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目が開かない!【5つの危険な病気に注意して!】

目こする 

仕事ではパソコンが必須、プライベートではスマホが必須の毎日を過ごす私たちは、日常的に目を酷使して生活しています。そのため、疲れ目は日常茶飯事で「いつものこと」とか「そのうち治る」と軽く考えてしまいがちです。

 

しかし、放っておくと「目が開かない」ということになることもあり、そうなると日常生活に支障が出てしまいます。疲れ目と思っていたら実は病気が原因だったということもあります。

今回は「目が開かない」時のその原因や係わる病気・対処法をご紹介します。疲れ目は早めに改善して「目が開かない」ことにはならないようにしょう。

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目が開かない原因

 

目やに

目やにが大量に出ることで目が開かなくなる場合があります。朝の寝起きにみられるものは新陳代謝で出た老廃物なので少量ならば心配ありません。

 

しかし、目に炎症が起こると免疫反応で戦った白血球や白血球に取り込まれたり分解された細菌やウイルスも目やにとして出てくるため、通常よりも目やにの量が多くなります。

 

また、目やにから目の状態を知ることもでき、黄色い目やにがたくさん出る場合は細菌などの感染、涙のような目やにの場合は花粉症などのアレルギー、白っぽく粘ついた目やにはウイルス感染の可能性が考えられます。

通常とは違う量や状態の目やにが見られたら早めに眼科で見てもらいましょう。

 

まぶたの腫れ・むくみ

まぶたが腫れることで目が開かなくなることがあります。まぶたが腫れる原因は、主に「ものもらい」とまぶたの血行不良です。

「ものもらい」とは、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことで学術的には麦粒腫といい、炎症が起こることでまぶたが腫れます。

 

まぶたの血行不良による腫れは目を圧迫するような体勢で寝ると起こります。これは、まぶたの皮膚が薄いためむくみやすいからです。

その他のまぶたの腫れによるトラブルについてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
まぶたがかぶれる5つの原因【治し方も徹底解説します】

 

コンタクト

コンタクトレンズは目に直接装着するので摩擦や酸素不足など様々な負担を目に与えるので眼精疲労やドライアイになりやすく、「角膜潰瘍」や「点状表層角膜症」などの病気を引き起こしやすいことが知られます。

 

角膜の異常

「角膜びらん」などの角膜異常で目が開かなくなることがあります。角膜とは黒目の部分でレンズの役割を持つ器官です。一番外側に位置する角膜上皮が部分的に剥がれた状態を「角膜びらん」といいます。

 

ストレス

心理的ストレスが原因で起こる「眼瞼痙攣」によって目が開かなくなることがあります。

 

自律神経失調症

目が開かない原因が神経内科に関する病気でも起こることがあり、自律神経失調症の症状の中にまぶたのけいれん・まぶたが重い・ドライアイ・なみだ目・目が開かないなどの症状があります。

 

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考えられる病気の可能性

 

「目が開かない」原因として考えられる病気で特に知っておいていただきたい病気を以下にご紹介します

 

眼瞼下垂

上まぶたが下がってくるために目が開きにくくなる病気です。症状として、上まぶたが下がり上方の視界が制限されます。

無意識に眉毛を上げてまぶたを開こうとするため頭痛や肩こりなどの症状を起こすこともあります。原因は加齢がほとんどですが先天性の場合もあります。

 

眼瞼痙攣

症状としては不要な瞬きが増える・目を開けることができない・まぶたが重いなどがあります。原因は不明ですがストレスや脳の神経回路の不調に関連があると考えられています。

 

まぶたがピクピクと痙攣するものと思われがちですが必ずしもそうではなく、片方の目の周りや頬・口の周りがピクピクするのは「顔面痙攣(片側顔面痙攣)」と言います。

 

角膜びらん・再発性角膜びらん

角膜上皮が部分的にとれた状態を「角膜びらん」といいます。角膜の表面を浅くすりむいた状態のことですが角膜には血管がないので出血はしません。

 

また、角膜上皮の欠損が治った後でも、その部分が接着不良を起こして角膜上皮剥離を繰り返す状態を「再発性角膜びらん」と言います。単発で起こる「角膜びらん」よりも「再発性角膜びらん」の方が危険性は高く失明の可能性もあると言われます。

角膜内皮が障害を受ける原因は、目の外傷や眼内の炎症、コンタクトレンズによる酸素不足、眼圧の急激な上昇など様々です。

 

角膜潰瘍

角膜上皮だけでなく実質にも濁ったり薄くなったりという影響が及ぶものを角膜潰瘍といいます。治った後も視力障害が残り、角膜に孔が開いてしまうと失明に至ることもまれにあります。

 

原因はコンタクトの長時間装用による酸素不足やレンズと角膜、外傷やヘルペス、細菌、真菌(カビ)、アメーバなどによる感染です。症状として、眩しさ・眼痛・流涙などがあります。

 

点状表層角膜症

角膜上皮に点状の傷がついた状態を総称して点状表層角膜症といい、角膜上皮細胞が部分的に脱落した状態です。症状として、異物感、充血、しみる、痛みなどがあります。

 

原因はコンタクトレンズの装着からくるもので、酸素不足やレンズと角膜の摩擦などがあります。

その他のコンタクトレンズ装着によるトラブルはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
コンタクトの違和感の原因はコレ!【4つの解消方法を伝授】

 

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目が開かないときの対処法

 

病院での治療

「目が開かない」ならば、まずは病院へ行って適切な治療を受けましょう。角膜炎は数ヶ月から1年かかる見込みで治療が遅れると失明の可能性もあるため早期治療が大事になります。

 

痛みや腫れ、目やになどを伴い目が開かない場合は角膜に異常がある可能性を考え、早めに医師に相談をしましょう。眼瞼下垂は手術による治療が主となります。

 

日頃からできる疲れ目予防

長時間パソコンなどの近くを見る作業はドライアイも眼精疲労も引き起こしやすくなります。「目が開かない」という事態にならないためにも日頃から意識して瞬きを多くする、適度に休憩を入れて目を休める、目薬を適宜に点すなどを行って「目が開かない」を予防しましょう。

眼精疲労の解消法法についてくわしくはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
眼精疲労の症状チェック!こうやって解消してみて!

 

温める

ショボショボした疲れ目は血行不良のサインです。熱めのお湯でしぼったタオルで目を温めましょう。やけどには注意してください。

目の周りの血管が広がり血行が良くなることで疲れ目を癒す効果的な方法です。時折行ってみてください。

 

目のストレッチ

パソコンを使うなど、1点をずっと見るような職業の方は30分に1度は休憩をとって目のストレッチをしましょう。近いところにピントを合わせ続けるので毛様体(ピント調節する部分)が疲れています。

 

眼球を動かすストレッチを行って目がスッキリさせ目の疲れを改善しましょう。方法は以下の通り。

目をギュッと閉じてパッと開ける(1回)⇒ 頭を固定して黒目を右左上下の順で動かす(2~3回)。

 

まぶたのむくみ予防

日頃からむくみやすいことでまぶたがむくむ方は、利尿作用のあるお茶などで代謝をよくしたり塩分の多い食事を控えたりすることで日常的に体のむくみを軽減することを心がけるとまぶたのむくみを予防できます。

 

また、血行不良によるまぶたのむくみは、化粧水や目元専用クリームなどによる保湿も効果的です。しっかりと保湿して目の周りを軽くマッサージすると血液の流れが良くなりむくみを解消します。

日頃から行うことで目を健全に保ちます。

目の周りのケアについてはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
目の周りが乾燥する3つの原因!【このケア方法試してみて!】

 

最後に

 

生活の中でどうしても目を酷使してしまうのであれば、日頃から目のケアを行い時には休ませながら健全な目を保ち快適な毎日を過ごしましょう。定期的に目の検診を受けることもお忘れなく。

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