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歯磨きの時間はコレが正しい!【平均やおすすめの時間帯を徹底解説!】

<監修医師  みのり>
口

歯磨きは毎食後に3分間しないと虫歯になると教えられたのは昔のことです。でもそれを習慣にしている人が案外多いですね。どのぐらいの時間をかけて磨くのが歯にとってよいのでしょう。

 

タイミングは食後と言っても食直後なのか30分後なのか、朝は起きてすぐなのか・夕食後に磨いたら寝る前はどうする?など案外歯磨きは考えるべき問題が多いものなのです。裏を返せばわからないことが多いのが歯磨きという作業でしょう。

 

適切な歯磨きの時間や回数・仕方やタイミングなどについて解説します。

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歯磨きの平均時間と回数

 

まずは平均的な歯磨きについて見ていきましょう。数値は2015年ライフメディアリサーチバンクの「歯に関する調査」を引用します。

 

歯磨きの回数

10代から60代の全国の男女に歯磨きの回数を調査すると、1日2回以上歯磨きをしていると回答した割合は全体で76%でした。

 

男女比では女性の方が85%以上と高い割合で1日2回以上の歯磨きを行っており、4回以上磨く女性が4.5%もいるのです。食後に磨くという点では全体の30%近くが習慣的に行っているという集計結果です。

 

歯磨きにかける時間

1日に1回以上歯を磨く場合に1回の歯磨きにかける時間を調べると1~3分以内と答えた人が44%でした。次に多いのは1~3分以上歯磨きをするという人で34%でした。

 

10分以上磨くという人が6%近くいるというデータが出ていますが、3分以内で良いのか10分以上磨く方が良いのか考えさせられる数字ですね。

 

その他歯のケアに関するデータ

歯ブラシの交換はどのぐらいの回数で行っていますか?歯ブラシのパッケージにはおおむね1か月に1回交換が目安と書いてあります。1か月に1回程度またはそれ以上の頻度という人は全体の57%を超えています。

 

歯磨きで使用するものはやはり歯ブラシに歯磨き粉が大多数で、電動歯ブラシや液体歯磨きなども少数派ではありますがデータとしては出てきています。

 

1年に1回以上歯科の定期検診を受ける人は40%、受けていない人が38%と拮抗しています。定期検診が大切なのはわかっていてもなかなか悪くならないと歯科受診はしたくないと思ってしまいますね。

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歯磨きの時間はコレが正しい!

 

1回の歯磨きにかける時間は1分未満から10分以上とかなりの開きがあります。一体どのぐらいの時間をかけて磨くのが歯の健康を保つために必要なのでしょうか

 

丁寧にムラなく磨く

永久歯は28本です。親知らずが全部生えていても32本ですね。これを1本ずつ表裏を丁寧に磨くのです。1本に20秒ぐらいかけたとして28本すべてを磨くと9分を超えます。

 

ということは、歯ブラシと歯磨き粉を使って10分は磨かないと歯垢やプラークは落ちないということになります。

 

最低3分以上

正しい磨き方ができていれば、プラークは3分もあれば落とせます。歯と歯の間や根元の歯茎との境目・噛み合わせ面などに溜まりやすいプラークですが、丁寧に磨いて落ちていれば歯の表面を舌で触るとツルツルします。

 

まずは時間よりも舌の感覚でプラークが落ちているかどうかを確認することが大切です。

 

長い方が良いのでは?

丁寧に1本1本に時間をかけて磨くのが良いのなら、時間は長い方が良いのかと思いがちですが答えはNOです。まず丁寧に磨いているつもりでも汚れが落ちていなければ時間を無駄に使うだけですね。

 

そして、歯ブラシでゴシゴシと長時間こすることで歯茎が傷つくこともあります。歯の一番外側のエナメル質にも傷をつけてしまう恐れがあり、これが進むと知覚過敏の影響にもなり得るのです。

 

正しい歯磨きの時間は

虫歯の原因プラークをキレイに落とすためにはまず歯ブラシの使い方が大切です。毛先を葉に対して直角に当てて表裏・奥歯の噛み合わせを1本20回ずつ小刻みに丁寧に磨きます。「右の奥歯から」など順番を決めるとあまさず磨くことができます。歯ブラシだけで3分以上磨くと良いですね。

 

この時歯磨き粉は付けすぎないようにしたほうが良いでしょう。研磨剤が含まれている歯磨き粉で磨き続けるとエナメル質が傷つきます。歯磨き粉は1センチぐらいで十分です。

 

歯ブラシだけでは奥歯の間などの汚れや食べカスは落ちません。複雑な構造なのでブラシだけではどんなに丁寧に磨いても半分しか落ちません

 

そこで使用したいのはデンタルフロスや糸ようじです。フロスを使うことで80%は落とせます。慣れるまでは歯の間にフロスを入れるのも大変かもしれませんが、慣れてくると歯の間に通して前後に動かしたり側面に沿わせたりしながらプラークを効率的に取り除くことができます。

 

ブラシとフロス併用で欠損歯がない場合、大体15分ぐらいの時間が目安です。これを朝昼晩と1日3回続ける必要はありません。夜の歯磨き1回だけでもフロス併用で丁寧に磨いて80歳まで20本の自分の歯を守りましょう。

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歯磨きが効果的な時間帯

 

歯磨きをする時間帯に関する疑問があります。食べてすぐ磨きなさいと言われていたのに今ではすぐ磨かないほうが歯の健康のために良い、という意見もあります。

 

一体いつ磨くのが効果的なのでしょうか。

 

食べたら口の中は?

食直後は歯垢の中の細菌が酸を作り出し、歯を弱くするため磨くと傷が付くと言われています。確かにその通りではありますが、だからといって歯磨きしないで放置する時間が伸びるほど細菌の増殖は進みやがて虫歯ができてしまいます。

 

口の中が酸性になり歯が溶けやすい状態になっている時間は食後20分間です。毎食後20分も歯が溶け放題で虫歯菌の独壇場なのかと思うとできるだけ早い方が良いと思いますね。

 

食事から30分後の謎

食事をすると口の中が酸性になり、歯の表面のカルシウムやリンが溶けだします。これを「脱灰」と言います。唾液の中和作用によって逆に歯にカルシウムやリンが取り込まれることを「再石灰化」と言います。口の中ではこの現象が繰り返し起こっています。

 

食後30分の間に起こっているのはこの「脱灰」で、30分を過ぎると「再石灰化」が始まるります。脱灰している状態で歯を磨くと歯を傷つけるリスクが増えるということから食後30分歯を磨かない説が出ているわけです。

 

フッ素入り歯磨き粉

フッ素は小学生の歯科指導で取り入れられるので耳にしたことがあるかと思います。フッ素には虫歯菌の働きを阻害する効果と再石灰化を促進して歯の表面を強化する効果があります。子供は比較的虫歯になりやすいので歯科でもフッ化物歯面塗布法が行われています。

 

フッ素入り歯磨き粉や歯磨きジェルを歯磨きに摂り入れることで永久歯が虫歯になることを防ぎましょう。

 

効果的な歯磨き:時間帯と順番

まずは食後すぐに口をゆすぎましょう。水だけでも構いませんが、より効果的なのは「重曹うがい」です。重曹は唾液と同じ成分が含まれているので、初期虫歯を治したり口臭・歯石・歯周病などを予防する効果があります。

 

500ミリのペットボトルの水とティースプーン1杯の食用重曹を混ぜるだけで手軽にできて災害時や歯を磨けない時にも利用できます。

 

食後すぐのうがいをしたら歯ブラシと歯磨き粉・フロスの出番です。歯を丁寧にやさしく磨くことで歯肉のマッサージを兼ねることもできます。

 

朝の歯磨きは起床直後か朝食後かという点は「歯磨きは朝食後、起床直後は口ゆすぎ」が良いでしょう。起きたばかりの口の中は雑菌が案外いるものです。

 

朝の忙しい時間に2回も歯を磨くのは結構な時間のロスなので、口ゆすぎと歯磨きを順にすると良いでしょう。

 

歯磨き中に吐き気がする場合、大体は嘔吐反射というものです。歯ブラシが舌の奥に触れることで起こりますが、歯磨きの香料などが原因になることもあります。

 

歯を磨くたびにひどい吐き気があったり朝の歯磨きだけ必ず吐き気が、という場合はもしかしたら逆流性食道炎や他の疾患の可能性もあります。

 

ガムを噛もう

キシリトールの含有比率の多いガムを噛みましょう。もちろんシュガーレスです。食後すぐなら「噛む」ことにより唾液の分泌を促し、口の中の酸性化を防ぎ歯垢を付きにくくします。

 

歯の再石灰化を促して歯質を強くする目的なら、歯磨きの後に噛むと効果があります。キシリトール入りのガムは市販のものもありますが、含有比率が低いのが難点です。噛まないよりは良いのですが、やはり歯科専用のものを購入した方が良いでしょう。

 

キシリトール入りのガムを噛むことで歯垢を落ちやすくし、フッ素入り歯磨き粉と併用することで歯磨きをしながら歯を強くすることができます。

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