自分に自信が持てない理由や原因を徹底解説【病気の可能性もある】
何か行動する際に、全てにおいて「自信がある」という方は少ないかもしれません。では、自分に自信が持てない理由が原因は何なのでしょうか。
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自分に自信が持てない原因は幼少期にあり?
自分に自信が持てない理由にはいくつか考えられる事がありますが、まずは幼少期の家庭環境が関係しているとも言われています。
皆さんはこんな経験はありませんか。
✅ 親が忙しく、あまり話を聞いてもらえなかった。
✅ 話をしても否定的な言葉で返された。
✅ 「言う事を聞きなさい」「あの人は出来るのに、なぜ出来ないの」などと押しつけのような言葉を掛けられていた。
✅ 頑張っていても褒められる経験が少なかった。
このような経験をしていると、子どもは自分で行動パターンを作り上げてしまいます。
例えば、話を聞いてもらえないと、自分の存在価値を下げてしまったり(自分は話を聞いてもらえる立場ではないんだ・・など)
否定的な言葉で返されると、自分の意見を言っても否定されると思い、感情や意見を押し殺してしまったり。
言う事を聞きなさいなどと威圧的な状況になると、相手の顔色を伺って怯えてしまい、自分に自信が持てなくなってしまいます。
更に頑張っていても褒められる経験が少なかった人は「どうせ頑張っても見てもらえない。
評価してもらえない。」と自分の行動に対して否定的になってしまいます。
大人からの威圧的、否定的な態度や言葉は幼少期の素直な心にはストレートに入ってしまい、真に受けて心にインプットしてしまう事は良くあります。
大事なのは親が個性を認めて、失敗を否定的にとらえずに次につなげられるような言葉を掛けてあげる事、そして成長してからの場合は他人の事を気にしないようにし、自分勝手に何でも「経験」してみる事が重要です。
自分に自信が持てない人の6つの行動
では、自分に自信が持てない人の主な行動について6つ程見ていきましょう。
1.常にうつむき加減である。
常にうつむき加減の人は、その人自身が明るく楽しい人であっても、自信が無いと見られがちになります。
また、人と目を合わせるのをためらったり、苦手な人も多いです。
2.周りの意見に流されがちになる。
自分の意見があっても、自信が無いと他の人の意見に流され、自分がやりたくない事もしぶしぶやってしまいがちになります。
3.自慢話が多い
「自慢話」をする事で、自分自身の自尊心を保とうとし、自信があるように見せる傾向にあります。
4.ネガティブ思考、自己嫌悪が多い。
ネガティブな思考は、自分自身を過小評価してしまいがちで、そこから自己嫌悪に陥り、自分に自信が無くなることが多いです。
5.他人に流されやすい。
自分の意見があっても、他人の意見に流されやすいという事は、自分の意見に自信が無い事の現れです。
6.他人を否定する。
自分に自信のない人は、他人を否定したり非難する事によって、自分の評価を上げようとします。
このように自分に自信が無い方は、消極的で否定的になりがちです。またこれによって、人間関係に対する悩みや失敗を抱え込みやすくなってしまいます。
自分の顔に自信が持てない理由
自分に自信が持てないのと同様に、自分自身の顔にも自信が持てないという方もいます。特に女性に多いようですが、それはなぜでしょうか。
1.顔のパーツにコンプレックスがある。
自分の顔のパーツに対してネガティブなイメージがあると、自分自身の顔に自信が持てないという方は多いようです。
2.他人と比較してしまう。
自分にはない部分を比較してしまい、自分の顔に対して厳しい評価をしてしまうあまり、自分の顔に自信が持てなくなってしまいます。
3.写真写りが悪い。
友人などと写真を撮った時、自分だけ写真映りが悪いと感じ、過剰に人から見られる自分が気になってしまう事が原因になる事もあります。
4.表情が暗い。
自分自身は不機嫌ではないのに、表情が暗く不機嫌だと勘違いされてしまう方もいますが、表情が暗かったり、笑顔が苦手な人はそれだけで自分に自信が無く引っ込み思案になりやすくなります。
このように顔にコンプレックスを抱えていたり、人からどう見られているかを気にしてしまい、自分の顔に自信が無くなってしまう方は多くいるようです。
自信が持てない女性。実は恋愛依存症が多い
自分に自信が持てない、自分自身の顔に自信が無い人についてお話していきましたが、自信が持てない女性は、実は「恋愛依存症」の傾向になる方が多いと言われています。それはなぜでしょうか。
恋愛依存症に陥りやすい方の特徴として挙げられるのが、
✅ 幼少期の家庭環境(あまり褒められたことがない、両親が共働きで寂しい思いをした、母親から父親の悪口ばかりを聞いていたなど)
✅ 誰かに頼られると全力で尽くしたくなってしまう。というような事です。
自信が持てない女性は誰かに頼られたり、求められたりすると自分自身が必要とされているという安堵感から、相手に尽くす事で生きがいを感じたりする傾向にあります。
またそれに答えなければ、相手に「捨てられる」という不安や恐怖心から、相手に求められる事に答える事に必死になります。
その為、恋愛依存症になるケースが多いとされているのです。
自分に自信がなさすぎる時は病気の可能性も疑って
自分に自信がない人は過去の家庭環境や自ら作り上げた行動パターンによるものなどが挙げられましたが、「自分に自信が無さすぎる場合」というのは「病気」の可能性も考えられます。
例えば、うつ病の症状の一つとして「自分に価値がない」「自分はダメな人間だ」と劣等感や否定的に感じる事が多くあります。
この他にも何も楽しめない、抑うつ感などがある場合にはうつ病の可能性を疑った方が良いでしょう。
うつ病の治療を行えば、自己肯定感は回復するのできちんと治療をする事が大切です。
また他にも回避性パーソナリティ障害という病気が考えられます。
この回避性パーソナリティ障害は幼い頃から「褒められた経験がない」という事が背景に挙げられます。
褒められなかった事で劣等感、自己否定感が強くなり、常に自分に自信が無く、他人との交流を避けたりする事が挙げられます。
例えば仕事をしていても、責任から逃れたいなど、何に対しても「逃げたい」「避けたい」という気持ちが強いのがこの病気の特徴です。
自分に自信が無く、常に控えめという面ではマイナスかもしれませんが、逆に出しゃばることなく控えめな部分は、他人を攻撃したり傷つけたりしない平和主義者なので他の人に安心感を与える面ではプラスな部分もあります。
あまり自分に自信が無さすぎるのも病気の可能性が考えられるため、思い当たる事がある場合には専門医への相談をおすすめします。
自分に自信を持つためにの克服法5選
自分に自信が持てない場合のお話をしていきましたが、自分に自信を持つための克服法について5つお話していきましょう。
1.経験を積み重ねる。
やったことのない事は自信がなくて当然です。やった事の無い事でも経験を積み重ねる事で、徐々に自信が持てるようになります。
2.人は自分にしか興味が無い事をインプットする。
自信が無い人はネガティブな思考の方が圧倒的に多いです。そして周りの目を気にします。
基本的に人は自分にしか興味がありません。これをはっきりと認識する事も克服法の一つだと言えます。
3.自分勝手に生きるようにする。
家庭環境や周囲の環境が原因で自信が持てない場合には、他人を気にせずに自分勝手に生きる事が重要です。
それによって人が離れていったりする事もあるかもしれませんが、その中で得るものもあります。
その経験によって自信を少しずつ身に付けていく事が出来るでしょう。
4.プラス思考
ネガティブな言葉や思考を、なるべくプラスに変えるようにしましょう。
例えば他人に対してネガティブな考えを持った場合など、見方を変えてみる事も大切です。
5.なりたい自分をイメージする事。
自信がついて、「自分は成功している」というなりたい自分をイメージする事でその姿に近付こうというプラス思考が働きますので、自信が少しずつ身についていきます。
自分に自信を持つことは最初からは難しく、少しずつ「成功体験」を積み重ねる事で自信がつく事も多々あります。
また、なぜ自信がないのか、原因を探る事も大切です。
自分自身に向き合うのは大変かもしれませんが、そこを乗り越える事で自信を身に付けるきっかけになるでしょう。
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