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ハルンケアの4つの効果!【成分や効き目に驚き!】

<監修薬剤師 藤沢 淳司>
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ハルンケアはドラッグストアで買うことのできる、頻尿や尿もれなどの排尿トラブルに特化した製剤です。くしゃみをした拍子にちょろっと漏れて「あっ…」と思ったり、いつもトイレの場所を探してしまう、なんて人は必見です。

今日はそんなデリケートな悩みを抱える人にぜひ知ってもらいたい、ハルンケアの驚きの効果について解説していきます。

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ハルンケアの効果

 

ハルンケアってどんな商品?

ハルンケアは大鵬薬品が出している、排尿トラブルを抱える人に向けた製品です。指定第2類医薬品に分類されるため、薬剤師や登録販売者指導のもと、ドラッグストアや薬局で誰でも購入することができます。

 

製剤は、ドリンクタイプの液剤と、持ち歩きに便利なスティックタイプになったゼリー剤の2種類。錠剤や粉薬と違って、のどに引っかかる心配もなく安心ですね。ゼリー剤はコンパクトで水なしで飲めるため、外出先など携帯するのに便利かもしれません。

 

漢方薬の「八味地黄丸」に由来した8種類の生薬を抽出して作られた生薬製剤で、東洋医学の「腎虚(老化による身体の衰え)」に効果があるとされています。

 

ハルンケアは、「体力低下」「下半身の衰え」「手足の冷え」といった症状を伴う、下記の排尿トラブルを緩和する作用を持っています。

八味地黄丸についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
八味地黄丸(はちみじおうがん)の効果効能が凄い【コノ副作用に注意!】

 

1、軽い尿もれ

咳やくしゃみ、重いものを持ち上げた時などのちょっとしたタイミングでの軽い尿もれ。オムツをするほどではないけれど、下着が濡れて困るという人に効果があります。

全体で見ると、男性よりも女性に多い症状となっています

 

2、頻尿

トイレが近くて外出先でも常にトイレを探している、夜中に何度も起きてしまうという人。一般的に、1日のトイレの回数が10回を超える場合には頻尿と言われています。昼に8回、夜間に2回以上を基準にしてみてください

頻尿は男女とも排尿トラブルの中で最も多い症状となっています。

 

3、残尿感

トイレに入ったあと出し切っていない感じがする、さっき行ったばかりなのにすぐにまた行きたくなる。そんな、すっきりしない残尿感のある人にも効果があります。女性よりも男性に多い症状です。

【関連記事】
女性の残尿感はストレスが原因?この病気の可能性も!

 

4、尿が出渋る

尿意があってトイレに入ったのになかなか出ない、排尿に勢いがない。終わったと思って出たら尿がもれるという場合もこの症状に当てはまります

 

ハルンケアはどのくらい飲めばいいの?

ハルンケアは飲んですぐ効果があるものではありません。

販売元の調査によると、どの症状に関しても服用から5日ほどで効果を実感したという人が最も多くなっています。即効性があるわけではないので、効かないからとすぐに判断せず、しばらく飲み続けることが求められます。

 

基本的には症状が改善したら服用する必要はありませんが、現状を維持するためにもしばらくは飲み続けたほうが、効果を期待できると言われています。

 

調査によると改善されたと実感した人は、それぞれの症状で全て半数を超えていますが、中には効果が出なかったという人もいます。どの薬でも同じことですが、万人に効果があるというものではないため、体質や症状によっては合わないという人もいます。

 

2週間を目安に飲み続けても効果が実感できない場合には、ハルンケアがあなたに合っていないのかもしれません。一度服用を中止して、医師や薬剤師に相談してみると良いでしょう。

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排尿トラブルが起こる原因

 

男性の場合

まずは「過活動膀胱」が挙げられます。

その名の通り、膀胱が過剰に働いている状態で、尿が少量しか溜められなくなります。膀胱に尿が少し溜まる度に、頻繁に尿意を感じるため「頻尿」となります。

 

40代以上に多くみられる疾患で、8人に1人は過活動膀胱だとも言われています。年を重ねるごとにその割合は増えていき、80代以上では40%もの人が過活動膀胱を抱えているとのデータもあります。

もう一つ、男性特有の疾患に「前立腺肥大」があります。

 

尿道を囲むような形の臓器で、この前立腺は男性にしかありません。前立腺の肥大により尿道が圧迫され、尿の通り道が狭くなることで、尿が出にくいという状態に陥ります。これにより「残尿感」や「排尿に勢いがない」といった症状が出ます。

 

これも加齢により割合の増える疾患で、60代以上では2人に1人が抱える疾患だと言われています。

 

この「過活動膀胱」と「前立腺肥大」は併発することも多く、その結果「すぐトイレに行きたくなるのに、いざ行くとなかなか出ない」といった状態になります。

排尿に痛みを伴う際はこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
排尿痛が辛い!【尿道が痛い原因を男性・女性別に解説します!】

 

女性の場合

女性も同様に「過活動膀胱」は大きな問題です。基本的な症状やデータは男性の場合と同じで、加齢と共に発症する人が増加します。

ただし女性の場合、男性よりも尿道が短いため、尿意を感じてから我慢しても間に合わず「尿もれ」を起こす人が多くなります

【関連記事】
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また女性特有の疾患に「骨盤底筋のゆるみ」が挙げられます。骨盤底筋とは膀胱や子宮を支えるようにしてある筋肉で、尿道口を締める役割を担っています。

 

しかし妊娠や出産、筋力低下などにより骨盤底筋がゆるむと、ちょっとした刺激で尿がもれるといった症状が出ます。妊娠や出産を機に尿もれが始まったという女性は意外と多くいるそう。

 

これらの「過活動膀胱」と「骨盤底筋のゆるみ」も併発することが多く、「トイレが近くて、我慢できずに漏らしてしまう」といった悩みの原因となっています。

 

骨盤底筋はストレッチや体操で鍛えることもできるので、気になる人は普段の生活に取り入れてみると良いでしょう。

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ハルンケアの成分

 

ハルンケアは漢方の「八味地黄丸」に由来した8種類の生薬を抽出、その成分を濃縮して作っています。

 

✅ 地黄(ジオウ):血流改善・血液をきれいにすることにより、成人病予防にも効果がある。

✅ 沢瀉(タクシャ):利尿・止瀉(下痢止め)作用。

✅ 牡丹皮(ボタンピ):牡丹の根の皮。充血性の鬱血に。血流を良くして、血の停滞を改善します。

✅ 茯苓(ブクリョウ):利水・利尿作用。鎮静作用も期待できます。

✅ 山茱萸(サンシュユ):滋養強壮、体を温める効果があります。

✅ 山薬(サンヤク):自然薯のこと。滋養強壮・止瀉作用。

✅ 桂皮(ケイヒ):シナモンのこと。頭痛・のぼせなどの体調不良に効果があります。

✅ 炮附子(ホウブシ):重度の新陳代謝機能失調、利尿、鎮静作用。

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ハルンケアの副作用

 

副作用

ハルンケアを使用していて報告のあった副作用は以下の通りです。これらの症状が出た場合には速やかに使用を中止して、医師や薬剤師に相談するようにしてください。

✅ 皮膚:発疹・発赤・かゆみ

✅ 消火器:吐き気・嘔吐・食欲不振・胃部不快感・下痢・腹痛・便秘

✅ 精神神経系:頭痛・めまい

✅ 循環器:動悸

✅ 呼吸器:息切れ

✅ 泌尿器:尿閉(膀胱に溜まっているのに尿が出ない)

✅ その他:のぼせ・悪寒・浮腫・口唇や舌の痺れ

用法容量

ハルンケアを使用できるのは15歳以上です。液剤は1日2本(30ml×2)、ゼリー剤は1日2包(14g×2)を朝夕に分けて飲みます。飲むのは食前、または食間(食事と食事の間、食後2時間くらいが望ましい)。これは胃の中が空のほうが、成分の吸収が良くなるためです

 

ちなみに値段ですが、メーカー希望小売価格は液剤が2本で880円、10本なら4180円です。ゼリー薬は10包で3980円。決して安いとは言えませんが、「病院に行くほどじゃ…」「市販薬で治せるなら…」という人たちからは重宝されているようです。

 

使用上の注意

ハルンケアは市販薬ですが、誰でも安全に使えるというわけではありません。以下に当てはまる人は、現在の症状が悪化したり、副作用の出るリスクが高まる危険性があるため使用が禁止されています。

 

✅ 胃腸の弱い人

✅ 下痢をしやすい人

✅ 脊髄損傷や認知症で尿もれしていることに気付かない人

✅ 前立腺肥大症などで常に少量の尿もれが認められる人

 

また、以下の人は使用の前に薬剤師などに相談することが求められています。

✅ 現在、治療中の病気がある人

✅ 妊婦さん、または妊娠の可能性がある人

✅ 体力が充実している人(のぼせ・赤ら顔など)

✅ 薬に対してアレルギーを持っている人

✅ 現在、漢方薬を服用中の人(成分の重複の危険性)

 

妊娠の兆候についてはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
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市販薬は基本、自己責任・自己判断で購入するものです。手軽に買えるからといっても副作用の危険性などは十分に考えられます。ドラッグストアには薬剤師や登録販売者などが常駐していることが多いので、そういった人たちに相談してみると安心でしょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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