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右後頭部の頭痛でズキズキする原因!病気の可能性も!

<監修医師 ドクターTST>
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右後頭部に頭痛がする、そんな時どうしていますか?「頭痛はよくあることだから」と放置していませんか。

もしかしたらその頭痛、深刻な病気かもしれません。

 

頭痛の原因を知っておくと、もしもの時身を守る事が出来ます。

右後頭部が痛んだ場合の原因と考えられる病気についてまとめてみましたので、参考にご覧下さい。

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右後頭部がズキズキ痛い・・・その原因は?

右の後頭部がズキズキと痛む、そんなときに考えられる原因はいくつかあるので挙げてみます。

 

・目の疲れ

・肩こりや首のこり

・精神的・身体的なストレス

・副交感神経の異常

 

目の疲れや肩こり、首のこりは日本人の多くが日常的に抱えている症状です。

放置していると頭痛にまで発展するので要注意です。

とはいえパソコンの作業やスマートフォン、人によってはゲームなど、現在社会において精神を酷使する作業は山とあります。

 

原因そのものを完全に排除するのは難しいですので、日頃からこまめに自分の身体を労ってあげることが重要です。

 

また副交感神経とは、自律神経の一種です。自律神経は、無意識に人が身体を動かすために必要不可欠な神経です。

交感神経と副交感神経があり、副交感神経は「リラックスして休憩する」ために働く神経です。

副交感神経に異常があると身体を休めることが出来なくなり、右後頭部に頭痛を感じる原因にもなります。

 

解消方法としては、

・夜寝る直前までパソコン画面やスマホ画面を見ないようにする

・姿勢を正して肩こりや首のこりを予防する

・軽くできるストレッチ方法を身につけておく

・ストレス発散方法を見つけておく

以上が挙げられます。

 

なかなか治らない頭痛にお悩みの方は、医療機関を受診しましょう。

ただしある程度原因が分からないと受診すべき科も分かりませんので、一度自分の生活態度を振り返ってみてはいかがでしょうか。

 

ストレスが原因ならば心療内科、液晶画面の見過ぎは眼科が適しています。

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右後頭部に頭痛を感じる病気

頭痛の原因はご紹介したとおりですが、症状ごとに別の病気の可能性がありますから、頭痛を伴う病気をご紹介しておきます。

 

【偏頭痛】

若い女性によく見られ、右後頭部か左の後頭部、いずれか片方が痛むのが特徴です。

痛む場所を冷やすと効果があります。また、安静にしている事も効果があります。

 

【緊張型頭痛】

右後頭部がぎゅっと締め付けられるように痛みます。まためまいもよく感じます。

その原因は、首筋の血行の悪化です。首のこりを解消すると治りますので、ツボを押したりしっかりお風呂であたたまりましょう。

 

【後頭神経痛】

右後頭部、耳の後ろくらいに感じる頭痛です。

子供の頭痛の原因としてよく見られ、原因は精神的・身体的なストレスや細菌の感染により発症します。

ストレスや感染が原因ですので、しっかり身体の休養を取ることが回復の第一歩です。

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危険な病気の可能性も!

 

以上、簡単にできる解消法をご紹介しましたが、中には命に関わる危険な頭痛も存在します。

危険な病気の場合は頭痛以外にも症状が出ますので、参考にして下さい。

 

【脳出血】

頭痛は徐々に悪化してゆき、ろれつが回らない・手足が痺れるなどの症状が出ます。

最終的には意識がなくなります。

原因は脳内の血管が何らかの理由で破裂してしまったことにあります。高血圧の人に多く見られる症状です。

 

最近では対処法が確立してきたので治療の見込みがありますが、気付かずに放置すると手遅れになる場合がありますので、早めに病院に行きましょう。

 

【くも膜下出血】

頭痛が突然始まります。ハンマーで頭を殴られるような、今まで経験したこともない激しい頭痛を伴い、耐えきれずに意識を失う人もいます。

また吐き気と嘔吐の症状も同時に出ます。

原因は、脳内の動脈にできた脳動脈瘤の破裂です。

発症すると1/3の確率で死亡し、1/3は障害が残り、1/3が社会復帰できると言われています。

瞬間的に激しい痛みが襲ってきたら、まずは病院に行きましょう。

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【脳腫瘍】

激しい頭痛や嘔吐・視力の低下(唐突に視野がせまくなった、など)が見られます。

その原因については「遺伝かも知れない」という程度しか分かっておらず、まだまだ謎の甥病気です。

ただし高カロリーの食品ばかり食べる人・過度のストレス・喫煙者に多く症状が見られることが分かっています。

腫瘍は手術による摘出が必要になりますので、医療機関を受診する必要があります。

 

【髄膜炎・脳炎】

頭痛の他に38℃以上の発熱・嘔吐・痙攣という症状が出ます。うなじの部分が硬く感じることもあります。

日本脳炎やインフルエンザの合併症としてよく知られている病気です。

原因は細菌やウイルスによる感染、寄生虫などが挙げられます。

治療にはどの部位が感染したかによる判断が必要です。

 

【慢性硬膜化出血】

頭痛と共に呆け症状や身体の麻痺がでます。頭をぶつけたり身体に強いショックを受けた際に発症します。

 

最近では「頭痛外来」という頭痛専門の診察科が登場していますので、慢性的な頭痛にお困りの方は一度診察を受けてみてはいかがでしょうか。

内科で診察を受けても原因がハッキリしない、症状も改善しないという場合は脳神経外科もおすすめです。

 

まとめ

 

右後頭部の頭痛は、肉体や精神に負荷がかかった証拠です。

きちんと原因を把握して、早めに取り除くようにしましょう。

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中には生活習慣を変えるだけでは完治しない、命に関わる病気もあります。

頭痛以外の症状も出る場合は医療機関で受診しましょう。

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