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人間関係リセット癖は危険な病気?【深層心理と克服するために必要なこと】

<監修臨床心理士 鈴木崇弘>
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急にSNSのアカウントを消してしまいたくなるという人は、意外と多いのではないでしょうか。携帯電話の番号やメールアドレスなどを変えた時、変更したことを連絡しなくてもいいんじゃないか、なんて思ってしまったことはありませんか?

 

これらの現象、実は危険な病気の兆候なのかもしれません。今日は、人間関係のリセット癖にはどのような病気の可能性が潜んでいるのか、解説していきたいと思います。

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人間関係リセット癖は危険な病気?

 

人間関係リセット症候群

今まで築き上げてきた人間関係を、急にバッサリと断ち切りたくなる。そんな思いに駆られたことはありませんか

 

まるでゲームをリセットするかのように、簡単に人間関係をリセットしてしまうことから「人間関係リセット症候群」なんて名前すら付いています。

 

具体的な症状

「私のことを探さないでください」なんて置手紙はさすがに大げさかもしれませんが、以前は人間関係を断ち切るというと、誰にも伝えずに引っ越してしまうというものが一般的でした。

 

新しい土地や環境で一からやり直すという、少し大掛かりになるものだったので、この症候群を抱える人は少なかったのではないでしょうか。

 

しかし近年では、インターネットの普及により、様々なコミュニケーション手段が生まれました。

 

その結果、電話番号やメールアドレスを変更しても教えない、SNSのアカウントを消したり作り直したりするなど、簡単に人間関係をリセットすることが出来るようになってしまったのです。

 

現代では、人間関係リセット症候群を抱えている人は増加傾向にあると言えるでしょう。

 

ここが危険!

「人間関係リセット症候群」なんていう名前が付いていますが、これは正式な病気ではありません。しかし、中には精神性の疾患が絡んでいることもあるため注意が必要です。

 

例えば「発達障害」で見られるのは、自閉的な性格やコミュニケ―ション障害など。発達障害を抱えているため、人間関係に上手くいかず、リセット癖が付いているという場合もあります。

 

発達障害は、遺伝による先天的なものもありますが、ストレスなどによる後天的なものもあります。現代では40人に1人がその傾向を持っているとも言われているため、私たちにとって身近な疾患と言えるでしょう。

 

ほかには、相手への態度が急に変わってしまう「境界性人格障害」という精神疾患もあります。

 

さらに、通信手段だけでなく、学校の部活や趣味のサークル、アルバイトなどを急に辞めてしまうという人も要注意です。これらを繰り返していると、将来的に、仕事の付き合いなどの避けられない場面に遭遇した時ですら、逃げてしまう癖がついてしまうかもしれません。

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人間関係をリセットしたい深層心理はコレ!

 

性格

人間関係リセット症候群にかかりやすい性格というものがあります。

✅ 空気が読めて気遣いができる

✅ 相手の気持ちを優先しがち

✅ 表面上は誰とでも仲良くできる

✅ 本当の自分を出すことができない

✅ 嫌われることを恐れる

✅ 相手の嫌なところが目についてしまう

✅ 完璧主義・理想が高い

どうでしょうか。実際には上記のどれか一つが原因というわけではなく、様々なことが重なってストレスとなっていることが考えられます。

 

人間関係疲れ

人間関係リセット症候群になりやすい人は、言い換えれば、人間関係に疲れやすい体質の人なのかもしれません。

 

特に、SNSではそれが顕著なのではないでしょうか。LINEでは、メッセージを読むと既読が付きますよね。「読んだからには早く返信しなきゃ」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。

 

既読スルーなんていう言葉もできて、返信をしないことが悪いようなイメージで浸透してしまっていることも一つの要因と言えるでしょう。

 

ほかにも、SNSで繋がっている人のコメントには反応しなくてはいけない、自分のコメントは不快に思われていないか、などと色々なことを考えてしまってはいませんか?これらは顔が見えないだけに、人間関係を築いていく過程で、余計に神経を使いますよね。

 

本来はプライベートで気軽に楽しむものであるはずのSNSが、逆にストレスとなり、人間関係を疲れさせる原因になっているのではないでしょうか。

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リセット癖を克服するために必要な4つのこと

 

人間関係リセット症候群に陥ってしまったら、まずはリセット癖を直すことから始めましょう。そのためには、思考を少し変えてみる必要があります。

 

その手助けになるようなメソッドをいくつかご紹介するので、参考にしてみてください。

 

自分を認める

対面でのコミュニケーションも、ネットなどを介してのコミュニケーションも、つい相手の評価を気にしてしまいがち。しかし、相手がどう思っているかではなく、まずは自分のことを自分で評価してみましょう

 

自分の長所や短所はきちんと理解していますか?一度、自分のことを客観的に見てみると、どのようにコミュニケーションを取ったら良いのかが分かるかもしれません、

 

相手への評価を考える

どうしても、自分がどう思われているかということに目が行きがちですが、逆に自分が相手のことをどう思っているのかに目を向けてみましょう

 

どのような返事をしたら相手が喜んでくれるのか、相手の良い所はどこだろうかと、プラスになるような点に注目して考えていると、意外と自分への評価で悩まなくなるかもしれません。

 

人間観察が趣味という人もいますが、そのように自分の周りの人のことを見てみると、解決の糸口が見つかるかもしれませんね。

 

少し距離を置いてみる

もしかしたら、その悩みは人間関係への倦怠期かもしれません。どうしても人間関係に疲れた時、バッサリと断絶してしまうのではなく、少し距離を置いてみるということも有効です。

 

例えば、学校や職場での休憩時間。無理に会話を広げようとするのではなく、たまには一人で本を読んでみてはいかがでしょう。哲学者の名言集なんかには、人間関係への的確な言葉もたくさん載っているのでオススメです。

 

空いた時間で、やってみたかったことにチャレンジしてみるのも良いですね。自分の時間を作ることで心に余裕ができ、マンネリ化した人間関係を修復できるかもしれません。

 

苦手な人とは無理に付き合わない

人間は個性豊かな生き物です。その中には自分と合う人、合わない人がいて当然。合わない人とまで無理に付き合っていると、多くの負荷がかかってしまいます

 

人間関係リセット症候群に陥りやすい人は、誰とでも仲良くしようと頑張ってしまいがち。少しぐらい自己中心的に考えてみても良いのではないでしょうか。もちろん、相手を傷つけるようなことをしてはいけませんよ。

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人間関係の断捨離は?

 

よく「人間関係の断捨離をしよう」なんてキャッチフレーズを耳にします。自分の苦手な人とまで無理に付き合う必要はありませんが、度を越した断捨離は良くありませんよね。

 

要らないものを捨てる断捨離ですが、モノと人間とでは大きく違います。人間関係には、必ず感情を持った「相手」がいます。

 

相手と縁を切る前に、今一度、相手の気持ちになって考えてみてください。自分のことを拒否されるということは、思っているよりも悲しいことですよね。

 

また、断ち切ってしまった人間関係を元に戻すのは、とても大変なこと。新しく人間関係を作り直すにしても同じです。

 

人間関係に疲れてしまう前に、自分が少しでも楽になるような環境を作れるように工夫してみてください。

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