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アンメルツヨコヨコの効果がスゴい【6つの副作用に要注意!】

<監修薬剤師 BlueP>
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アンメルツヨコヨコとは、いかにも小林製薬らしいアイデアとネーミングですね。手軽で使いやすく、しかも効果もきっちりあるから超ロングセラー商品になったのでしょう。

今回はごく当たり前に身近にあるアンメルツヨコヨコの効果や副作用について、徹底解説します。

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アンメルツヨコヨコを知ろう

 

アンメルツヨコヨコは、1966年に小林製薬が発売した肩こり・筋肉痛薬アンメルツが前身です。それ以前の肩こり薬は貼り薬でしたが、かっこ悪いと女性に不評だったことから開発されました。

薬液を筆で塗るタイプは以前からありましたが、容器上部につけた新開発のラバーキャップから塗れるアイデアと、テレビCMに乗って大ヒット商品になりました。

 

1974年には塗り口を横向きにして塗りやすくした、アンメルツヨコヨコが発売されました。カーブした塗り口で腰や背中にも塗りやすくなり、さらにヒット商品となりました。

この後も新成分を配合するなど改良を続け、多くのバリエーションが生まれました。

2013年にアンメルツゴールドEXグリグリの発売を機に、他の主要製品のデザイン、ロゴも変更と統一されました。発売50年を迎えるにあたり、背中や肩甲骨周辺にも塗りやすい首長のロングボトルを出すなど、さらに進化を続けます。

 

医薬品分類上は第3類医薬品で、薬剤師や登録販売者の情報提供義務はないため、市販薬として薬局、ドラッグストア、一部コンビニなどでも広く販売されています

 

同じ形の容器を使ったアンメルシンは、有効成分がインドメタシンとメントールだけで、強い鎮痛効果をねらったものです。作用が強く使用制限もあることから、第2類医薬品に指定され、アンメルツとは一線を引いた存在です。

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アンメルツヨコヨコの成分

 

ノナン酸バニリルアミド

合成カプサイシンで、ノニル酸ワニリルアミドとも表記されます。カプサイシンはトウガラシの成分で、皮膚刺激薬として神経痛、筋肉痛の鎮痛に使われてきました。

同様の作用を持つノナン酸バニリルアミドは、温感湿布薬の主原料として使われています。

 

皮膚の刺激による血行促進作用もあり、血管を拡張させて血流を増やし、皮膚の表面温度を1~2度上げるといわれます。

アンメルツシリーズにはレディーナ以外すべてに血行促進成分として使われています。刺激感が強く、皮膚が敏感な人は赤みが出る場合があります。

 

l-メントール

ハッカ臭と冷感が特徴のアルコールの一種です。皮膚刺激作用、血管拡張作用が医薬品として使われます。弱い炎症や痛みの緩和、かゆみ止め、筋肉痛・ねんざの症状緩和の目的で使われます。

また漢方薬として胃腸症状、風邪、頭痛緩和に使われます。

 

また清涼感から菓子類、口中清涼剤、健康食品、歯磨きなどの幅広い使いみちがあります。

なお冷感は実際に温度を下げるわけではなく、メントールが低温を感じるタンパク質にふれて反応しただけです。アンメルツシリーズすべてに鎮痛成分として含まれます。

 

dl-カンフル

局所刺激、血行の改善、消炎、鎮痛、鎮痒などの作用があり 筋肉痛や捻挫、しもやけ、虫刺されなどの症状緩和に使われます。

メントールと同じく冷感作用があり、局所麻酔のように働くので痛み止め、かゆみ止め、湿布薬にはよく使われます。

においが強く、無臭性が看板のニューアンメルツヨコヨコ、ニューアンメルツゲルには含まれません。

 

クロルフェニラミンマレイン酸塩

抗ヒスタミン剤と呼ばれる成分でアレルギーを抑えますクシャミや鼻水、じんま疹やかゆみなどの症状を緩和します。

総合感冒薬(かぜ薬)、鎮咳去たん薬、鼻炎用内服薬、口腔内殺菌トローチ、鼻炎用点鼻薬、点眼薬、その他外用薬に使われます、

アンメルツシリーズでは抗炎症作用が利用されます。肩こり、筋肉痛の炎症をしずめます。アンメルツゲル、NEO、NEOゲル以外の製品に含まれています。

 

チモール

ハーブとして知られるタイム(タチジャコウソウ)に含まれる成分で、特有の香気があります。原料からの抽出の他、合成もされます。防腐、殺菌効果があり、歯磨き、軟こう、石鹸に使われます。

殺菌剤として外用鎮痛剤、洗口液にもよく使われますが、アンメルツではオリジナルのアンメルツヨコヨコだけに使われています

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アンメルツヨコヨコの12の効果

 

肩のこり、筋肉痛、筋肉のはれ

肩こりや筋肉痛の緩和は、アンメルツのそもそもの効果です。50年後の今も変わりなく効果を発揮します。

アンメルツの看板的な成分のノナン酸バニリルアミドが血液の流れをよくして患部を温めます。こり固まった筋肉がほぐれて、痛みも軽くなります。

また筋肉痛とともに起こる筋肉のはれにも効果を現わします。消炎鎮痛効果を持つカンフルやマレイン酸の働きで、筋肉のはれも収まって行きます。

 

神経痛、腰痛

筋肉だけではなく、そのほかの痛みにも効果を発揮します。確かな実績がある鎮痛成分サリチル酸をはじめとする多くの鎮痛成分が効果を発揮します。繰り返し起こる神経痛や腰痛の痛みにも、その都度手軽に使えます。

2016年には鎮痛成分をジクロフェナクナトリウムに変えて、より高い鎮痛・消炎効果が期待できるアンメルツNEOが発売されました。

NEOには通常タイプの他背中全体に塗れるロングタイプと、さすりながら塗り込めるゲルタイプもあります。これにより鎮痛効果が高まると共に、使い便利の良さも加わりました。

 

打撲、捻挫

アンメルツヨコヨコは鎮痛だけではなく、組織の損傷を伴う打撲や捻挫にも効果が望めます。複数の鎮痛成分で痛みを緩和し、ノナン酸バニリルアミドの血行促進作用で損傷部分の回復を促します。

 

腱鞘炎、肘の痛み

2010年発売のアンメルツゴールドEXは、伝統的な鎮痛成分サリチル酸に変えて新しくフェルビナクを加えました。抗炎症作用が強く、痛みへの効果の強化を図りました。

筋肉痛に加えて腱鞘炎やテニス肘などの炎症を伴う強い痛みにも対応できます。

 

リウマチ

リウマチは免疫機能の異常から関節が破壊される病気です。主な症状に関節の炎症、強い痛みがあります。アンメルツの消炎鎮痛効果がリウマチによる関節の痛みを緩和します。

ただ、対応できるのは時々痛む程度の軽度なうちに限ります。

 

しもやけ

しもやけは低温により血管収縮、血行不良が起こり、皮膚や皮下組織の活動が低下して、かゆみや炎症の症状が出ます。アンメルツの血行促進消炎作用はしもやけにはぴったりの働きをします。

進行して潰瘍になったときは、使うと悪化するので要注意です。

 

頭痛

頭痛にはいくつか種類がありますが、アンメルツが効くのは緊張型頭痛と呼ばれる頭痛です

緊張性頭痛は肩、首の筋肉が硬くなることで起こります。首筋に凝った感じがあり頭の両側が締め付けられる痛みがあります。

首筋などに塗ると血行促進成分のノナン酸バニリルアミドが血流を改善してこりをほぐし、頭痛を和らげます。刺激が強いので日焼けや入浴前に塗ると激痛が起こります。

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アンメルツヨコヨコの副作用や注意点

 

副作用

アンメルツヨコヨコによって起こる可能性がある副作用は、発疹・発赤、かゆみ、はれ、痛み、熱感、ヒリヒリ感などがあります。大部分は薬物に対する人体の反応として現れるもので、特に重大なものではありません。

異常を感じたら使用をやめ、それでも収まらない場合は受診してください。熱感、ヒリヒリ管は成分のノナン酸バニリルアミドによるもので、副作用というよりも、作用した結果が効果とともに現れたものです、

 

禁止事項・注意点

目の周囲、粘膜には使用禁止です。刺激が強すぎて障害が起こります。同じ理由で湿疹、かぶれ、傷口にも使わないでください。

鎮痛成分としてフェルビナク、ジクロフェナクを使っているアンメルツゴールドEX、NEOシリーズは、次のような人に対しては何らかの悪影響が起こる可能性があります。使う場合は医師、薬剤師に相談の上使用してください。

(1) 本剤または本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人

(2) ぜんそくを起こしたことがある人

(3) 妊婦または妊娠していると思われる人

(4) 15才未満の小児

 

アンメルツと妊娠について

妊娠中の人が外用の消炎鎮痛剤を使うのは、成分によって制限される場合があります。アンメルツヨコヨコのような第3類医薬品にはそのような制限はありません。安心して使ってください。

ちなみに使ってはいけないものとしては、フェイタスZ、ジクロテクト、ボルタレンACなど第1類医薬品に指定されているものです。

成分のインドメタシン、ボルタレンが強力な血管収縮作用を持ち、子宮収縮や胎児の心停止を誘発する恐れがあるためです。

第2類に指定されているものは、使用前に医師・薬剤師に相談、確認の上使用してください。インドメタシンやボルタレンが少量含まれているためです。

アンメルツと同じヨコヨコ容器のアンメルシンがこれに当たります。パスEX、バンテリンハップ、アンメルシンサロンパスEXなども第2類指定です。

 

まとめ

しるし   

あまりにも有名で身近な存在のアンメルツですが、発売されてもう50年も経つんですね。改良と進化を繰り返しているうちにバリエーションも増え、意外と大所帯なシリーズに成長していました。

 

たぶん今後も身近でお世話になることでしょう。でもちょっと気を付けた方がいいこともあります。周囲に妊婦さん、喘息もちの人、子供がいたら、この記事を思い出して注意してあげてください。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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