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燃え尽き症候群の症状チェック!【治療も徹底解説します!】

<監修臨床心理士 鈴木崇弘>
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『燃え尽き症候群』をご存知ですか。なんとなく聞いたことはあっても詳しく分からないという方、是非、『燃え尽き症候群』を知っておいてください。誰でもなり得るものなのです。

 

もし、『燃え尽き症候群』であることを知らずに放っておくと悪化して『うつ病』になる怖いものですから、この機会に『燃え尽き症候群』について学びませんか。

 

ここでは『燃え尽き症候群』の説明から症状チェック、治療法までをご紹介します

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燃え尽き症候群とは?

 

『燃え尽き症候群』は無気力症候群やバーンアウトシンドロームとも言います。

何か1つの物事に没頭し努力したことの結果が期待したようなものでなかった場合や長期的に絶えずストレスにさらされた場合に、それまでの疲労感や不満による大きな意欲喪失から無気力になった状態を指す用語です。

 

精神的疲労により起こるものが多く、一種の心因性(反応性)の『うつ病』とも言われます。

 

しかし、病気として明確な定義はありませんので病気として扱われていません。医学的には『適応障害』や『うつ病』などという診断名であっても、実は『燃え尽き症候群』に該当するということが少なくありません

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 燃え尽き症候群の症状

 

『燃え尽き症候群』も『うつ病』も過度な心因的ストレスが主な原因です。

 

ストレスの素となるのは学生ならば学業、社会人ならば仕事といった「本業」に向かうことが多く、無気力の状態が長引き登校拒否や出社拒否に至ると社会生活に支障が出て社会不適合とみなされてしまうことがあります。

 

また、本業以外にも家庭での介護、スポーツ選手が大きな大会を終えた時、子育てを終えた主婦にもみられ、生き方や対人関係などストレスの素は様々です。

 

主な症状

『燃え尽き症候群』の主な症状は無気力とそれに近い無関心や無感動と無気力から来るもの以外に病的な症状はみられず、気力は沸かないけど焦りや不安もあまりなくご飯も食べられ夜も普通に眠れるので気づきにくい。

 

しかし、常に心が晴れず感情は不安定という状態が長く続くことで身の回りのこともできなくなって自室から出るのが辛くなり、徐々に深刻な『うつ病』となります

 

うつ病との違い

『うつ病』と『燃え尽き症候群』では心理状態に大きな違いがあります。

 

『うつ病』は自責的ですが、『燃え尽き症候群』は他責感が強く自分の努力が思ったような結果を生まず期待はずれに終わったことへの怒りを他人にぶつけることがあり、周囲に怒り・敵意・不信感・攻撃性を向ける点が『うつ病』とは大きく異なります

 

また、『うつ病』は比較的ストレスを自覚しますが『燃え尽き症候群』はストレスの自覚がほとんど無く、落ち込んでいると感じていないため本人が困っていないという特徴があります。

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燃え尽き症候群の原因

 

『燃え尽き症候群』になる最も一般的な原因は「頑張りすぎ」です。

特に日本人は頑張ることが美徳という風習がありますので知らず知らずに『燃え尽き症候群』となってしまう危険性があります。その特徴的な性格として完璧主義とマイナス思考があげられます。

 

完璧主義者の場合

完璧主義者は自己のハードルを自身で高くし、ダメな点ばかりに意識が行くため、うまくいかない怒り、不満、イライラが募り、「いくら努力しても思うような結果が得られない」とあせってしまう。

 

完璧・完全を目指しすぎるあまりに自身で「もっと努力しなければ」「何時までに絶対にこの作業をやらなくては」という縛りをつけて自分で自身に完璧な行動を課し、疲れているのにさらに頑張りすぎて疲弊した結果、『燃え尽き症候群』に陥ります

 

マイナス思考の場合

マイナス思考の持ち主は、やる前から「絶対に無理だ。だめだ。」と決めつけてしまうことが結果として自分はダメ人間だと思い込み、虚無感を感じてしまうことから無気力になり『燃え尽き症候群』に陥ります

 

症状が悪化すると

『燃え尽き症候群』になっても、その自覚がないことでさらに症状が悪化してしまうと最悪の場合には『うつ病』になってしまいます。その前に気づき、対処することが大切です。

 

チェック方法

『燃え尽き症候群』の兆候として、以下のことが上げられます。心当たりがあるなら、『燃え尽き症候群』かもしれないと考え対処しましょう。

 

✅ 職場の同僚など周囲に対して不満や批判が増えた

✅ いつもよりもやる気が出ない

✅ やるべきこと(仕事、家事、など)に停滞感を覚え身が入らない

✅ やらなければいけないことがあるのに、いつも以上に先延ばしをしている

✅ 原因不明の病気や不調、異常なストレスを感じるようになった

✅ 全く休みをとっていない

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燃え尽き症候群の治療法

 

何よりも大事なことは休むこと

『燃え尽き症候群』を克服するためにすべき第一のことは心と体を休めることです。自分自信を甘やかして休ませてあげることが大事です。

3食の食事を楽しみ、ゆっくりお風呂に入り、好きな映画やテレビを見る、などのくつろぐ時間を持ちましょう。そして、ゆっくり眠りましょう。疲れ切った心と体を十分に癒すことが何より大事です

 

気分転換してみて

十分休みを取ったら、次は気分転換だ。なんでもいいから好きなことをしましょう。旅行でも買い物でも友人とのおしゃべりも、なんでもいいからくつろげて楽しめることをすることが大事です。今まで張りつめていたものが解けて自分を取り戻せるでしょう

 

『う・た・し』を実践する

「う・た・し」とは、「嬉しい」、「楽しい」、「幸せ」の頭の文字をならべたもので、小林正観さんという方が著書で述べられている方法です。簡単ですのでやってみましょう。

 

どうやるのかというと、「うれしい、たのしい、しあわせ・・・・・」を毎日100回位ずつ口に出して唱えるだけなのです。簡単ですが大切なことが1つあります。十分に休みを取った後に行ってください。

 

小林さんがおっしゃるには、人間の脳は面白いようにできていて嬉しくなくても「嬉しい」と言ったら嬉しい理由を探してきて辻褄をあわせようとするのだそうです。

だから、「嬉しい」と100回言うと嬉しくなくても脳はその回数だけ嬉しい理由を探してきてくれるのだそうです。「楽しい」、「幸せ」も同じです。

 

これを実践していくと心が軽くなって今まで頑張ってきたことよりも大事なものが見えるかもしれない。頑張りすぎていた自分に気づき自分にとって本当に必要なものを見いだせるかもしれない。

是非、やってみてください。そして、その結果、「張らなくてもいい」と思えるようになれれば『燃え尽き症候群』からの脱却はもうすぐです。

 

価値を見直そう

少し落ち着いて自分を取り戻せたならば自分が何のために頑張ってきたかが見えてくるでしょう。

 

頑張ることは悪いことではありません。しかし、必要以上に頑張ろうと無理をし続けることが『燃え尽き症候群』の原因ですから少し取り除きましょう。自分がとらわれていた「価値あるもの」は本当に価値あるものなのかを考えてみましょう。

 

実は周囲に流されて価値があると思っていただけかもしれません。本当の価値あるものは何か、ゆっくり見直しましょう。肩の荷が降りて楽になるかもしれません。

 

それでもだめなら医師の治療を受ける

もし、自分では制御できない程の状態ならば医師の治療を受けましょう。

 

治療法は『うつ病』と同じです。抗うつ薬や抗不安薬等の薬物療法と休養が治療法の第一選択で、ある程度症状を落ち着かせたところでカウンセリングにより燃え尽きて落ち込んだ気持ちを持ち上げる治療を行います。

 

『燃え尽き症候群』は原因が特定しやすいのでカウンセリングは効果的です。カウンセリングを受けるといっても受けたことがないと敷居が高いですが、あれこれと考えるよりも医師に相談することが一番の近道ですから、ためらわず一度、医師に相談しましょう

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