ポポンSの3つの効果に驚き!【生理不順への効き目はある?】
<監修薬剤師 cinnamon>
ポポンSってよく耳にしますが、これは総合ビタミン剤です。8種類のビタミンと2種類のミネラルが入っています。ビタミンやミネラルって身体によさそうな効果が期待できますよね。
今回はポポンSの効果や生理不順への効き目について解説していきます。
気になる所から確認してみよう
ポポンSの4つの特徴
ポポンSは、4つの特徴があります。
✅ 吸収のよいビタミンB1(ジセチアミン塩酸塩水和物)
✅ 生理活性の高い天然型ビタミンE(酢酸d−α−トコフェロール)
✅ 不足しがちなカルシウム(無水リン酸水素、沈降炭酸カルシウム)
✅ 最近重要性を指摘されるマグネシウム(炭酸マグネシウム)
ポポンSはビタミンだけではなく不足しがちなカルシウムやマグネシウムも配合されています。それぞれのビタミンが脂質やタンパク質の代謝を助け、栄養素の吸収を助けてくれます。
8種類のビタミンと2種類のミネラルを解説します。
✅ レチノールパルミチン酸エステル(ビタミンA)
→ 粘膜を元気にし生活習慣病予防
✅ ジセチアミン塩酸塩水和物(ビタミンB1)
→ 神経を健やかに保ち細胞の再生を助ける
✅ リボフラビン(ビタミンB2)
→ 細胞の新陳代謝を促し粘膜を保護
✅ ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
→ アミノ酸の代謝を促し皮膚の健康を維持
✅ ニコチン酸アミド
→ 皮膚の機能を正常に保つ
✅ アスコルビル酸(ビタミンC)
→ 肌の健康を保ちストレスに負けない身体をつくる
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✅ コレカルシフェロール(ビタミンD)
→ 骨や歯をつくるカルシウムの吸収促進
✅ 酢酸d-α-トコフェロール(ビタミンE)
→ 抗酸化作用で身体の老化を防止
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✅ 無水リン酸水素、沈降炭酸カルシウム(カルシウム)
→ 骨や歯を強く健康に保つ<ミネラル>
✅ 炭酸マグネシウム(マグネシウム)
→ 神経や筋肉の機能を健やかに保つ<ミネラル>
ポポンSはこんな人にオススメ
✅ 疲れやすい人
✅ 風邪をひきやすい人 ✅ ダイエット中の人 ✅ 偏食が多い人 ✅ 発育期の子供 ✅ 激しいスポーツをする人 ✅ 食が細くなったお年寄り |
などの人にオススメです。ポポンSは医薬品ではなく医薬部外品です。医薬品のように即効性はありませんが、緩やかに人体になんらかの改善効果をもたらしてくれるものです。
治療というよりは予防や衛生を目的につくられているので栄養補給として子供からお年寄りまで服用することができます。
ミネラル不足の人にもおすすめですが、ミネラル不足で起こる症状についてはこちらを参考にして下さい。
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ポポンSの3つの効果!生理不順の効き目について
疲労回復
肉体疲労、病中病後、胃腸障害、発熱性消耗性疾患、からくる疲労を回復してくれます。疲労回復に必要な物は休息と栄養。
食べることもしんどい時には手軽にとれる薬・サプリメントが重宝されます。
栄養補給
栄養障害、妊娠授乳期、子供の発育期、偏食児などに栄養補給が必要です。食べ物で摂取するのがよいのですが、それでは難しい場合に使います。
しかし、あくまで「補助」なので、食生活を見直し食物から摂取することを大切にしましょう。
生理不順への効き目
生理不順の原因の1つにビタミンやミネラルの栄養不足があります。ホルモンのバランスが崩れているので生理不順となりますが、ホルモンのバランスを崩す原因として偏った食生活があるのです。栄養不足が生理不順まで引き起こすのですね。
ポポンSは総合ビタミン剤としてビタミン、ミネラルが摂取できるので栄養補給に適しています。食生活を見直しつつ栄養補給をしてホルモンのバランスを整えていくことが大切ですね。
ポポンSの用法用量を紹介
用法・用量
朝食後、または夕食後なるべく30分以内に服用します。水、またはぬるま湯で飲むようにしましょう。成人(15歳以上)は1回2錠、小児(6歳〜14歳)は1回1錠、6歳未満は服用禁止です。
成人、小児共に一日1回の服用です。ポポンSは総合ビタミン剤です。他にビタミン剤等併用している場合は過剰摂取にならないように気をつけましょう。また、小児への服用は保護者が指導監督しましょう。
使用上の注意
・服用前に医師または薬剤師に相談が必要な人
✅ 医師の治療をうけている人
✅ 妊娠三ヶ月以内の妊婦、妊娠の可能性がある人、妊娠を希望する人
妊娠の兆候についてはこちらを参考にして下さい。
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・服用を中止し、医師または薬剤師に相談にいくべき症状
✅ 皮膚 :発疹、発赤、かゆみ
✅ 消化器:悪心、嘔吐、胃部不快感
✅ 一ヶ月服用しても症状がよくならない場合
✅ 生理の出血が長く続く場合
✅ 便秘、下痢、軟便がひどくなり長く続く場合
毎日忙しく、食生活が乱れがちな人にとってビタミン剤は欠かせません。しかし、ビタミン剤だけでは健康の維持はできません。消化器官を動かすことも身体にとっては大切な役割です。
基本的には生活習慣、食生活を見直しビタミン剤は補助的に使うようにしましょう。また、生理不順は栄養不足の他にもストレスや疲労も関係しています。ストレスや疲労回復は「休息」と「栄養」が必要です。
栄養補給だけでなく休息もとるようにし、それでも効果が感じられない場合は病院で医師の診察をうけましょう。
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