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怖いエンテロウイルスD68の症状!感染経路に要注意!

<監修医師 ドクターTST>
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「エンテロウイルスD68」という名称を耳にしたことはありますか?

 

もしかしたら聞いたことがない方の方が多いかも知れません。

しかし、最近日本でも流行が見られる病気の原因なんです。

 

一体どんな症状を引き起こすのか、またエンテロウイルスD68の感染経路や気を付けるべきポイントなどをまとめました。

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エンテロウイルスD68とは?

 

エンテロウイルスD68は、「エンテロウイルス属」と呼ばれるウイルスの一種です。

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なかなか耳にしない名前ですが、同じエンテロウイルス属に分類されるものには、

手足口病の原因菌と考えられるエンテロウイルス71型やポリオウイルスがあります。

 

夏から秋にかけて流行しやすく、日本では特に9月が最も患者数の多い月となっています。

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発熱後の麻痺が怖い!エンテロウイルスD68の症状!

 

エンテロウイルスD68に感染すると、どのような症状が現れるのでしょうか。

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まずエンテロウイルスD68は主に呼吸器系に害を及ぼします。

症状の出方は軽度から重度まで、人によってまちまちです。

 

軽度の場合は鼻水・咳・発熱などの風邪に似た症状が出ます。

重症化すると呼吸困難や喘息に似た発作、肺炎などを引き起こします。

 

また、ポリオに似た弛緩性麻痺(しかんせいまひ)の患者の呼吸器からエンテロウイルスD68が検出されたという事例が、

日本だけではなく海外でも報告されています。

 

弛緩性麻痺とは、筋肉が緊張を失い運度神経が機能しなくなる病気を指します。

 

脳梗塞後の後遺症としてよく知られていますが、脳にダメージを負った場合によく見られる症状です。

 

国外である児童が発熱後に手足が麻痺する急性弛緩性麻痺の症状を起こし、

詳しい検査の結果エンテロウイルスD68が検出されたという事例があります。

 

ただし弛緩性麻痺とエンテロウイルスD68の間のはっきりとした因果関係はまだ分かっていません。

 

とはいえ弛緩性麻痺患者の多くからエンテロウイルスD68が検出されているため、現在関係性について研究が進められています。

 

エンテロウイルスD68の注意するべきポイント

症状から見ても分かるように、エンテロウイルスD68は「風邪かな?」「喘息の症状が出たのかな?」と他の病気と混同しやすいです。

 

知名度が低い病気ということもありますが、やはり初期症状だけで「大したことはない」と思われがちなことが原因のようです。

 

しかし2015年冬には、地域的な流行が疑われるなど、最近日本でも注目されるようになってきました。

 

一部の自治体では、急激に喘息患者が増えた原因として「エンテロウイルスD68の関与」を疑っています。

またエンテロウイルスD68が原因の疾患であるかどうかは、通常の検査では判別できません。

 

患者の鼻水などをもとに遺伝子検査する必要があるので、はっきりとした結果が出るまでには時間もかかります。

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エンテロウイルスD68の感染経路

 

エンテロウイルスD68はこうやって感染する

エンテロウイルスD68はウイルスですから、感染します。どのように感染を拡大させていくのでしょうか。

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まず呼吸器系に作用するウイルスですから、患者のくしゃみや咳により飛沫感染します。

 

またウイルスの混ざった飛沫に触れた手で鼻や口に触れることで起きる接触感染も起こります。

 

空気中に飛散した飛沫はそのままドアや家具、おもちゃなどに付着する場合もありますから、

ウイルスに感染した人と同じ空間にいるとそれだけ感染のリスクが高まります。

 

エンテロウイルスD68に感染しやすい人

エンテロウイルスD68による患者は、子供が圧倒的に多いです。

大人も感染しますが、子供よりも軽度の症状で済むことがほとんどです。

 

子供は免疫力も低く、特にこれまで一度もエンテロウイルスD68に感染したことのない子供や喘息の持病がある子供によく感染が見られます。

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エンテロウイルスD68による病気の治療法

 

今のところ、エンテロウイルスD68が原因による病気の治療法はありません。

 

対症療法(症状にあわせて治療を行うこと)による対処がほとんどです。

もしも喘息症状がある人がエンテロウイルスD68に感染した場合は、重症化する危険が高いためにまず喘息の治療を行います。

 

また急性弛緩性麻痺を発症した場合も、現在画期的な治療方法はありません。

ですから治療よりも予防を念頭に置いておいた方が良いでしょう。

 

エンテロウイルスD68は飛沫感染・接触感染により感染拡大するものなので、まずは「手洗いうがいの徹底」が重要です。

 

咳の症状がある人は、原因が何であれマスクをするなどして周囲に迷惑をかけない配慮が必要です。

エンテロウイルスD68は飛沫感染・接触感染により拡大する呼吸器系の病気です。

 

特に患者は子供が多く、風邪のような軽度の症状から、喘息・肺炎といった重度の症状にまで発展する場合もあります。

 

注意したいことは、エンテロウイルスD68が急性弛緩性麻痺を引き起こすかも知れないことです。

【関連記事】
肺炎の症状チェック!えっ大人でもうつるの?

 

ただし、まだエンテロウイルスD68に効く薬やワクチンは存在しないので、きちんと手洗いうがいを徹底して予防することが重要です。

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