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ノルマルヘキサンとは?【毒素や抽出物質を分かりやすく解説!】

<監修医師  WASHIO>
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「ノルマルヘキサン」という名前を耳にしたことがありますか?初めて耳にする方も多いと思います。食品添加物の※生成時に使われる事もあるものです。

今日はこのノルマルヘキサンの毒性や抽出物質について解説いたします。

※生成⇒物がその状態を変化させて他の物になる事をいいます。

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ノルマルヘキサンとは?

 

どのような物質か

ノルマルヘキサンは石油系の溶剤です。主にガソリンに多く含まれています。

✅ 色・・・・無色透明

✅ 臭い・・・灯油のような臭い

✅ 食品衛生法に適合し条件付きで使用が認められています

※食品に対し最終的ノルマルヘキサンが残留しないよう義務づけされています。

 

何に使用するものか

食品を始めてとして多種にわたり利用されています。例えば油脂の洗浄や抽出をする際にも用いられます。

 大豆の脱脂加工

✅ 添加物の生成時

※油(安価なサラダ油など)の生成時使われています。これは原料となるものから「油の成分」を抽出する為に使用されます。

 

ちなみに、ノルマルヘキサンを用いて生成した油は酸化が早くなると言われています。

 

米ぬかから米油の抽出時にも使用されています。一般の用途ではブレーキクリーナーやパーツクリーナーの名称でこのノルマルヘキサンを主成分とするスプレーが売られています。

 

これは、自動車等のメンテナンス、部材の油脂汚れを落とす為に使用されています。

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ノルマルヘキサン抽出物質

 

ノルマルヘキサン抽出物質とはどのようなものでしょうか。通常、水中に含まれる油分等を表す指標として使われますがその条件として

 

✅ サンプルにノルマルヘキサンを混ぜた後にサンプルからノルマルヘキサンにより抽出される

✅ 80度位でノルマルヘキサンを揮発させた時に不揮発となる。

 

抽出・・物や要素を抜き出すことをいいます。

揮発・・液体が気体になることをいいます。

 

抽出物質にはどのようなものがあるか

✅ 油分では

鉱油類

→ 石炭などの地下資源由来の炭化水素化合物をいいます。もしくは、不純物を含んだ混合物

動物性油脂類

→ バターやラードなどの動物由来の油脂(動物の体内に多く含まれる油)

 

✅ その他

界面活性剤(かいめんかっせいざい)

→ 水になじむ部分ど油になじむ部分の性質を持つ物質

石鹸

アルコール

アミン類

有機化合物の一種

農薬

染料

フェノール類

これらの物が「抽出物質」となります。

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ノルマルヘキサンの毒性

 

ノルマルヘキサンは様々な用途で使われていますが「毒性」等人体に対しての健康障害等があるのか。についての説明をします。

 

また食品等に使用される場合は苛性ソーダを使用するため食品への残留はないと言われていますが、「害」がある場合どのような症状がでるのかも一緒に説明しましょう。

 

表れる可能性のある障害

✅ 末梢神経障害 → 手足のしびれなどが表れます

✅ 中推神経からの伝達障害 → 多くの症例ではないのですが、ラットへの実験等で表れたデータがあります

 

人体への障害

ノルマルヘキサンには急性毒性があり以下の症状が表れる事があります。

 

✅ 多発性神経炎

→ 全身の末梢神経に同時に障害があらわれ多数の末梢神経に機能不全が見られるようになります。感覚・筋力(手足などから始まり次第に体幹に症状がでてきます)

 

✅ 肝機能障害

→ また、急性中毒症状として大量(500ppm以上)のノルマルヘキサンにさらされた場合、以下のような症状が表れる事があります。

 

✅ 頭痛

✅ 軽度の麻酔作用

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まとめ

しるし   

最後に、ノルマルヘキサンについてまとめてみました。

 

✅ ノルマルヘキサンとは石油系の溶剤で無色透明・灯油のような臭い

✅ 食品衛生法に適合し条件付きで使用が認められている

✅ 食品の溶剤やクリーナーの主成分として使用している

✅ ノルマルヘキサンの抽出成物質として食品から洗剤類まで幅広くある

✅ 人体への有害として神経系の障害が認められる

✅ 大量にノルマヘキサンにさらされた際には急性中毒症状がみられる

 

「ノルマルヘキサン」という言葉はなかなか一般の生活の中では表れない単語ですよね。

 

しかし、私たちの生活の中にはいろいろな形でこのノルマルヘキサンが使用されていたのです。いまではあまり家庭で使用する方も少ないと思いますが「ベンジン」(染み抜き等で使いますね他にも機械の油の汚れ落とし、油性マジックも落ちます)にもこのノルマルヘキサンが成分として入っています。

 

取り扱いには注意が必要ですのでお気を付けください。

 

食品添加物にも使用されている「ノルマルヘキサン」どう思われたでしょうか?

普段から、添加物に気を配っている方には「注意すべき」ものが増えたかもしれませんね。しかし、条件付きとはいえ食品衛生法では認められているものです。

 

商品等を選ばれる時はじっくりとご思案くださいね。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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