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カラギーナンとは?【原料や安全性を分かりやすく解説します】

<監修医師  WASHIO>
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アイスクリーム、水産練り製品(ちくわ等)、プリン、ドレッシング、化粧水や乳液。これらには共通点があるのですが分かりますか?これらの製品に含まれる添加物「カラギーン」です。

食品から化粧品まで幅広く使われているカラギーンについて、原料やその安全性を解説します。

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カラギーナンとは?

 

まずは、カラギーナンについて解説しましょう。カラーギンは紅藻類から抽出される天然の多糖類で水溶性の食物繊維です。多くの国で食品添加物として取り扱っています。

中国では紀元前600年頃から使用しておりアイルランド地方では西暦400年ころから食用として利用しています。国内で工場等で生産されるようになったのは1930年代頃から使用されるようになりました。

 

カラギーナンのタイプ

カルギーナンのタイプとしては次に上げる3パターンがあります。

1. κ(カッパ)

硬く強いゲルを作る。

2. ι(イオタ)

軟らかいゲルを作る。

3. λ(ラムダ)

水ではゲル化しないが、たんぱく質と合わせた時に軟らかいゲルを作り乳製品の安定剤等に使用されます。

※ゲルとは液体から凝固状況をいいます。

 

カラギーナンの用途

✅ デザート・アイスクリーム・乳製品・ソース等

分離を防ぐ作用があり安定剤(増粘安定剤)として利用

口当たりが滑らかになります。

✅ 歯磨き粉、シャンプー、化粧水、乳液等

保湿効果があり安定剤として利用

✅ 泡消化器

泡の強化剤として利用。

✅ 靴磨きクリーム

増粘剤として利用。皮革の保湿にも役立ちます。

 

カラギーナンの特徴

✅ 他のゲル状のものよりも(寒天等)透明感が高く、きれいな光沢があります

✅ プルプルとした独特の口当たり (寒天・ゼリーの間のような感じ)

✅ 無味無臭で他の素材の味を邪魔をしません

✅ たんぱく質を含むもの(牛乳等)に加えてもゼリー状に固まる

✅ 冷凍してもカラギーナンの成分の変化はない

✅ カロリーが低くダイエットにもむいている

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カラギーナンの原料

 

原材料

紅藻類の海藻類のスギノリ・ツノマタ・オキツノリ等を精製してつくります。精製された後は目視では白色から薄茶色をした粉末です。

又、原料となる海藻によってそれぞれの特徴があります。その特徴によって使用目的に合う様々なカラギーナンが作られています。

 

カラギーナンの安全性

 

では、添加物として使用されるカラギーナンの安全性はどうなのでしょうか?

 

危険が疑われる病例

何事にも、過剰摂取はよくありません。動物実験によるカラギーナンのの過剰摂取の病例が挙げられています。

✅ 胃潰瘍

✅ 胃潰瘍性大腸炎

 

しかし、現状過剰摂取になるほどの量は通常の食生活では取る事はできません。

動物実験(モルモット等のげっ歯類)によるデータとは人体に対して不可能な大量投与による実験を行っており、データー状はこのような病状を引き起こすとされています。

ですが、サルにはそのような影響は見られずカラギーナンのもつ特性はげっ歯類に悪影響を及ぼしているが人体には問題がないと言われています。

 

「発がん性」があるの?

これも、先ほどと同じです。動物実験による結果で胃潰瘍を発症しそこから発がん性があると言われているようです。

これはモルモット等のげっ歯類特有の腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)によるものです。※腸内細菌叢とは・・腸内細菌の集まり

 

摂取しても大丈夫?

先にも書いていますが、胃潰瘍等の症例はあくまでも動物実験によるものです。しかも人体には摂取不可能な量を摂取しての実験結果です。

「絶対に食べてはいけません」というものではないと思います。ですが、中にはやはり気になる方はらっしゃいますよね。それは自己判断にお任せするという事になりますね

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まとめ

しるし   

今回は添加物のカラギーナンについて解説いたしました。

最後に簡単にまとめてみます。

◎カラギーナンとは食べ物や化粧品など幅広く利用されている。

✅ 食べ物などにトロミを加える増粘剤(ぞうねんざい)

✅ 液体を分離しないように防止をすり安定剤

✅ 液体を固めるゲル化剤

※食品に使用した場合に食感がなめらかになるというメリットがあります。

 

◎原材料は紅藻類の海藻

◎安全性に関しては動物実験では胃潰瘍・発がん性があるとも言われている

◎食品中に含まれているカラギーナンの量であればおそらく問題はない

 

いかがでしょうか?不安を持たれた方、気を付けようかな。と思われた方様々な感想を持たれたと思います。実際、食品等の原材料名には「カラギーナン」という名前では記載されてはいません。

多くが「増粘安定剤」「安定剤」「強化剤」「増粘剤」「ゲル化剤」※「清澄剤(せいちょうざい)」等の表記になっています。

不安な内容もありましたが、何事も過剰摂取にならないようにご飲食頂く事が一番だと思います。

※清澄剤(せいちょうざい)とは濁りの元となる蛋白質を除去し清澄させる効果がある

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