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人間ドックの費用ガイド!【補助金のことを知らないと損するかも】

<監修医師 田中 恵文>
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健康は気を遣っていてもいつの間にか害することがあるものです。

「毎年健康診断を受けているのに病気が進行していたことに気付かなかった」と言う人もいますので、やはり人間ドックは重要です。

 

そこで今回は人間ドックの費用や補助金について解説していきます。

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人間ドックの費用について

 

まずは人間ドックのスタンダードな費用について解説します。

 

人間ドックとはどんな検査?

人間ドックとは、そもそもどんな意味で使用される単語かご存じですか?

 

人間ドックとは短期入院で精密検査を実行し、早期の疾患発見や健康指導を受けることを指します。健康診断と似ていますが、健康診断よりはより詳細に検査を行うことが違いです。

 

通常の健康診断は身体測定・血圧・視力検査・触診・聴力・胸部レントゲン・尿検査(蛋白のみ)・血糖・血球・肝機能・脂質代謝を検査します。

人間ドックはこれらの検査項目に加え、眼底・眼圧・呼吸機能(睡眠時無呼吸など)・腎臓全般の細密検査・膵臓・便潜血・内視鏡・透視検査(X線検査)が行われます。

 

ところで医療に関わる費用は「自由診療」「保険診療」に分けられます。自由診療は全額自己負担、保険診療は一部保険適用可能という違いがあります。

 

人間ドックは自由診療に分類されるため、「費用が高い」と感じる人も多いです。しかし発見が遅れ治療が後手に回ってしまい高価な治療費を支払うハメに陥ることを考えると決して割高とは言えません。

 

またどのような方法で人間ドックを受けるかによっても費用は異なります。どのような違いがあるのか、以下で解説します。

 

日帰りの人間ドック費用の相場

日帰りで人間ドックを受診する場合、大体3~6万の間が相場です。基本的なコースだと5万円を越えない程度ですが、オプションで基本メニューにない検査を加えるとその分だけ費用が増えます。

 

オプションを追加しすぎると、1泊2日の人間ドック費用よりも高価になる場合もありますので、オプションの選び方には注意が必要です。

 

2日間の人間ドック費用の相場

2日間に渡り泊まり込みなしで人間ドックを利用する場合の費用の相場は、約5万~7万円前後です。費用が高い分、様々な疾患の可能性を調べることができます。そのため早期に重大疾患の治療を開始することが出来ます。

 

通常、人間ドックは医療費控除がききません。しかし重大な疾患の治療については医療費控除の対象となり、場合によってはこの人間ドックも治療の一部と見なされ医療費控除を受けることができる場合があります。

 

1泊2日の人間ドック費用の相場

1泊2日の泊まり込みで人間ドックを利用する場合の費用の相場は、約6万~です。内容によっては20万円ほどかかる場合もあります。

 

豪華な食事が用意されていたり、値段に応じた様々なサービスを受けられることから、「旅行のついでに」健康診断感覚で利用する人が多いです。

 

また泊まりがけで検査を行うので時間にゆとりがあり、のんびりとした気持ちで検査を受けることが出来ます。バタバタと慌ただしく検査を受けるのが嫌な人にはオススメです。

 

3日以上

宿泊無しで病院に通院しながら人間ドックにかかる場合は10万円以上、宿泊する場合は15万円以上から、高級なプランになるとなんと200万円ほどかかるコースも存在します。

 

芸能人がスキャンダルから身を隠すためによく利用される医療機関の個室が話題になることがありますが、高級なプランになると病院内のベッドに宿泊するのではなく、近隣のホテルの最上級クラスの部屋に宿泊することもあります。

 

日頃忙しくなかなか休めない人が、リラックスがてら身体のメンテナンスを行うために人間ドックも利用するというケースに使用されます。

 

脳ドック

その名の通り、脳機能に特化した検査を行う人間ドックです。相場は3万~で、検査項目によっては5万円ほどかかる場合もあります。

脳梗塞や脳の疾患を起こす恐れのある動脈硬化といった生活習慣病に関連する検査も、同時に行います。

 

心臓ドック

心臓機能を重点的に検査するための人間ドックで、相場は3万円前後です。

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人間ドックのオプション費用

 

人間ドックは通常メニューに気になる特定疾患の検査を組み合わせて自分好みにカスタマイズすることも可能です。

自分が気になる特定の病気の有無について調べることが出来るので、「私の親戚には肺がんや乳がんが多いのでがんは特に気になる」という人にはおすすめの制度です。

 

具体的にはいくらくらいの追加費用が発生するのか、相場を解説します。

 

各種がん

腫瘍マーカーによりがんがあるかどうかの検査を行います。

がんが体内に発生すると血液中の値が高くなりますが、完全に原因ががんとは言いきれないため、異常な値が出た場合はさらに精密検査が必要になります。

 

がん1点につき2千~のオプション費用となります。

つまり「胃がんの有無だけ知りたい」場合は2千円ほど、「子宮頸がんと胃がんについて知りたい」という場合は4千円ほどかかることになります。

 

心臓

心電図は通常の健康診断・人間ドックメニューに含まれていますが、検査は一瞬なので不具合がたまたま表面化しない瞬間に検査を行うと異常が発見できません。

そのため運動後など心臓に負荷をかけた状態で心電図をとることがオプションで可能です。

 

オプションで追加できる心臓の検査としては「マスター負荷試験」・「エルゴメーター心電図」・「トレッドミル心電図」・「ホルター心電図」 が挙げられます。費用は1万円前後です。

 

HCV抗体検査

HCV抗体(C型肝炎ウイルス)に感染しているのか、または肝臓障害(肝硬変や肝臓がんなど)の有無について検査します。費用は2千円前後が相場です。

 

超音波検査

超音波検査はCTやレントゲンとは異なり放射線を用いず人体内部を確認する方法なので、被爆が心配な方にはもってこいの方法です。

腹部に対して行う超音波検査は人間ドックの通常メニューに含まれていることが多いですが、婦人科・前立腺・甲状腺といった腹部以外のパーツになるとオプション費用が発生することがあります。

 

また頸動脈にエコーをあてて、前身の血管の状態を調べることも出来ます。費用は部位により異なりますが、5千円~8千円の間です。

 

MRI

MRIは磁力によって人体内部の様子を知る検査方法です。主に脳に関わる病気の検査に対して使用されます。脳ドックにかかった際に使用されることが多いです。

専用の造影剤を使用するため、オプションとして追加するとなると3万~ほどかかるため高価になります。

 

脳に関する病気が心配で人間ドックを受ける際は、あらかじめ基本メニューにMRIが含まれるコースを選んだ方が安上がりです。

 

CT検査

肺がんや内臓脂肪の検査をオプションで行う際はCT検査が必要になります。費用は2万円前後とMRIよりは安いですが、それでも人間ドックの中では高額な分類に入ります。

 

骨密度測定

更年期に発症しがちな骨粗鬆症をオプションで測定することも出来ます。4千円前後の費用がかかります。

 

ヘリコバクターピロリ菌抗体検査

胃腸などの消化器官に害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌があるかどうかの検査です。3千円前後の追加費用が発生します。

 

血液検査

健康診断でも人間ドックでも血液検査の項目がありますが、どれくらい詳細に調べるのかは天と地ほどに異なります。人間ドックの費用が高くなればなるほどチェックできる項目は多くなります。

 

また血液組成だけではなく、アレルギーの有無についても血液検査で確認することが出来ます

アレルギーに関する血液検査は項目ごとに別途必要です。項目とは食べ物の他にスギ花粉、ダニ、ハウスダストと細かく分類され1点につき2千円前後かかります。

 

ですのでアレルギーの疑いがある場合は、ある程度アレルギー候補を絞った上で検査した方がいいでしょう。

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補助金制度をご存知ですか?

 

実は人間ドックに適用できる補助金制度があるため、活用すると全額負担しなくてもいいのです。いったいどのような補助金制度があるのか解説します。

 

国民健康保険

全国健康保険協会、通称「協会けんぽ」が運営する保険です。人間ドックは協会けんぽの保険も適用範囲外ですが、生活習慣病予防検診には補助費が出ます

 

そのため医療機関によっては生活習慣病予防検診にオプションで様々な検査を追加することで、人間ドック代わりに活用することが出来ます。

補助費が活用できるかどうかは、医療機関に問い合わせて確認する必要があります。

 

社会保険

会社勤めの人ならほとんどの方が社会保険に加入しています。社会保険下では年に一回の健康診断が保険費で賄われます。

ただし人間ドックは自由診療なので通常は保険適用外です。

 

ただし社会保険の種類によっては、年齢に応じて、人間ドックの費用の助成金が発生することがあります

対象となる年齢については、社会保険に加入している人に直接通知がありますので郵便物をきちんと確認しましょう。

 

生命保険

保険会社によっては、人間ドックの費用の一部負担といった特約がついてくることがあります。まずは加入している生命保険の備考欄をよく見てみましょう。

 

人間ドックの費用を安く抑えるコツ

まずは自分がどの保険に加入しているかを確認した上、加入している保険の人間ドックに関する特約事項を確認しましょう。

各種保険は疾患に対する保険金を大量に支払うよりは、人間ドック費用を助成することで大きな疾患を防ぐというスタンスなので、各自定期的な検査を奨励しています。

 

そのため人間ドックや特定疾患の検査補助に力を入れています。これらの助成システムを使いこなすと、30%ほどのコスト削減が出来ます。

 

またお住まいの地方自治体や病院独自の割引サービスが存在します。お住まいの地方公共団体がどのような保険サービスを行っているのか、行政に問い合わせてみるといいでしょう。

 

人間ドックの費用ガイドをお伝えしました。様々なプランがあるので、自分に合ったコースを設定し、各種保険を駆使することが重要です。

 

プランを絞ると費用の節約になりますので普段から自分の身体の調子に気を付けどのような不安があるのか自分で管理できるようにしておきましょう。

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