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動悸や不整脈に効く薬は市販されてる?【副作用についても解説】

<監修医師 ドクターTST>
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緊張したり不安になったりしたときに、動悸が激しくなるのは良くあることです。

しかしそれが異常に長続きしたり、何の脈絡もなく動悸が激しくなったりすると、何かの病気ではないかと不安になってきます。

 

ちょっとしたことで動機が激しくなるので、いつも薬を持ち歩いている人もいるかもしれません。

 

しかし、心臓の動きに関する症状を調整する薬なので、正しく使わないと重大な副作用が生じることがあります。

今回は動機や不整脈を治療するための薬にはどのような物があるか、そしてそれらはどんな副作用に注意すればよいのかを説明していきます。

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動悸や不整脈に効く市販薬はある?

 

動悸の場合は、何故動悸が激しくなるのかによって使う薬は異なってきます。動悸の原因として主要な物は心臓病、甲状腺に関する疾患、精神に関する病気です。

 

このうち、心臓病や甲状腺の疾患は専門の病院で診てもらうべき重大な物なので、市販の薬で対処できるのは精神的な物や自律神経の乱れを原因とする動悸となります。

 

代表的な動悸の薬:救心

全体的には体を興奮させる交感神経の働きを抑制し、リラックスさせる副交感神経の働きを促進する作用により、動悸や息切れを抑えます。また、自律神経のバランスを整える作用もあるので、

 

救心などは軽度の動悸や息切れを抑える役には立ちますが、不整脈や心因性の動悸を抑えるためには役には立ちません。

 

1週間程度使使ってみても改善が見られない時は、この薬が出来る範囲外の部分に原因があるとみてよいでしょう。

心の緊張が原因の動悸は、抗不安薬やβ遮断薬などを服用することで抑制できる場合があります。

 

抗不安薬は精神安定剤とも呼ばれ、精神状態を安定させてリラックスさせる薬です。動悸を直接抑えるのではなく、原因となる不安を抑える効果があります。

 

市販薬:ウット・パンセダン

市販薬には伊丹製薬の「ウット」、佐藤製薬の「パンセダン」などがあります。

 

β遮断薬は交感神経の働きを抑えることで、動悸を抑える作用を持っています。抗不安薬が不安を取り除くのに対し、β遮断薬は神経の興奮を抑える薬と、動悸を抑えるメカニズムは異なっています。

 

特にあがり症による強い動悸に効果がありますが、本来は高血圧や狭心症、頻脈性不整脈などの、心臓疾患による心拍の乱れを抑える薬です。

 

β遮断薬は基本的に市販されておらず、薬局で処方されるものです。インデラルなどは通販などでも手に入りますが、それなりに強い薬なので扱いには注意が必要になります。

 

似た効果を持つ:イララック

市販されている薬で似た効果を持つ物には、小林製薬の「イララック」などです。

こちらは成分が生薬由来で副作用も心配しなくてよく、更年期障害などで生じるイライラを静めることにも効果があります。しかし、インデラルなどのβ遮断薬に比べると、効果の点では今一つのようです。

 

不整脈は動悸が激しくなる原因となる症状です。不整脈とは脈が不規則になる、異常に早くなる、あるいは遅くなるなど、脈の打ち方がおかしくなること全般に対する呼び名です。

 

心臓が激しく動いて脈が速くなる動悸も不整脈の一種といえます。

良く見られる不整脈の一つには「期外収縮」という物があります。規則正しく動いていた心臓のリズムがずれて、収縮が一瞬だけ早く生じることで、脈が飛んだ感じになります。

 

喉が詰まったような感じ、胸の奥でドキンとする感覚、動悸などが症状として現れます。

期外収縮は誰にでも起きることで、年齢を重ねると頻度が増える物の、大抵は危険がない物です。

 

ただし、ストレスや不規則な生活習慣によって生じやすくなるので、期外収縮が良く起きるのは、体からの警告としてみることも出来ます。

ストレスを低減させ、体の調子を整えることで発生の頻度を減らすことが出来ます。

 

ただ、心臓病(心筋梗塞や心筋症、狭心症)で期外収縮が起きることもあります。

この場合は非常に危険なので、覚えがある人や、家族で同様の病気を持っている人は、病院に行って相談した方がよくなります。

 

不整脈は種類が様々な分だけ原因も非常に多様で、一概にどれが効く薬なのかを判断することは出来ません。

まずは病院に行って、不整脈が発生しているときの心電図をとることで、自分の不整脈の種類が何なのかを見てもらう必要があります。

 

不整脈の治療には抗不整脈薬が使われることがあります。この薬は市販されておらず、恐ろしい不整脈や発作の起こりやすい不整脈にのみ使用される、強い効果を持つ薬です。

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動悸や不整脈の薬の副作用について

 

「救心」や「アロパノール」「六神丸」などの漢方薬系の薬は副作用があまりなく、救心ならば1日6錠以内と、用法や容量を守っていれば特に問題は生じません。

 

発疹や吐き気

ただ、他の薬と同じように、体質が合わない場合に発疹や吐き気が出ることがあるので、異常が起きたときはすぐに使うことをやめましょう。

 

依存性

抗不安薬の主な副作用は依存性です。違法な薬物のような激烈な依存性はない物の、むやみに量を増やすと薬に頼りがちになります。

これは市販されている薬でも同様で、継続的に使用するのは1週間までとされています。

 

デパスなどは定期的に服用しているときに突然使用をやめると、イライラや不安感、ふるえといった症状が出ることがあるので、自分の判断で使用したりやめたりするのは良くありません。

 

低血圧、末端の冷え性、不眠、倦怠感

β遮断薬の場合は、低血圧、末端の冷え性、不眠、倦怠感などが副作用として生じます。

特に低血圧は大きな問題で、血圧が低い人には処方されません。また気管を収縮する作用があるので、喘息を患っている人も使用できません。

 

いずれにしても、自分の体や心に生じている問題がどのような物であるのかを知らないまま、漫然と使用し続けることが一番危険です。

現代では通販などで本来なら処方箋が必要な薬も購入できてしまいますが、効きそうだからと思って素人判断で飲むと良くない結果を招きます。

 

どちらの薬でも、お医者さんの指導を受け、その判断のもとで服用するようにしましょう。

 

不整脈の薬である抗不整脈薬は、使用に際しては必ず医師の判断が必要な薬です。最も危険な副作用は、さらなる重大な不整脈や心停止を引き起こすことです。

 

心臓の脈に影響を与える薬なので、安易に使えばさらに重大な症状を行き起こしかねません。

そのため、抗不整脈を治療する薬を服用している人は、定期的に検診を受けて心電図を取り、異常が生じていないかを確認する必要があります。

 

その他の副作用は薬の種類によって様々ですが、まれに低血糖(特に糖尿病の人は注意する必要があります)、黄疸、肝障害、血液異常といった症状が出た例が報告されています。

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動悸や不整脈の予防方法

 

ストレスを少なくす

まず大切なことは、自律神経が乱れる元をシャットアウトすることです。

ストレスや強い不安はその代表格といえます。とはいっても職場の環境などを変えることは難しく、生まれ持った性格の傾向もまた同様です。

 

不安を紛らわせる趣味や一人になる時間の確保、カウンセリングなどで不安を相談できる人や場所を確保することが重要となります。

 

生活習慣を整える

不規則な生活習慣も自律神経を乱す大きな原因となります。食事、就寝、起床などの時間を統一し、日光を浴びるタイミングがずれないように気を付けましょう。

 

救心は自律神経を整える効果もあるので、補助的に利用してみると良いでしょう。

 

食生活の改善

自律神経を整える栄養分として代表的な物はビタミンAといわれています。ビタミンAは緑黄色野菜や牛乳に多く含まれています。

 

これらを使ったバランスの良い食事は、自律神経のみならず各種の疾患を予防して体を健康に保つ効果が期待できるので、積極的に食べるようにしましょう。

 

また、カルシウムはイライラを予防するので、ストレスを低減するのに役立ちます。牛乳の他、シラス、イカナゴ、ワカサギなど、丸ごと食べる魚が豊富に含んでいます。

 

逆に砂糖やカフェインは神経を乱す元です。これらの成分は神経を興奮させて働きを活発化させますが、それゆえに働きが乱れやすくなります。

強いストレスや不安を感じている場合は、お茶や甘い物(コーラなどは特に)は控えましょう。

 

不整脈や動悸の予防はどれも当たり前のことに思えますが、意識しないと崩れがちになる物ばかりです。薬に頼らずに改善できるならば、それが一番です。

 

非常に危険な不整脈を治療しているのでもない限り、市販の物でも処方してもらう物でも、薬は苦痛を和らげる補助と考えて対処しましょう。

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