタンパク質の一つです。

 

iga腎症は、咽頭等に細菌やウイルス感染が生じた後に作られたigaが何らかの原因で糸球体に付着して炎症を起こします

 

2つの症状

iga腎症の厄介な点として、初期の段階ではほぼ無症状で自覚症状が無く、体には蛋白尿や血尿の形で異変が起こり、このいずれか一方か両方がたまたま受けた検査等で発見され、病気が疑われることになります。

 

腎機能の低下

症状が悪化してくると腎機能が低下し、腎不全が起こる可能性があり、息切れ・食欲不振・夜間の多尿・疲労等の症状を感じ易く、又高血圧や、まれに急性腎炎様症状やネフローゼ症候群による浮腫が発見の動機となる場合があります。

 

尿検査

iga腎症かどうかを確かめる方法として、尿検査があります。尿検査を受けた場合、もしiga腎症を患っていると、蛋白尿や血尿が認められますが、初期の段階では蛋白尿が認められないケースもあります。

 

iga腎症と診断が付く為には、腎臓の組織を一部採取し顕微鏡で様子を調べる方法“腎生検”を行います。iga等の沈着があることがわかれば、iga腎症であると診断されます。

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iga腎症の治療法

 

iga腎症は、発症後20年以内に約40%が末期腎不全に至る疾患であり、予後不良因子(収縮期高血圧、高度蛋白尿、血清Cr高値、障害度の高い腎生検所見)を有する患者では、早期より積極的な治療が推奨されます。

 

RA系阻害薬

ACEI蛋白尿を減少させ、腎機能障害の進行を抑制することから、高血圧を合併したiga腎症に対する降圧療法の第一選択薬として推奨されます。

 

経口ステロイド療法

経口ステロイド療法は、ステージ1,2のCKDに相当し、1g/日以上の蛋白尿を伴うiga腎症において、腎機能障害の進行抑制効果が期待出来ます。

 

ステロイドパルス療法

ステージ1~3のCKDに相当し、尿蛋白1~3.5g/日を伴うiga腎症では、ステロイドパルス療法が蛋白尿を減少させ、腎機能障害の進行を抑制させます。

 

扁桃摘出(扁摘)+ステロイドパルス療法

扁摘+ステロイドパルス療法は、iga腎症の蛋白尿を減少させ、腎機能障害の進行を抑制する可能性があります。

 

抗血小板薬

抗血小板薬は、短期的に蛋白尿を減少させますが、長期投与による腎機能障害の進行抑制効果については明らかではありません。

 

その他

血圧や腎機能、蛋白尿の量を測定する為の検査をした結果、特に症状が不安定ではないと認められた患者に対しては、特別な治療が行われることはありません。

 

治療が必要なケースでは、食事制限・運動制限や薬物療法が選択され、食事では塩分の摂取量を制限したり、タンパク質の摂取量を制限されます。

 

薬物療法では、抗血小板薬を基本的に使用する形になりますが、病気が悪化している患者に対しては、ステロイド薬の使用が選択されることになります。

 

尚、腎機能低下で尿毒症を引き起こすようになると、透析治療を行わなければならなくなるでしょう。又、症例に即して、血圧管理・減塩・脂質管理・血糖管理・体重管理・禁煙等が行われます。

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iga腎症の完治の可能性

 

 iga腎症は国内の慢性腎炎の中では一番多い病気であることが明らかになっていますが、腎臓の糸球体に本来ならば身体を守る役割を果たすはずの免疫グロブリン(抗体)であるigaと呼ばれるタンパク質が沈着し、攻撃を仕掛ける事で炎症が起こった状態になります。

 

若い世代では、10代の患者の割合が高く、中年以降では40代の患者の割合が高いのですが、実際には幅広い年齢層に起こり得る病気です。

 

以前はiga腎症の経過は良好で、腎機能の低下はあまりないという見解がされていましたが、今はそれが覆っており、進行に伴い腎機能が低下し、末期腎不全になる事も少なくありません

 

✅ iga腎症は自然に治っていくケースを除けば、長期的には予後不良という見解が一般的ですが、最近では扁桃摘出・ステロイドパルス併用療法等の有効な治療法も開発され、早期の段階で発見できれば寛解(症状が納まっている状態)することもあります

又、発症から数年以上経過し、症状がある程度進行してしまうと早期治療よりも効果は薄くなり、治療の方針も“現状維持”“進行を食い止める”といったものになります。

 

✅ iga腎症は、個人差が存在します。

簡易的な区分として、

・ 発症初期の今後10年は腎不全にならないと予想される人 ⇒ 「良性iga腎症」

・ 発症から数年経過して今後10年で腎不全に至ると予想される人 ⇒ 「進行性iga腎症」

と分けてあり、一般的に臨床所見である尿蛋白や血尿等の症状があまり見られない人は、予後も良好になる傾向があります。

 

✅ 一般的なiga腎症の予後判定基準

iga腎症には、予後判定の一応の基準が設けられており、この基準では、4つのいずれかに分類されます。

・ 予 後 良 好 群 ; 透析治療に至る可能性が殆どないもの

・ 予後比較的良好群 ; 透析治療に至る可能性はかなり低いもの

・ 予後比較的不良群 ; 5年以上、20年以内に透析療法に移行する可能性があるもの

・ 予 後 不 良 群 ; 5年以内に透析療法に移行する可能性があるもの

※ これらは細かい項目を検査し、その結果をみて総合的に分類されます。

 

医学も日々進み、様々な治療法で症状は軽減されるとしても、なかなか初期症状がわからない病気ですので、異変に気づいたら即検査を受けましょう

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