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くしゃみが臭い6つの原因!【この対処法を試してみて!】

<監修医師 田中 恵文>
鼻 

くしゃみをした瞬間「なんだか臭いな?」と感じ、実は原因が自分だったと気付いたときのショックといったらないですよね。

 

そこで今回は、くしゃみが臭い原因とその対処法を解説します。きちんと原因を知ることで、対処方法が分かるようになりますよ。

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くしゃみが臭い原因

なぜくしゃみが臭いのか、考えられる原因を解説します。

 

乾燥

口腔内が乾燥するということは、唾液の分泌が少ない状態を指します。

 

唾液が少ないと、口臭を発生させる物質が増殖してしまいます。また口臭の元になる物質は、普段は唾液に流されてしまいますが唾液の分泌が少ないとそのまま口内に残り、くしゃみをした拍子に悪臭を感じてしまいます

 

「朝起きてくしゃみしたら臭い」という人は、睡眠中に唾液の分泌が少なく口腔内が乾燥してしまったことが原因です。

 

膿栓

くしゃみをした拍子に、白い塊や黄色い塊のようなものが口からこぼれたことはありませんか?強烈な臭いをはなつこの物体は「膿栓」といい、くしゃみが臭い原因となります。別名「臭い玉」ともいい、扁桃から分泌されます。

 

扁桃は喉の奥にあり、免疫を司る重要な器官です。扁桃の表面は凸凹しているため、食べ物のカスや口腔内で撃退された細菌の死骸や役目を終えた白血球の残骸が溜まりやすくなります。

 

細菌

口腔内にはたくさんの細菌が住んでいます。喉の奥、舌の上、歯、そして歯を支える歯茎などそれぞれに異なる細菌が住んでいます。

 

当然唾液には細菌が混ざることとなり、くしゃみをして口の外に細菌が飛び出すことで臭いを感じるようになるのです。口の中を完全に無菌にすることは出来ませんので、細菌を口腔内から追い出すのは難しいです。

 

ただし細菌の臭いは、水分が少なくなった際により強くにおう性質があります。つまり唾液が極端に減少していなければ、細菌が混ざっていてもくしゃみはそこまで臭くはなりません

 

舌苔

舌苔とは舌に溜まる汚れを指します。

 

ある程度はできても食べ物と一緒に飲み込んでしまうため気になりませんが、量が多すぎると口臭の原因となり、くしゃみした拍子に臭いを感じることもあります

 

極度の緊張

重要な会議や発表会の直前、ストレスに晒されている際など喉の奥がからからになるほどの緊張感を味わったことはありませんか?

 

これは心理的な比喩ではなく、緊張状態に晒されることで交感神経が刺激され、唾液分泌機能が低下するせいです。唾液が出ない分、粘液性の唾液が分泌され、口の中がねばねばとしてしまいます。

 

この状態でくしゃみをすると、臭いくしゃみが出てしまいます。リラックス状態になると交感神経の働きが静まるので、この状態は解消されます

 

病気

病気が原因となりくしゃみが臭く感じる場合があります

 

他にどんな症例が出るのか、特徴について解説しますので、くしゃみが臭い以外に思い当たる節がないかチェックしてみて下さい。

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考えられる病気の可能性

 

臭いくしゃみが出る可能性のある病気について解説します。

 

蓄膿症

蓄膿症(副鼻腔炎)とは、副鼻腔という鼻の粘膜に細菌が感染し、炎症を引き起こす病気です。

 

炎症を引き起こすと、鼻から喉に向かって細菌混じりの鼻水が流れ落ちます。そのためくしゃみをすると細菌のせいで臭いにおいを感じてしまいます。

 

蓄膿症を発症した場合は、くしゃみが臭い他にも「黄色の鼻水が出る」「頭痛がひどい」といった症状が出ます。早めに耳鼻咽頭科を受診しましょう。

 

鼻炎

アレルギー性鼻炎とは、鼻づまりやくしゃみ、透明でサラサラした鼻水が出るといった鼻の症状に加え、目の痒みといった症状も出る病気を指します。

 

原因は体のアレルギー反応で、花粉やダニ、ハウスダストなど多岐にわたります。特に花粉に対する症状をまとめて「花粉症」と呼ぶこともあります。

 

蓄膿症(副鼻腔炎)と似ていますが、目の症状が出るのは鼻炎だけですので見分けることが出来ます。ただしアレルギー性鼻炎の症状が出ても長年放置していると、蓄膿症を発症することもあるので注意が必要です

 

鼻詰まりを起こしてアレルギー物質が混ざった鼻水が喉を通過してしまうと口臭の原因となり、くしゃみが臭くなることがあります。

 

臭鼻症

臭鼻症(しゅうびしょう)とは、鼻の中が乾燥したり鼻炎が原因となって鼻の中から嫌な臭いがする病気です。

 

鼻と喉の奥が繋がっているために、鼻の中で発生した発酵臭のようなくさい臭いが口の中に流れ込み、くしゃみと共に外に出てしまうこともあります。

 

風邪が原因となることもありますが、生活習慣が乱れホルモンバランスが崩れることで鼻の中に異臭が発生してしまうこともあります

 

歯周病

歯周病とは、歯にまとわりついた歯垢内で細菌が繁殖し、歯肉に炎症を引き起こす感染症を指します。症状が進行すると歯を支えている骨そのものを溶かしてしまい、歯自体を失ってしまうことになります。

 

歯垢は放置しているとやがて「歯石」に変化し、普通の歯磨きでは除去できないほど頑固なものに変わります。

 

歯周病になると歯に細菌が繁殖することになるので口臭の原因となり、くしゃみをすると臭く感じてしまいます

 

ウェゲナー病

正式名称ウェゲナー肉芽腫とは、難病指定を受けているまれな病気で、「気道(鼻など)、耳、目、肺に出来る肉芽腫」「血管の炎症」「腎臓の炎症」の全てで症状が引き起こされます。場合によっては腎臓の症状が出ない「限局型ウェゲナー病」もあります。

 

原因はまだハッキリとは分かっておらず、発症した患者のうち80%が「耳鼻科関係の疾患」を初期症状として感じているとしており、やがて発熱や肺や腎臓の異変を感じるようになります。

 

鼻の症状として鼻詰まりや悪臭を放つ鼻水などがあり、これらが喉の奥に流れ込むことで口臭の原因となり、くしゃみが臭くなることがあります。

 

他に耳の症状として難聴、目の症状として物が二重に見える、声の症状として嗄声などが複合的に現れます。

 

今のところ、治療方法は症状に合わせた免疫抑制薬の投与ですが、副作用も大きく症状が治まった後も長い間の医師の観察が必要になります。

 

悪性腫瘍

十二指腸がんや胃がん、食道癌など、消化器官にできた悪性腫瘍が原因でくしゃみが臭くなることがあります。

 

悪性腫瘍が出来ると臓器は本来の働きが阻害され、内部がただれた状態になります。そのため機能不全による不快な臭いがくしゃみやげっぷの形を取り体の外に漏れることになります。

 

また喉頭ガンなど、声を発する器官に非常に近い位置に出来るガンによっても、くしゃみが臭く感じることがあります。咽頭がんを発症すると嗄声(しわがれ声)になってしまうという特徴があるため、異変に気付きやすいです。

 

しかし殆どのガンは初期段階で自覚症状が少ない病気です。

 

そのため全身に転移する前に悪性腫瘍を切除することが生存率を上げるポイントですが、多くの人は食欲不振や体重の低下、体の痛みを「気のせい」と考え医療機関の受診を後回しにしてしまい、処置が遅れてしまうことが多いです

 

定期的な健康診断を受けていればもっと早く兆候が見つかりますので、定期的に健康診断を受ける習慣を身につけた方がいいでしょう。

 

潰瘍

潰瘍(かいよう)とは、粘膜の一部が傷つき剥離したりただれる症状を指します。胃潰瘍や十二指腸潰瘍などが挙げられます。これらの潰瘍を発症すると、酸っぱい臭いのくしゃみがでる場合があります。

 

またくしゃみ以外にも頻繁なげっぷ、吐血や下血、空腹時に腹痛を感じると言ったさまざまな症状が現れます。原因はストレスや薬の服用による副作用、ピロリ菌の感染などです。

 

これらの原因により胃酸過多になると胃や十二指腸の粘膜を傷つけてしまい、胃酸由来の酸っぱいくしゃみがでることがあります

 

咽頭炎・食道炎・胃炎などの炎症

これらの炎症は原因に拘わらず、口臭がくさくなります。そして口臭が臭くなることでくしゃみも悪臭を放つようになります。

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くしゃみが臭い時の対処法

 

くしゃみが臭い場合、原因が病気であればまずは病気の治療を行います。病気以外の理由であれば、以下の対処法で改善することが出来ますので参考にして下さい。

 

歯磨き

くしゃみが臭く感じるのは、口腔内の環境に左右されることが多いです。まずはきちんと歯磨きを行い、口腔内の清潔を守りましょう。

 

口臭の原因となる細菌や舌苔、膿栓は食べ物の残りカスが絶好のエサであり、原因です。口腔内に食べ物のカスが残らないように掃除することで、口臭を未然に防ぐことも出来ます。

 

うがい・鼻呼吸

膿栓が気になる場合は、こまめにうがいを行うと良いでしょう。膿栓は扁桃の凸凹としたくぼみに不要な物が溜まってしまうことで出来るものです。

 

こまめにうがいを行うと、くぼみに不要な物が溜まってしまうことを防ぐことが出来ます。また口呼吸ではなく鼻呼吸を意識すると、膿栓が出来にくくなります。

 

舌苔をとる

舌専用の舌ブラシを活用して舌苔を除去することが出来ます。ただしやりすぎると口腔内を傷つけてしまい、感染症の原因となることもあります

 

あくまで優しく、適宜行うようにしましょう。

 

膿栓をとる

扁桃にできた膿栓がうがいでも除去できない場合は、直接膿栓をとるという解決策もあります。ただし自分で綿棒などを使って喉の奥をいじると思わぬ事故のもとになります

 

自力でなんとかしようとせずに、まずは耳鼻科で相談しましょう。

 

歯茎のマッサージ

歯周病を予防するためには、歯茎のマッサージが有効です。また定期的に歯科医院に通うことも、歯の健康のためには有効で口臭対策にもなります

 

口腔内の乾燥対策を行う

唾液が減少すると口臭の原因となるばかりではなく、感染症に対する守りが薄くなります。唾液を促す対策改善方法をご紹介します。

 

✅ ガムを噛む

ガムを噛むと唾液の分泌が促される上、ガムそのものに口臭予防の効果があります。さらにガムを噛みつつマスクをすると乾燥対策はバッチリです。

 

✅ 唾液腺マッサージ

上の歯列奥にある耳下腺(じかせん)に指先をあて、10回ほど円を描くようにして刺激を与えます。次に顎の骨の内側にある顎下腺(がっかせん)に指先を当て、下から上に突き上げるようにして10回刺激します。

 

最後に舌の付け根と顎の先の内側にある舌下腺(ぜっかせん)を親指の腹で10回押し上げます。これで唾液腺をマッサージできます。

 

✅ リラックスする

緊張状態にある場合やストレスを感じた際は、リラックスして交感神経のはたらきを鎮静化させると唾液の分泌を促すことが出来ます。まずは深呼吸を行い、自律神経の乱れを整えるようにしましょう。

 

くしゃみが臭い原因とその対処法について解説しました。

 

神経質になりすぎるのはよくありませんが、病気が原因でない限りくしゃみの臭さは歯磨きやうがいといった普段の衛生管理で改善できます

 

まずは、自分に出来る事から始めてみましょう。それでも改善されない場合は耳鼻科で診察を受けた方が安心できます。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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