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パジェット病の3つの症状!かゆみに要注意!

<監修医師 Dr.masa>
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パジェット病という病気を聞いたことがありますか?この病気は、かゆみを伴う皮膚のがんの一種です。

 

皮膚がんと言っても、ホクロのような見た目の症状ではないため、湿疹など他の皮膚の病気と混同されやすく、治療が遅れてしまうことがあります。

 

ここではパジェット病を見分けるポイントとなる3つの症状と治療法についてご紹介します。

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パジェット病とは?

 

 

パジェット病とは、皮膚にできるがんの一種です。ページェット病とも呼ばれます。

パジェット病が発症する場所により、乳房パジェット病と乳房外パジェット病に分けられます。

 

乳房パジェット病

乳房パジェット病とは、その名の通り乳房にできるパジェット病です。

これは、乳がんの特殊な種類とも考えられます。乳がん全体の1%程度がパジェット病と言われています。

 

乳頭の近くの乳管上皮からパジェット細胞が発生、

それが乳管内を突き進んで乳頭まで達し、乳頭表面の皮膚にまで入り込んだものがパジェット病です。

 

50代の女性に最も多いとされていますが、若い方でも発症することがあります。

乳がんでも、しこりができない場合が多く、乳首が炎症し皮膚が剥がれるなどの状態になります。

【関連記事】
右胸に痛いしこりがあるのは乳がん?何科を受診すべき?

 

乳房外パジェット病

乳房外パジェット病は、皮膚の表皮の中にパジェット細胞が発生し、それが広がっていったものです。

日本では60歳以上の男性に多く見られます。特に症状がよく見られる部位は外陰部で、その他に肛門のまわり、脇の下、へそなどにもできます。

 

パジェット細胞は、以前はアポクリン腺と呼ばれる汗線の細胞に由来するという説が有力でしたが、現在では、別の表皮細胞に由来するという説もあります。

 

混同に注意!骨パジェット病とベーチェット病

紛らわしいのですが、同じような名前の付いた病気が他にもあります。症状や発生場所が異なるので注意してください。

 

骨パジェット病は、骨の代謝異常による病気で、骨や関節に痛みが出ます。

ベーチェット病は、口の粘膜や外陰部の潰瘍、皮膚症状、目症状を主な症状とする原因不明の病気です。これらの病気とは混同しないように注意してください。

 

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パジェット病の症状!かゆみに注意!

 

パジェット病の厄介なところは、皮膚の病気と混同されやすいことです。

ここでは、3つの特徴的な症状をご紹介します。

 

 

かゆみを伴う境界のはっきりした湿疹

パジェット病の色症状はかゆみを伴う湿疹です。ですが人によっては、湿疹にならず、ただかゆいだけの人もいます。

 

湿疹のような症状ですが、特徴は境界が比較的はっきりと見える、赤い斑点ができることです。

場合によっては、ところどころ白く抜けたり薄茶色に見えるところもあります。

 

じくじくする、ただれる

パジェット病が進むと、病変部位がじくじくして汁が出てきたり、皮膚がはがれ、ただれたりします(びらんと言います)。

 

乳房パジェット病の場合、乳頭が変形して乳輪が不明瞭になり、乳頭全体がただれで覆われます。

 

かさぶたができる

パジェット病や他の皮膚がんの特徴として、かさぶたができることが知られています。

特に出血しているわけではないのにかさぶたができたら要注意です。

 

湿疹の治療が効かない

パジェット病はがんの一種です。病気の原因が外部や体内の刺激に対する皮膚細胞の応答ではないので、湿疹などの薬が効きません。

 

軟膏薬を塗っていていつまでも治らないな、と思ったら、もう一度皮膚科に行き、詳しく検査してもらうことをお勧めします。

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パジェット病の治療方法

 

パジェット病はがんですが、皮膚炎との判別が見た目だけでは判断しづらいため、生体検査をしてがん細胞の有無を調べます。

 

パジェット病は比較的転移しづらいがんですが、念のためリンパ節への転移も確認します。

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外科治療

パジェット病の基本的な治療は、手術をして病変部位を取り除くことです。

実際に病気になっている部分より少し広い範囲を切除し、がん組織が残らないようにします。

 

また、切除した部分には皮膚を移植して、再建手術も行われます。

 

レーザー治療

レーザー光線に反応しやすい性質を持つ物質を注入し、がん細胞に取り込ませます。

そのあと、レーザー光線を当ててがん細胞にダメージを与え、がんを小さくする方法です。

 

比較的新しい手法で、手術が困難な部分への効果が期待できます。

 

放射線治療

X線を体外から照射して、がん細胞にダメージを与える治療法です。

 

パジェット病ではあまり用いられませんが、手術後に補完的に行われる場合や、手術が不可能な場合にこの方法が用いられます。

 

化学療法

抗がん剤による治療法です。

抗がん剤によるパジェット病の治療はまだ確立された方法がなく、抗がん剤の副作用は人によって差があるため、効果と副作用のバランスを見ながら実施されることが多いようです。

 

もし、皮膚のかゆみがいつまでも続く、何回も繰り返し発症するなどの場合はパジェット病の可能性が高いです。

パジェット病は比較的転移しづらいがんですが、早期治療が望ましいのは言うまでもありません。

 

乳房や外陰部などに発症するため恥ずかしがって病院に行かない方もいるそうですが、がんの場合進行させてしまうとがん細胞が転移し、身体中が蝕まれてしまいます。

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心配な方は1人で抱え込まずに、ぜひ専門の医師に相談をしてみてください。

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