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アスパラギン酸の4つの効果がスゴい【この食品に多く含まれます】

<監修医師  WASHIO>
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アスパラギン酸をご存じですか? アスパラガスを連想させる名前ですが、このアスパラギン酸は、アスパラガスから発見されたことからこの名前が付けられました。

 

アスパラギン酸は、美容や健康にとても良い成分として、食品だけはなくいろいろな製品にも利用されています。

 

今回は、アスパラギン酸が持つ4つのスゴい効果について検証していきたいと思います。また、アスパラギン酸を多く含む食品についてもご紹介していきましょう。

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アスパラギン酸とは?

 

アスパラギン酸はアスパラガスのほか、豆類や牛肉などに含まれるアミノ酸の一種で、タンパク質の合成に関わる成分です。ミネラルであるカリウムやマグネシウム、カルシウムなどと結合し、これらを細胞に運ぶ役割をしています

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そのほか、利尿作用やスキンケアなどの美容に良い効果もあり、疲労回復や体調を整えるなど体の健康を維持する上でも大切な働きをしています。

 

中枢神経系の興奮性神経伝達物質でもあり、大脳皮質や小脳、脊髄に存在するNMDA受容体(記憶や学習に関わる受容体)に対して作用しています。

 

また、グルタミン酸と並ぶ旨味成分の1つでもあります。アスパラギン酸の旨味成分は、アミノ酸系の酸味を含む成分で、日本人になじみ深い発酵調味料である醤油や味噌の旨味成分だとも言われています。

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アスパラギン酸の効果

 

利尿作用

アスパラギン酸は、尿の合成を促進するため利尿作用があり、毒性を持つアンモニアを体の外へ排出させる働きがあります

 

体内で発生したアンモニアが排出されないと、血液中に残ってしまい中枢神経系にダメージを与え肝臓にも負担をかけることになってしまいますが、利尿作用によってこれらを守る働きをしているのです。

 

保湿効果・美肌効果

アスパラギン酸は保湿効果に優れた成分です

 

角質の水分を保持する効果が高いため、化粧水・乳液・美容液・保湿剤・肌荒れ防止剤・皮膚コンディショニング剤などのスキンケア用品や、リンス・トリートメント・ヘアコンディショニング剤などヘアケア用品にも利用されています。

 

また、アスパラギン酸はタンパク質の合成に関わる成分であり、肌の新陳代謝を高める効果があることから、美肌効果に優れた成分でもあると言えます。

 

美肌効果を得るためにアスパラギン酸を摂取する場合は、一度にたくさん摂るのではなく、三度の食事に分けてバランスよく摂取することが最も効果的です。

 

アスパラギン酸は美肌に必要なタンパク質の合成を促進する働きがあるので、タンパク質も一緒に摂るようにするとさらに効果的です。

美肌に効果を発揮する食べ物についてはこちらを参考にして下さい。

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疲労回復

乳酸が溜まると人の体は疲労を感じるようになります。スポーツによる疲労も乳酸が溜まることによって起こります。

 

アスパラギン酸はクエン酸回路に働きかけ、疲労の原因となる乳酸を分解しエネルギーへ帰る作用があるため、疲労回復に効果があります

 

アスパラギン酸を摂取することでスタミナが増すことから、スポーツ選手の疲労回復やスポーツドリンク、栄養ドリンクにも利用されています。

 

体調を整える

アスパラギン酸には、体内にある体液のバランスを整える作用があります

 

人の体の50~70%は水分で出来ていますが、このうちの約3分の2が細胞内液、3分の1は細胞外液です。ストレスや病気などにより体内のビタミンやミネラルが消費されることで、この体液のバランスが崩れてしまいます。

 

するとカリウムやマグネシウムが不足し、体は疲労を感じ体調不良に陥ってしまうのです。アスパラギン酸は、不足したカリウムやマグネシウムを細胞に運ぶことで崩れたバランスを整え、体調を整える役割を果たしてくれるのです。

 

ミネラルと人間の身体の関係についてはこちらを参考にして下さい。

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アスパラギン酸を多く含む食品

 

アスパラギン酸を多く含む食品は、大豆・高野豆腐・木綿豆腐・油揚げなどの豆類や大豆製品、大豆もやし・れんこん・たけのこ・ほうれん草・カリフラワー・ブロッコリー・アスパラガス・かぼちゃ・白菜・キャベツ・トマトなどの野菜類のほか、かつお節などのかつお加工品、さとうきび、牛肉、鶏肉、豚肉にも多く含まれています。

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アスパラギン酸は熱に弱い性質を持っているため、調理の際に加熱し過ぎると構造が壊れてしまいます。高温で手早く短時間で茹でるなど、加熱時間を短くして調理しましょう

 

また、アスパラギン酸は人工甘味料のアスパルテームの材料にもなっています。砂糖の200倍もの甘みがある上にローカロリーであることから、砂糖の代用品としてお菓子や清涼飲料水などにも使用されています。ダイエット中の甘味料としても嬉しい味方ですね。ただし、ローカロリーだからと言って摂り過ぎは禁物です。

 

最後に

しるし   

アスパラギン酸の4つの効果、いかがでしたか。アスパラギン酸を含む食品は栄養豊富なものばかりです。健康維持に必要なだけでなく、美容にも良い成分であるアスパラギン酸。美味しく食べて健康な毎日を過ごしたいですね。

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