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酒癖の意外な治し方!【種類別にみる原因を解説!】

<監修医師 まっちゃん>
落ち込む

酒癖の悪い人、ほんと困りますね。酔っぱらってワケのわからん話をくどくど。怒ったり泣いたり行動の記憶をなくしたり、その話もう百回聞いた! 実にはた迷惑な酒癖です。

でも実は、ちゃんとした原因とその治し方もあるんです。これからお話ししますから、ぜひ参考にしてください。

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酒癖が悪い人の特徴と原因

 

ではまず、酒癖が悪い人には、もともとどんな人が、どんないきさつで悪い酒癖を発揮するのか、その特徴と原因を挙げてみましょう。

 

飲むと人が変わりすぎる人

普段おとなしく礼儀正しい人が、アルコールが入ると酒乱になり、暴力や暴言を振り回します。典型的な悪い酒癖の人です。このタイプの人は日頃理性で、あるいは無意識にストレスをため込む傾向があります。お酒で理性がゆるむと普段の抑圧感の反動が噴出します。

 

自慢話ばかりする人

アルコールが入るといつも自慢話になる人は、一見自己顕示欲が強い人のように思えますが、実際は劣等感の強い人だったりします。自身のなさがお酒の力で裏返しになり、自慢話に変わります。本音で話せる人が相手だと、こうはならないのですがね。

 

お酒を飲めとしつこく強要する人

酔うと人にも飲ませたがるのも迷惑な酒癖です。多くはもっと仲良くしたいという気持ちの現われなのですが、時には他人への攻撃的な気持ちがあったりします。俺の酒が飲めねえのか!という決めゼリフが出たら要注意です。

 

周囲に気配りしなくなる人

迷惑度からいうとあまり害のないタイプです。マイペースで人にお酌もせず、自分だけ楽しんでしまうワガママな人です。ただ、接待や職場の懇親会など、気配りが必要な時には雰囲気を壊しかねないので困ることもありますね

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酒癖の治し方

 

酒癖が悪くなるのは、たくさん飲み過ぎるからです。理性を失わない、ほどほどの飲み方ができる方法を見つけましょう。

 

また、飲み過ぎとは酔い過ぎともいえます。同じ量を飲んでも酔いにくい飲み方を見つけます。それといっしょに飲み過ぎの原因も見つけて解消する必要があります。

 

飲み過ぎない

酒癖を治す対処法は、何といっても飲み過ぎない・酔い過ぎないことに尽きます。たくさんお酒が飲めることがエラいのではありません。

 

まず一つ目の方法は、空腹状態で飲まないことです。空腹だとアルコールの吸収量が多くなって酔いすぎます。軽くてもいいので、とにかく何か食べながら飲みましょう。

 

次は一気飲みをしないことです。一気飲みは血中アルコール濃度が急上昇して酔いすぎます。何回も繰り返すと量も増え、急性アルコール中毒を起こす大変危険な飲み方です。

 

三つめは水を飲むことです。水分を取ることでアルコール分解が進み酔いにくくなります。また蒸留酒のストレートはやめ、何かで割って濃度を下げます。

 

また、お酒(特にビール)には利尿作用があるので体の水分が不足しがちです。血流を悪くしないためにも、飲酒中はこまめに水を飲みましょう。

 

なお、お酒の前に牛乳を飲むと、胃腸に膜を作って酔いにくいというのはデマです。たくさん飲めば、アルコールを薄めることにはなるでしょう。

その他、お酒を飲む前に知っておきたい知識についてこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
アルコール性肝障害の8つの症状【治療法を分かりやすく解説】

 

ストレス解消

普段の生活や仕事でストレスが溜まらないように、ある程度は本音を出すことを心がけましょう。ストレスがたまっていなければ、飲んでもそれが噴き出すことはありません。

 

お酒で抑圧感、ストレスを解消するのは癖になって依存症になりやすいので、いい方法とはいえません

ストレスの放置は身体の不調も引き起こします。くわしくはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
ストレスが原因の病気一覧!心臓や脳にも悪影響を及ぼします!

 

飲み過ぎる理由を自覚する

自分はなぜ理性を失うまで飲んでしまうのか、その理由を自覚することが大切です。自己分析でたくさん飲んでしまう理由を把握していれば、何らかの対策が取れます

 

たとえば雰囲気で飲んでしまう人、すすめられて断れない人は、あまり飲まない人のそばに座るとか、すすめないように頼むとかの手があります。

 

また、とにかくお酒が好きで、手近にあれば時・ところを選ばず飲んでしまう人は、依存症の恐れがあります。早めに精神科か心療内科で相談しましょう。

 

お酒を変える

みなさんそれぞれ好みのお酒がありますが、悪酔いしやすいお酒もあるはずです。酒癖の悪さが出たときに飲んでいたものを思い出し、それを変えてみましょう。アルコール濃度の低いものに変えるのが基本です。

 

よく言われることで、何種類ものお酒をチャンポンにすると悪酔いするというのは迷信です。単にたくさん飲んだだけです。もっとも、同じ種類を終始飲んでいるほうが、飲んだ量が自分でわかりやすくなります。その意味ではちゃんぽんはよくないですね。

 

代謝をよくする

俗にお酒が強いといわれる人には、肝臓が強いとか抗アルコール細胞が多いなどの先天的な要因があります。普通の人が訓練しても大した成果は望めません。

 

ただ、代謝能力を上げることはできます。運動などで筋肉量を増やして基礎代謝を上げておけば、アルコールの排出能力も高くなります。筋トレが無理でも、日々ストレッチなどで体をうごかすだけでも効果はあります

 

とことん飲む

最後の手段です。これはもうアルコール依存症のレベルになります。

好きなだけ飲み続けて、何か取り返しがつかないような大失敗をすることで、酒飲みである自分を責める気持ちが生まれます。

そしてもうお酒とは縁を切ろうと心の底から決心し、精神科や心療内科で治療を受けて悪い酒癖を治そうとし始めます。

 

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性格が原因の場合の改善方法

 

酒癖が悪く酒乱と評されるような人には、遺伝とか育った環境による要素があることが多いようです。幼いころ親に虐待されたトラウマが性格に影響しているなどの、原因を突き止めることが必要です。酒乱の親からは酒乱の子ができやすいとは、よく聞く話です

 

普段はおとなしく礼儀正しい人なのに、飲むとなぜか乱れてしまう。周囲の人は、酒乱以外には何も欠点がないと評価する。こういった場合は、性格による可能性が考えられます。しかし性格を直すのはとても難しく、個人ではなかなか対処できません。

 

心療内科、精神科といった医療機関でカウンセリングを受け、催眠療法などの治療を受けることも検討してみた方がいいかもしれません。

依存体質かどうかのチェックにはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
依存体質チェックまとめ【意外な原因と治し方も徹底解説!】

 

まとめ

しるし   

酒癖が悪いのは困りもの といっても困るのは周りの人たちで、本人はせいぜい二日酔いに苦しむだけです。最終的には本人が気付くのが改善への一番の早道なので、この記事の内容を悪い酒癖の解消に役立ててください。

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