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歯石取りは痛いし怖い!【4つの解決策で緩和しよう!】

<監修医師  みのり>
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歯石取りに歯医者に行ったことはありますか?ウィーンという機械の音を聞くだけで歯医者に行くのが怖くなりますが、歯石取りは結構痛みがでます。痛くて怖い歯石取りの解決策を解説します

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歯石取りが痛い理由

 

歯石って何?

歯石とは、口の中で歯の周りに付く石のようなものです。プラーク(細菌の塊)が唾液の中のカルシウムやリンなどのミネラル成分と結びついて石のように固くなったものをいいます。

 

歯石の溜めすぎ

歯石を長期間ためていると、それだけ口の中で石灰化がすすみ、歯石は強固にこびりついています。こびりついた歯石はとても固いので術者も力が入り、機械のパワーをあげがちです

 

また、歯石の量が増え歯茎の中の複雑なところに付着することもあります。歯石の量と除去する時間とは比例するようです。

 

歯茎が腫れている

歯石が付着しているということは、歯磨きが不十分だったと考えられます。歯磨きが不十分な歯茎は、多くの場合腫れや赤みがあります

 

これがひどくなると歯ブラシをあてるだけで痛みがでます。こんな状態で歯石をとると痛みが強いので、歯石をとる前に、歯ブラシがあたっても痛くない程度まで回復してから歯石をとるとよいでしょう。

歯茎の炎症についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
歯茎の炎症が痛む5つの原因【治療法と薬についても詳しく解説】

 

歯科医師の技術力

歯石除去のプロは歯科衛生士です。プロですが、個人の技術力の差はどうしてもでてきます。技術力が高くても歯石を無痛で除去することはできませんが、極力痛みを少なくする技術を持ち合わせています

 

また、あまりに痛みがひどい時は麻酔をしたほうがよいなど、的確なアドバイスをその場でしてくれます。

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歯石取りの痛みを緩和させる解決策

 

歯茎の腫れがひいてから

歯石除去の前に、まず歯茎の腫れや炎症を落ち着かせた状態にします。しっかり歯磨きをして、デンタルフロスや歯間ブラシで歯茎を引き締めたり細部の汚れも落としたりします。

 

歯茎が腫れていると歯茎が歯肉を覆い、除去する時に歯茎が傷つき痛みます。また、歯茎から出血があると歯石が見えにくい状態で機械の操作をすることになるので痛みがでます。歯茎が引き締まっている方が痛みはすくなく除去してもらえます

 

早めにいく

歯石がこびりついていると、中々とれずに機械のパワーをあげるので痛みがでます。3〜4ヶ月程度で定期的に歯石除去をすると、歯にこびりつかず、柔らかい状態で取ることができるので痛みが少なくてすみます

 

もしも歯石が黒いようでしたら、こちらを参考にして下さい。

【関連記事】
歯石が黒いのはナゼ?【この取り方を試してみて!】

 

研修や経験を積んでいる人に頼む

しっかりと研修や経験を積み、歯石除去につかう道具の手入れをしっかり行っている歯科衛生士は極力痛みを少なくする技術をもっています。

 

しっかりと研修や経験を積んでいると、その場その場で的確な判断ができます。安心して任せられる歯科衛生士にに診てもらいたいですね。

 

麻酔をしてもらう

痛くてどうしようもないときは麻酔に頼ります。経験豊富な歯科衛生士だと、麻酔を使用するタイミングを測ることができます。ただ、歯茎が炎症をおこしていると麻酔は効きにくくなります。歯茎の炎症がおさまってからの除去のほうが痛みは少なくできます。

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歯石を取り除くメリット

 

歯周病をふせぐ

歯石自体は悪い物ではありません。しかし歯石は小さな穴があいていてそこを住処に細菌が繁殖し毒素をだします。その毒素が歯茎の腫れの原因になったり、歯の周りの骨をとかす歯周病の原因となったりします

 

歯石の中の細菌は歯磨きなどではとれないので歯石ごと除去することになります。歯周病は様々な合併症をおこすことがあるので、歯周病を改善することはとても重要なことです。

 

口臭予防

歯に歯石がつくと表面がざらざらしてプラーク(歯垢)がつきやすくなります。プラーク(歯垢)には細菌が含まれていて繁殖して毒素をだします。毒素によって歯茎が炎症をおこします

 

また、溜まった歯垢が発酵しガスを発生させて口臭を引き起こします。歯石をとり歯垢も溜まりにくくなると口臭予防になります。

気になる口臭の原因についてはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
試して!口臭の原因を知って対策を始めてみよう!

 

歯が白くなる

歯石はうすい黄色です。歯の表面に歯石がついていると歯がくすんでみえます。歯石を除去し、歯の表面を磨くことで歯が白さをとりもどしていきます

 

歯茎が引きしまる

歯石をとることで歯茎がしまり腫れぼったさがなくなります。歯石がついていると汚れもたまりやすいので歯茎の炎症が起こりやすくなります。歯石をとることとただしいブラッシングをすることで健康的な歯茎になります。

 

出血がとまる

歯石をとることで汚れがつきにくくなり歯茎の炎症がおさまってきます。炎症がおさまり正しくブラッシングしてマッサージをしていくと徐々に出血がおさまっていくことが多いです。

歯茎の出血の原因についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
歯茎の出血が止まらない6つの原因!【白血病の可能性もあります】

 

歯石取りは痛いし怖いですがメリットが多いですね。歯周病や歯肉炎を防ぐと口臭予防や歯が白くなる美容効果まであるのがうれしいですね。他にも定期的に歯医者に行くことで、虫歯の早期発見早期治療もできますね。

 

歯科恐怖症になると、中々最初の一歩がふみだせません。勇気をもって一歩踏み出したらそこから長続きできるよう、定期的に通うようにすると口の中が気持ちよくなること間違いなしです

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