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インフルエンザで微熱や吐き気がある!どうしたら楽になる?

<監修医師 ドクターTST>
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冬になると注意しなければならないのがインフルエンザですよね。高熱や頭痛、関節痛などの症状が出たら、不安に思う方も多いと思います。

しかし、そういった症状でない場合でもインフルエンザに感染していることがあるのです。

インフルエンザであることに気付かずそのまま重症化してしまうと大変危険です。

そうならないためにもインフルエンザの様々な症状とその対処法を知っておくと良いですね。

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インフルエンザは高熱じゃないこともある?

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インフルエンザとは「インフルエンザウイルス」に感染することにより発熱などの症状が起こる病気です。

風邪と比べると伝染性が強く、重症化しやすいといった特徴があります。

 

一般的によく知られているインフルエンザの症状は高熱ですよね。では、高熱が出ないインフルエンザになってしまうのはどのようなときなのでしょうか。

 

初期症状

インフルエンザの初期症状には微熱や強い吐き気、倦怠感といったものもみられることがあります。

微熱・吐き気といった一見風邪のような症状でもインフルエンザに感染していることがあるのです。

 

B型に感染した場合

インフルエンザウイルスはA型、B型、C型の3つのタイプに分類することができます。

毎年流行するのは主にA型とB型ですが、このB型に感染すると微熱や吐き気を伴う場合があるといわれています。

B型インフルエンザの場合は腹痛や下痢の症状も見られます。詳しくは以下の記事で解説しています。

【関連記事】
インフルエンザで腹痛や下痢がヒドい!助けて!

 

感染した際に高熱が出る人や微熱だけの人など、症状は人によって個人差もあるそうです。

 

予防接種を受けた場合

事前に予防接種を受けることで、感染した際に予防接種を受けていない場合に比べて症状が軽くなり微熱程度で治まる場合があります。

高熱じゃないからと安心していたら気が付けば重症化していた!というケースもあるようです。

 

高熱の症状がなくてもインフルエンザの特徴である頭痛・筋肉痛・倦怠感などが現れていたり、症状が長引いたりするようであれば早めにインフルエンザを疑って医療機関を受診しましょう。

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インフルエンザで微熱や吐き気がある・・。楽になる対処法を紹介!

 

それでは、インフルエンザで微熱や吐き気の症状になったとき、どのように対処すればよいのでしょう。

楽になる対処法を見ていきたいと思います。

 

水分をしっかり飲む

インフルエンザで微熱と吐き気が続いた場合、体力が低下し脱水状態を招くことがあります。

脱水状態とは汗をかいたり吐き気や嘔吐したりすることにより身体にある水分やミネラルが失われてしまうことを言います。

 

失われた水分や糖分を補うためスポーツドリンクや経口補水液をしっかり取ることが大切です。

ほかにも口当たりの良い果物やフルーツジュースもおすすめですが、酸味のあるみかんやグレープフルーツといった柑橘系は避けましょう。

酸味が吐き気を強くしてしまうことがあります。

 

体を冷やし過ぎないためにスープを飲むことも良いですね。

炭酸水などの刺激の強いものは避けて、1日500~1000mlほどの水分を分けて飲むよう心がけましょう。

 

身体を安静にする

インフルエンザに感染した際に最も重要なことは自分の免疫力を高めることです。

微熱や吐き気が起こるということは、体がウイルスと戦ってくれている証拠なのです。

 

症状が軽いからといって無理をするとかえって悪化し、治るまでに時間がかかる場合があります。

安静にして十分な睡眠をとることが必要です。吐き気があるときはなるべく右側を下にして横になるのか効果的です。

 

また外出中で横になるのが難しい場合には壁にもたれるだけでも楽になることがあります。

 

適度な室内環境を保つ

室内の湿度や温度を適切な状態にすることで症状が軽くなることがあります。

部屋の空気が乾燥していたり温度が低かったりするとウイルスを活発にしてしまいますので注意が必要です。

 

また空気が乾燥すると喉にある粘膜の防御機能が低下し、症状を悪化させることにもなります。

乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って50~60%の湿度を保つことようにしましょう。

 

濡れたマスクをつけて鼻や喉を潤すのもよいですよね。

室内の温度は20~24℃くらいに設定して汗をかいたらこまめに着替えて調整するようにすると効果があります。

 

 点滴を打つ

インフルエンザは発症からなるべく早く抗インフルエンザ薬を使うことが効果的だと言われています。

発症から48時間以内に使い始めることで発熱期間が1~2日短くなり、鼻や喉から出るウイルスの数も少なくなります。

 

吐いてしまうような強い吐き気も抗インフルエンザ薬の点滴を打つことで早く症状を緩和することができるのです。

薬を使用するには医療機関の診察を受けて医師からインフルエンザへ感染していると確認されることが必要になります。

 

吐き気が強いときや微熱が続くときは我慢しないで早めに受診することが大切ですね。

【関連記事】
点滴が痛い原因!我慢するしかないの?

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 まとめ

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インフルエンザは放っておくと危険な状態になってしまうこともある病気です。

微熱や吐き気だけだと甘く見ないで早めに正しく対処できるよう対処法を覚えておくと役に立ちますよね。

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また日頃からインフルエンザにならないために予防接種やうがい・手洗いなどをして気を付けましょう。

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