Sponsored Link

アナトー色素の毒性で脳に障害が!?【危険性や妊婦への影響について解説】

<監修医師  WASHIO>
3

近年、「食の安全」について取り上げられる機会が増えてきました。しかしながら普段口にしている食品は本当に安全なのでしょうか?

 

産地も重要ですが、「原材料に何が使われているか」を知ることはとても重要な事だと思います。そこで食品添加物の一つ「アナトー色素」について紹介します。

スポンサーリンク
 

アナトー色素とは?

 

アナトー色素とはベニノキの種子から抽出される色素で、油脂・溶剤・水・アルカリ溶剤によって抽出され黄色~赤色の食品用、化粧品用として用いられます。カロテノイド系色素のビキシン、ノビルキシンを主成分とし、天然の着色料として食品添加物指定されています。

 

食品用は「添加物のアナトー色素」と「アルカリ加水分解した指定添加物の水溶性アナトー色素」の2種類に分けられます

 

ベニノキは中南米原産でアマゾン川流域や西インド諸島で主に栽培されています。種子はサフランの代用品として香辛料や着色料に使われたり、原住民の間ではボディペイントに使われたりしています。葉と種子は民間薬やロープ用の繊維などに使われます。

スポンサーリンク

脳への障害はあるの?アナトー色素の毒性・危険性

 

天然由来の着色料?

天然の抽出物は大量生産が困難な上に、不純物が多く安定した製品を作るためには別の添加物を加える必要があります。そのため天然抽出物に合成化合物が添加されている場合があり、化学処理を行ったものとそうでないのの表記が同じであるため見分けがつかないのが現状です。

 

またアナトー色素はベニノキから採れる天然由来の抽出物の一つですが、「突然原質」や「染色体異常」、「遺伝毒性」、などの疑いを持つなど安全性には疑問がもたれています。また合成化合物を添加することによって発がん性リスクが高くなるといわれています。

 

動物実験では急性毒性は認められず比較的安全と言われていますが、少しでも不安点があるのであればなるべく摂取は控えたいものです。

 

栽培地の汚染

ベニノキの栽培地が環境汚染が深刻で、特に水銀汚染されているためベニノキから抽出されるアナトー色素にも水銀が含まれている可能性があります。

 

過去にはアナトー色素から水銀が検出されたこともありました。水銀は脂溶性の毒物で脳に蓄積して神経細胞に関する酵素の働きを強く妨害することが分かっています。

 

*アナトー色素の危険性*

✅ 突然原質の疑いがある

✅ 染色体異常の疑いがある

✅ 発がん性リスク高まる

✅ 水銀による神経細胞の障害の疑いがある

✅ 遺伝毒性の疑いがある

スポンサーリンク

妊婦への影響を確認しておこう!

 

水銀の影響は?

天然由来で安全と思われがちなアナトー色素ですが、妊娠中に摂取すると母体や胎児にどのような影響を及ぼすのでしょうか?起こりうる影響を紹介します。

 

✅ 発がん性が疑われる

✅ 水銀を摂取してしまう可能性がある

✅ 胎児の神経発達の遅延がみられる可能性がある

 

天然由来の成分は先に述べたように安定した製品を大量に作ることが難しいため、別の添加物を加えることになります。そのため発がんリスクが高まることもあります。

 

またベニノキの生産地が水銀汚染されているため、アナトー色素を摂取することによって水銀を体内に摂りこんでしまうかもしれません。水銀はマグロなどの魚類に多く含まれているため妊娠中の摂取を控えるように言われています。

 

せっかく魚などを食べないように気を付けているのに、日常良く食べている食品から水銀を摂取している可能性もあるので注意が必要になります。

 

アナトー色素自体から受ける影響は?

アナトー色素は神経細胞に関係している細胞の働きを悪くする作用があります。そのため胎児の神経発達に遅延や障害が出る可能性があります。

 

アナトー色素が含まれている食品は多く、特に日常的に食卓に上がるようなものが多いため母体や胎児の影響を考えるのであればなるべく摂取しないように工夫しましょう。加工食品や冷凍食品はとても便利で、忙しい現代社会では全く添加物を取らないというのは難しいかと思います。

 

でも妊娠中は胎児の健康を第一に考え、できる限り添加物を摂らない工夫をしたいものです。

 

胎児の時から食育は始まっているといわれています。妊娠をきっかけに色々な食品の手作りに挑戦してみるのもいいかもしれません。難しそうなハムなども意外と簡単にできたりします。

 

妊娠時に気になる塩分や脂肪分なども手作りであれば控えめにして優しい味付けにすることができます。また何よりも安心安全というメリットがあります。

スポンサーリンク

アナトー色素の含まれている食品はコレ!

 

アナトー色素は黄色や橙色に着色するために使われ、抽出方法はプロピレンクリコールやヘキサン、アセトンなどの溶剤を使って抽出したり、高温の油脂またはアルカリ性の水溶液で抽出します。

 

また赤い色を出す場合はノビルキシンをアルカリ塩で化学合成した水溶性アナトー色素が用いられます。オレンジ色や黄色、赤い色には「美味しそう」・「甘そう」・「栄養がありそう」などの印象を持たせて、食欲を刺激する効果があります。

 

天然着色料の中にも、黄色~オレンジ色系の色素は多く幅広い食品に使用されています。代表的なものでは、ウコン色素・クチナシ黄色素・アナトー色素・パプリカ色素、などがあります。

 

*アナトー色素が含まれる食品*

✅ ハム・ソーセージ・ウインナー・ベーコンなどの加工食肉(特に赤い色のウインナーは要注意!)

✅ チーズ・マーガリンなどの乳製品

✅ タレ類

✅ 水産加工物(カニやエビなどの赤い色)

✅ 冷凍食品(コロッケなど)

✅ クッキー・ビスケットなど

✅ 菓子パン・調理パンなど

✅ アイスクリーム・氷菓子など

✅ 持ち帰り弁当

✅ ふりかけ

✅ キャンディなど

 

特にカニやエビなどの鮮やかな赤い色で彩りを良くするために、水産加工品にはアナトー色素がたくさん使用されています。

 

また意外なところではチーズやマーガリンなどの乳製品を黄色に色付けするためにもアナトー色素が使われています。ざっと見ただけでも日常よく食卓に上がるものばかりなので、食品を買う時には含有する成分にも十分注意しなければなりませんね。

 

また注意すべき点として、アナトー色素は他にも様々な表記の仕方があるので紹介します。

 

*アナトー色素が含まれている成分の表記*

✅ アナトー色素

✅ カロチノイド色素

✅ カロテノイド色素

✅ カロテノイド色素のいずれか

✅ 着色料 (カロテノイド または カロチノイド)

 

*天然カロテノイドの中には、βカロテンのように動物の体内でビタミンAの合成原料になるものもあります。

 

水溶性アナトー色素と表記されていれば化学合成されていると分かるのですが、いずれの場合も上記のような表記のため天然抽出物なのか化学合成物なのかの区別は難しくなります。

 

また着色料の中には安全性が疑われているものも多く、色付きの駄菓子(清涼飲料水・キャンディーなど)に多く使われているタールや石油を原料とした合成着色料は危険性が指摘されています。

 

なかには天然着色料と言われているものが原因で喘息やアレルギー症状を引き起こす場合もあります。

 

もともと食品には様々な自然の色があり、食欲増進や食生活を豊かにするなどの効果を持っています。しかし自然本来の色は長期にわたって維持することが難しいため、加工過程で色調を調整するために人為的に着色料を加えます。

 

日本人は古くからの食生活の影響で色彩の派手な食品よりも、より自然に近い色彩を好む傾向にあるといわれています。クチナシの黄色、紅花の赤、ヨモギの緑などを食品に用いてきた経験もあって、天然由来の着色料も幅広く使用されています。

 

しかし鮮魚介類・食肉・野菜などの生鮮食品に着色料を使用することは、消費者の品質や鮮度に対する判断を誤らせてしまう恐れがあることから禁止されています。

 

毎日食べるものだからこそ食品を購入する時には産地や鮮度だけではなく、「何を使って加工しているか?」という部分にも注意していくことが重要になります。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
   

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ