まぶたのかゆみや腫れの7つの原因【この市販薬試してみて!】
<監修視能訓練士 kenkensanta>
まぶたのかゆみや腫れ、一度は経験したことがある人は多いと思います。しかしその原因がはっきりとしないまま放置してしまう事も多くあると思います。
今回はそんなまぶたのかゆみや腫れの原因と市販薬、対処法についても解説します。
まぶたのかゆみと腫れの原因
化粧品
女性の方であれば、アイシャドウやアイラインを変えた時にまぶたが痒くなったり腫れたりした、という経験をされた方もいるのではないでしょうか。
それはお化粧品に含まれる色素内の不純物や金属によってアレルギー反応が起きていると考えられます。その場合は、原因となったものの使用をやめるようにしましょう。お肌やまぶたに負担をかけない為にも、帰宅後はすぐにお化粧を落とすようにしましょう。
また基礎化粧品を変えたことによって肌荒れが起きた経験のある方もいるかと思いますが、お化粧品を変える時は1つずつ変えるようにすれば、なにが原因となっているのか判別がつきやすいですよ。
その他にも、つけまつげの糊や二重にするためのメイクグッズもカサカサの原因になります。
金属アレルギーについてはこちらも参考にして下さい。
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刺激
まぶたのかゆみや腫れは、ほとんどの場合が刺激か乾燥が原因で起こります。まぶたは元々乾燥しやすい部位なので、お化粧を落とす時や目が痒いからといって強くこするとまぶたが傷付く原因になります。
アレルギー
花粉によってアレルギー反応を起こし、まぶたがかゆくなることがあります。
また、花粉症でなくても、スギ花粉によって皮膚炎を起こすこともあります。するとまぶたはかゆくなったり、腫れてきたりしてしまいます。
また、花粉症が飛来している時期にまぶたをこすってしまう人は要注意です。痒いためにこすり続けているとまつげからばい菌が入り、ものもらいの原因になってしまいます。
また、目の表面に花粉などのアレルギー反応を引き起こす物質が付着してしまうと、アレルギー性結膜炎という結膜に炎症を起こす病気にかかることもありま
また、コンタクトレンズを使用している人も注意が必要です。コンタクトレンズは汚れると、アレルギー反応と似た症状を引き起こす事があるのです。
アレルギー体質の方は肌の中でも特に皮膚の柔らかい部分に反応が出る事が多くあります。まぶたがカサカサしたり、赤く炎症を起こし痒い場合は、アトピーの症状が出ている場合もあります。
アレルギー性結膜炎に関してはこちらも参考にして下さい。
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強いストレス
強いストレスを感じると自律神経の働きを大きく狂わせてしまいます。
このような場合は、ゆっくりと休息をとり疲れを癒す事から始めましょう。
また目が腫れぼったくなる原因には、普段の生活も関係してきます。寝不足であったり過労のためにまぶたが腫れる場合もあります。
さらに疲れや寝不足が溜まると、まぶたに蕁麻疹が出てくることもあります。
ものもらい
ふとした時に「あれ?なんか目が痛い」・「まつげに触れると痛いな」なんて時はありませんか?
よく見るとものもらいが出来ていたという経験を多くの人がしていると思います。
ものもらいは正式には麦粒腫と呼びますが、勘違いしやすいのものとして霰粒腫が挙げられます。
霰粒腫と麦粒腫を色でわけるのは困難で、霰粒腫でも炎症を起こせば赤くなります。
ものもらいは汚れた手で目を触らないなどし、清潔に保つようにして対策をとりましょう。
はやり目(流行性角結膜炎)
アデノウイルスの感染によって起こる結膜炎で、非常に感染力が強い病気です。はやり目の人が目を触った手で物を触り、他の人がそれに触り目に触れる事でかなりの確率で感染してしまいます。しかし空気感染はしません。
症状としては目やにが多く出たり充血するなどが見られます。症状が重い場合は角膜(黒目の部分)に傷がついて、傷跡が残る角膜混濁(かくまくこんだく)になってしまったり、まぶたの裏側に偽膜(炎症の白い膜)が出来る事もあります。黒目に傷がつくとしょぼしょぼ感や異物感、光がまぶしいといった症状も起こります。
はやり目の症状に関してくわしくはこちらを見て参考にして下さい。
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眼瞼縁炎(がんけんえんえん)
眼瞼縁炎はまつげの付け根辺りに起こる炎症です。
細菌やウイルスによって起こる感染性と、皮脂腺の分泌過剰によっておこる非感染性のものがあります。
細菌感染が原因の場合は、抗生物質による目薬や軟膏を使って治療を行います。ヘルペスウイルス性の場合は抗ウイルス薬を使います。
非感染性の場合はまぶたをよく洗い、清潔を保つようにしてステロイド薬を使用します。
かゆみと腫れに効く市販薬
ワセリンには水分が蒸発するのを防ぐ効果があるので、乾燥が原因でまぶたに腫れや痒みがある場合は効果が期待できます。またワセリンには添加物や刺激的な成分がないので、まぶたにも安心して使用できる保湿剤です。心配な方は薬剤師さんに相談されて下さいね。
市販のお薬には、かゆみ止めのオイラックスがあります。ステロイド剤が含まれていますが、副作用はあまりないと言われています。
花粉症の場合は目薬がいいといえますが、素人判断では危険なのでかゆみや腫れが収まらない時は病院へかかるようにしましょう。
また点眼剤もありますので、くわしくはこちらを見て参考にして下さい。
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治らない場合は病院へ
まぶたがカサカサしたり痛みがある場合に治らない時は病院へ行くようにしましょう。その場合は皮膚科か眼科を選択します。
目の周りの病気の場合は、眼科に行かれることをお勧めします。
しかしアトピーや蕁麻疹などの場合は皮膚科になります。
皮膚自体に問題がありそうなときは皮膚科、ものもらいなど目に問題がありそうなときは眼科に行かれて下さいね。
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