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くも膜下出血の後遺症で記憶障害が!その他の怖い後遺症とは!

<監修医師 ドクターTST>
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くも膜下出血は日本人の死因に多い恐ろしい病気ですが、発症しても一命を取り留める場合もあります。

しかし、脳内の血管が破裂する病気なので記憶障害など脳の機能の一部に影響がある後遺症が多いです。

 

では具体的にはどんな後遺症が残されるのでしょうか。

くも膜下出血の後遺症について調べてみました。

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くも膜下出血の症状

 

まず脳は非常に複雑な器官です。

身体を動かす、意志や記憶を司るなど重要な機能が集中した非常にデリケートな器官。

 

そのため頭蓋骨の下には脳を守るために張り巡らされた三層の幕(硬膜、くも膜、柔膜)があります。

ちょうど中間に位置するのがくも膜です。

 

このくも膜と脳の間には動脈が走っています。

そして動脈で多くはそこに出来た小さな瘤が破裂することでくも膜下出血が起こされるのです。

症状としては、

 

・今まで経験したことのない激しい頭痛

→頭痛を訴えた後意識を失う人がいたとしたら、まず、くも膜下出血を疑っていいでしょう

 

・吐き気

→頭痛と共に現れる症状です

【関連記事】
寝すぎて頭痛いし吐き気がする!原因や治し方を3分で解説!

 

・めまい

→意識を失ったり朦朧としたり、人によって程度は様々です

 

以上が挙げられます。

時間の経過と共に症状は悪化するばかりですが、予兆に思い当たる節があればすぐにでも医療機関を受診しましょう。

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くも膜下出血の後遺症で記憶障害がおこる理由

 

 

脳に関わる病気と言うことで手術後は後遺症の一つとして、記憶障害を心配される方も多いのではないでしょうか。

確かに記憶障害はくも膜下出血の手術後に見られる症状の一つです。

 

しかしくも膜下出血が直接的な原因となり引き起こされるわけではありません。

手術後に一時的に脳に血液が供給されなかったことが一番の原因です。

なぜ血液が供給されなかったのかというと、血管が収縮する脳血管攣縮とよばれる現象が起こったためです。

血管が収縮すると、血液が流れにくくなります。

 

血管が収縮するこの状態のことを血管攣縮(けっかんれんしゅく)と呼びます。

 

とはいえ脳血管攣縮から脳梗塞を起こさなければ、この記憶障害は一時的なものです。

2~3週間あれば元通りになります。

 

記憶が曖昧だと本人も周りの人間も焦ってしまいがちですが、慌てて刺激を与えると悪化することもあります。

少々じれったいかも知れませんが、「そのうち元に戻る」と気楽に構えておきましょう。思い悩みすぎないことが重要です。

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くも膜下出血の後遺症で起こる後遺症

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記憶障害以外にも様々な後遺症が残る可能性があります。

その他のくも膜下出血の後遺症をご紹介します。

 

運動障害

脳の血管が破裂して損傷された脳(運動野や神経路)の反対側、つまり右脳で破裂が起きた場合は左半身が、左脳で破裂が起きた場合は右半身が麻痺します。

 

麻痺した方の半身の影響で、

✓ 歩行が困難になる

✓ 食事を摂りづらくなる

✓ 字が書けない(聞き手側に麻痺が現れた場合)

といった実生活への影響が現れます。

 

症状の度合いは個人差があり、リハビリにより、ある程度回復する人もいれば、車いすの使用を余儀なくされる人もいます。

 

また半身だけではなく喉の筋肉に麻痺が現れる場合もあります。この場合、

✓ 嚥下障害(ものをうまく飲み込めなくなる)

✓ 食べ物・飲み物または唾液が気管支や肺に入る 

といった症状が出ます。嚥下障害は眠っているうちに自分の唾液で肺を傷つける可能性もあります。

結果として肺炎を併発しやすく、呼吸も困難になります。

 

言語障害

運動障害により発声も難しくなりますが、言語を司る左脳でくも膜下出血が起きた場合、言語障害が残る可能性があります。

言語障害にも様々な症状が存在し、

 

「読む」能力の障害

失語症

 

「書く」能力の障害

失語症

 

「話す」能力の障害

運動性失語あるいは運動障害性構音障害

運動性失語の場合は相手の話を理解できても自分の話をすることができません。

失調性構音障害は、話すために必要な筋肉が麻痺している状態ですので、読んだり書いたり聞いたりする能力は損なわれていません。

 

「聞く」能力の障害

感覚性失語

話すことはできても相手の話を理解できません。

つまり会話が成り立たなくなります。

 

ただし言語障害はリハビリテーションにより改善する場合も多いです。

障害に応じたリハビリテーションに取り組みましょう。

 

視野狭窄

視界が狭くなったり、視野の一部が欠損する視野に関する障害が残ることがあります。

目そのものに異常があるのではなく、「見る」という情報を処理する脳の能力の一部が、くも膜下出血により影響を受けたことが原因です。

 

空間認識能力の低下

空間認識能力とは、そこにあるものを立体的に捉える能力のことです。

 

空間の奥行きを把握できないと、ものをとったりかわしたり、地図を読み取ることができなくなります。

空間認識は視覚や聴覚を活用して総合的に行われる脳の働きで、右脳が司る機能だと言われています。

 

右脳でくも膜下出血が起きると、空間認識能力が低下する恐れがあります。

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くも膜下出血は脳で引き起こされるものであり、脳のどの位置で血管が破裂したかにより後遺症の種類は変わってきます。

また症状の程度も人それぞれで、リハビリテーションによって社会復帰が可能なまでに回復する人もいるようです。

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