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暖房で頭痛と吐き気がする!対処法を確認してみて

<監修医師 ドクターTST>
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これからの寒い時期、エアコンやヒーター暖房は必需品です。

しかし、暖房をつけてぽかぽかした部屋にいると、なぜか頭痛や吐き気など体調が悪くなる方もいるのではないでしょうか?

 

この症状、実は悪化するともっと重症になる危険性があります。

冬になると起こる体調不良の原因と対処法について知っておきましょう。

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エアコンの暖房で頭痛と吐き気がする!その原因とは!

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乾燥により、気道や皮膚から水分が蒸散する

室内は屋外に比べて約20%以上乾燥しています。

乾燥している部屋では、水分が皮膚や粘膜、呼吸から知らず知らずのうちに失われていきます。

 

そのため気密性が上がると、外の空気の出入りが少なくなり、その外気から加湿する機会が減ってしまいます。

暖房の部屋にいると体調不良を起こしやすくなるのは、この為だったんですね。

 

隠れ脱水

上記であったように、冬は知らず知らずのうちに水分を蒸発しています。

しかし、冬は夏に比べて水分補給の回数が少ないです。

 

このことに気が付かないでいると、体内の水分量が減り、ドロドロの血液になります。

このドロドロの血液が頭痛や吐き気を引き起こしているのです。

 

脱水症状によって、体の水分量が減っていると血液の量も減少します。

血液の量が減少すると、血流も悪くなります。このような血流不足の状態が頭痛を引き起こします。

 

また、水分と一緒に「電解質」も減少しています。この電解質は体を健康な状態に保つバランサーの役割を持っています。

この電解質が乱れてしまうと様々な症状を引き起こします。

 

例えば消化液といって消化を助ける作用のある体液も減少します。

そうなると、消化器官にも悪影響を及ぼします。それが吐き気や胃のムカムカ感につながるのです。

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暖房で頭痛や吐き気が起きた時の対処法!

 

水分補給

脱水症状をその場ですぐ治すのは難しいです。

ですから、まずはこまめな水分補給・加湿を行い、脱水症状を予防するのが好ましく一番の対処法です。

 

しかし、症状が起きてしまったら、まずは水分を補給しましょう。

その時の飲物はスポーツドリンクが好ましいです。これなら、失われた水分と電解質が一度に補給できます。

 

コーヒーや紅茶、お茶はおすすめできません。これらの中に含まれているポリフェノールが利尿作用を含んでいるからです。

ただでさえ、体内の水分が少ない状況により水分を出そうとする効果が働いてしまっては、ますます症状も悪化してしまいます。

 

また、一度にたくさん飲むのではなく、1時間で200~400mlの水分補給をこまめにとるのが良いとされています。

脱水症状で消化器官が弱っているので、徐々に補給するのは、体に負担がかかりにくく回復も早いそうです。

 

症状を予防するための水分補給のタイミングがあります。

それは夜寝る前と朝起きたときです。寝ている間も不感蒸泄はありますが、やはり冬場は気が付きにくいです。

 

また、食事と食事の間に1~2回摂取するのも良いです。

のどが乾いたら水分補給ではなく、定期的に水分を摂取する習慣が冬の脱水症状に必要です。

【関連記事】
経口補水液とは?作り方と飲み方を徹底解説!

 

外の空気を吸う

長時間暖房のついた部屋にいた場合は、一度外の空気を吸いましょう

 

外気に触れることによって部屋の湿度も増えますし、新鮮な空気も取り込めます。

冬場の湿度の目安は50~60%です。湿度を管理することで、乾燥による過度な水分蒸発を避けることができます。

【関連記事】
眠いし頭痛い!3つの原因や解消法をチェック!

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まとめ

 

ただの頭痛・吐き気も実は「隠れ脱水症」という病気が潜んでいました。

脱水症は放置しておくと、しびれや動悸が起き、最悪死に至るとても怖い病気です。

いちど症状を起こしてしまうと、回復まで時間がかかります。

 

そして脱水症の危険性は夏の次に冬が多いそうです。この症状は年中気を付ける必要がありますね。

 

また、脱水症状を引き起こす原因に暖房が関係していました。暖房と脱水の関係は冬ならではです。

暖房と症状の関係性を理解して、このような症状を起こさないためにもこまめな水分補給を行い、快適な冬の生活を送りましょう。

 

冬は暖房で頭が痛くなることも多いですが、ついつい寝すぎたり、お酒を飲み過ぎたりで頭が痛くなることってありませんか?

原因と解消法を以下の記事で解説しているので良かったら読んでみて下さい。

【関連記事】
何度が適温?暖房の温度設定は健康に配慮して!

暖房で喉が痛い!8つの対処法で楽になろう!

 

快適さを保つためのエアコンですが使い方次第では体調不良を起こしてしまうので注意が必要ですね。

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