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うわ!舌が黒い!【4つの原因や病気に注意して】

<監修医師 若菜康弘>
舌 

歯磨きなどの際にふと鏡を見て、舌が黒くなっているのを見つけたら、何か悪い病気なのかとびっくりしますよね。

今回は舌が黒くなる際に考えられる原因や病気についてご紹介します。

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舌が黒い原因や対処法

 

舌が黒い原因は主に4つの原因が考えられます。

 

抗生剤の長期服用

<原因>

風邪が長引いた際に抗生剤を長く服用すると、口の中や体内に多く存在するカンジダ菌というカビの一種が増えてしまい、この細菌がヘモグロビンと結びつくことで舌が黒くなります。

 

<対処法>

抗生剤を医師と相談の上、中止または変更することで対処します。またカンジダ菌は体力や抵抗力が低下している際にも増えますので、体力を回復させることも大切です。

抵抗力はストレスでも落ちますので、なるべくストレスを溜めないように心がけましょう。カンジダ菌は検査でも分かりますので、検査を受ける事もお勧めします。

 

メラニン色素の沈着

<原因>

脳の下垂体から分泌されるホルモンの影響でメラニン色素が増えると、舌にシミのような黒い物が出来る事があります。たいていの場合は病気ではありませんが、副腎に異常がある場合にも起きるので注意が必要です。

 

<対処法>

病的と判断される場合副腎皮質ホルモン製剤等の投与や、食生活などを改善することで、症状が緩和していくか経過を観察します。

 

血腫(血豆)

<原因>

外傷(食事の際に無意識に舌を噛んだ)などにより、舌が内出血してしまい黒い粒のようになってしまう事です。口内を噛んでしまうと口内炎の原因にもなります。

口内炎によっても黒くなる場合もあります。

 

<対処法>

特に治療は行わず、自然治癒を待つ形になります。噛んだ場所は自分でもわかるかと思いますので、痛い場合には触らないようにし、噛まないように気を付けて食事を摂るように心がけることも必要です。

 

お酒やたばこ、食べ物による着色

<原因>

色の濃いお酒(ワインなど)、コーヒーや紅茶を長期で飲用すると舌が黒くなります。食べ物でも着色料の濃い飴などを食べる事で、舌が黒く着色することも考えられます。

 

よく子ども用の飴やガムなどにも色素の濃いお菓子などがありますよね。また日常的に喫煙している方などは、たばこのニコチンによって舌の粘膜や歯茎が黒くなります。

 

<対処法>

色の濃い食べ物や飲み物を控える事で自然と落ち着きますが、たばこによるものはなかなかたばこを辞めても落ち着かない事が多いです。

舌苔を取るための舌ブラシなどを使って舌を綺麗にしてあげる事も一つの方法です。

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舌が黒いとことで考えられる病気

 

舌が黒い事で身体に害がないものもありますが、中には怖い病気が潜んでいることもあります。舌が黒い事で考えられる病気をご紹介します。

 

黒毛舌(こくもうぜつ)

上記で挙げたカンジダ菌の増加によって舌が黒くなる事を「黒毛舌」といいます。

特に重大な害のある病気ではありませんが、カンジダ菌が原因なのが明らかな場合にはカンジダ菌の増加を抑える薬を服用する事もあります。

 

悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)

主に「ほくろの癌」と言われるもので、口の中にも出来ます。メラニン色素との見分けがつきにくいので、医師の診察が必要になります。

赤ちゃんから大人まで幅広い年代に起こる病気です。新生児も生まれる前からお母さんのおなかの中でほくろが出来る事もあるのです。

 

黒い斑点がまだらの様に点在し、2~3週間経ってもなくならない場合には、医療機関へ相談するようにしましょう。

舌に出来た悪性黒色腫の場合には外科手術によって、がんの部分を切除しますが、進行している場合には手術後に抗がん剤治療を行います。

 

瘀血(おけつ)

血液の循環が悪くなることで、頭痛や冷え、のぼせなどの体調不良を起こします。この状態を瘀血(おけつ)と言います。

 

その際に舌の状態が紫色っぽくなったり、黒いシミのような斑点がある事もあります。また舌の裏にある付け根から伸びる2本の静脈の線が、太く蛇行する事が見られることもあります。

 

血行が悪くなる事によってみられる症状ですが、ストレスや食生活なども原因の一部です。なるべくストレスを溜めないように心がけ規則正しい食生活を基本としましょう。

 

また漢方などを服用し、弱った身体を回復させるのも一つの方法です。

 

副腎ガン

下垂体ホルモンの影響によりメラニン色素が多く出されると、副腎の病気の可能性があるといわれています。その場合「副腎ガン」の疑いも捨てきれません。

 

副腎ガンは外科手術での治療しか、今のところ有効な治療法がありません。

舌だけでなく身体のあちこちが黒くなる事がありますので、身体の異変に気が付いたらすぐに医療機関を受診しましょう。

 

何科を受診すれば良いのか

舌の症状が出た際には「口腔外科」を受診するのが良いです。口の中の専門的な治療を行う科ですので、的確な診断が可能です。

もし分からない場合や近くに口腔外科がない場合には、一度「歯科」を受診するのも一つの方法です。歯科も歯に関する事だけでなく、口の中の状態も診てくれます。

 

いかがでしたか?舌が黒いと歯ブラシの際にびっくりしてしまうかもしれません。

痛みなどの目立つ症状がなくても、怖い病気の可能性も考えられます。

特に癌などは早期発見が重要になりますので、気になる症状が出た際には早めに医療機関を受診するようにしましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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