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耳の中で音がする原因一覧!音別にチェックしてみて!

<監修医師 豊田早苗>
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急に変な音が鳴っているのを感じ、周りを見渡してみると「あれ?もしかして自分だけ?」という経験がある人もいるかもしれません。

 

自分だけに聞こえるとなると少し不安ですよね。耳の中で音がする原因とは一体何なのでしょうか?

今日は耳の中で音がする原因について、お話したいと思います。

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耳の中で音がする原因

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耳の中で音がする原因は様々で、聞こえる音の違いによっても症状に違いがあります。

そもそもなぜ私たちが音を感じるかというと、空気振動が耳の奥に入ると複雑な器官の内部で摩擦が起き、電気信号に代わり脳中枢に届けられるからです。

 

この時何らかのトラブルが耳の中の器官に起きているために、雑音混ざるように感じるのです。

音がすると気になって不安になるかと思いますが、その不安な気持ちがかえって逆効果になり、音が鳴るのを悪化させたりもします。

 

出来るだけ気にしない様に心掛ける事が大切です。ここからは聞こえる音の種類についてお話しします。

 

ポコポコ

ポコポコと太鼓を鳴らすような音が鳴る際に考えられる原因は大きく3つあります。

 

1. 耳の筋肉の痙攣(けいれん)によるもの

耳の周りや中にも筋肉は存在しますが、その筋肉が痙攣(けいれん)する事によって、ポコポコという音が聞こえることがあります。

しばらくすると治る事がほとんどですが、長引くようであれば耳鼻科へ相談するようにしましょう。

 

2. 気圧の変化

大きな気圧の変化により耳の中の管(耳管)の働きが悪くなり、ポコポコという音が聞こえる事があります。

 

元々耳管が狭い方もいるのですが、ここでいう大きな気圧の変化の例としては、「飛行機に乗った時(高いところに行く為)」「海や水の中に潜った時」などが挙げられます。

 

また風邪を引いた時などに一時的に耳管が狭くなることもあります。この場合も、鼓膜の内と外で圧力が違うため、このようなポコポコという音が聞こえるのです。

改善方法としては口と鼻を塞いで、唾を飲み込む事で耳の内側と外側の圧力差を回復させる「耳抜き」という方法が有効的です。

 

この方法は海でダイビングをやる方などは良く使う改善方法です。自分でやり過ぎてもよくありませんので、改善しない場合は無理をせずに耳鼻科で耳抜きをやってもらうと良いでしょう。

 

3. 中耳炎

耳に液体が溜まり、炎症を起こしてしまう「滲出性中耳炎」という症状がありますが、

この病気の際に耳の中に液体が溜まる為、耳の詰まりを感じ、頭に自分の話す声が響くような感覚になります。

 

またあくびをした際にポコポコとという音が聞こえることがあり、

その際には耳管の機能が低下している可能性がありますので、早めに耳鼻科での治療が必要です。

 

この病気自体に痛みはありませんが、治療法としては耳管の通りを良くしたり、ひどい場合は鼓膜を切開して耳の中の液体を出さなければなりません。

 

耳の中の液体を取り除かなければ、再発する可能性もありますので、音が聞こえなくなったからといって治療を止めるのは禁物です。

自己判断せずに医師の判断を仰ぐようにしましょう。

 

ドクドク

激しい運動をした際や極度の緊張の際に神経が高ぶる事で、身体の中の血流が良くなり、心臓の鼓動のような「ドクドク」という音が聞こえる事があります。

血液や心拍数にあわせて耳鳴りがするので、原因を特定しやすい音です。

 

しばらく安静にしてリラックスしていれば、音は治まりますので、さほど心配する事はありません。深呼吸などをして落ち着かせるのも効果的でしょう。

 

ただし、動静脈奇形など脳血管の病気が隠れている場合もあるので長引くようであれば、病院を受診されることをお勧めいたします。

 

ガサガサ

カサカサという音が聞こえる場合には二つの事が考えられます。

 

1. 耳垢

耳垢を掃除したつもりでも、届かなかった部分に溜まっていたりすると、鼓膜の近くにその耳垢がある場合にカサカサという音がする事があります。

 

ただ、耳垢にもカサカサしたものとベタベタしたタイプがありますので、個人差があります。

あまりにも耳垢が大きく、また取れにくい位置にたまると「カラカラ」「コロコロ」「コンコン」という乾いた音がすることもあります。

 

その他、髪の毛が耳に入ってしまった場合にも「ガサガサ」という音がします。

また頻繁に耳の中をいじりすぎるとかさぶたができて、そのかさぶたが原因で膿ができるなど耳の健康が脅かされるようになるので注意が必要です。

 

2. 耳の中に虫が入る

小さな虫が入ってしまい、それが残っているとカサカサという音が聞こえたりします。

耳の中を自分で何度も触るのは他の炎症を引き起こすこともありますので、気になる際は耳鼻科を受診して、耳の中を診てもらいましょう。

 

ジー

「ジー」という音が継続的に聞こえてきたら、要注意です。「突発性難聴」の症状にノイズ音のような「ジー」という耳鳴りが聞こえるという事が言われています。

また高い音が頭の中で反響しているように響き続けるという方もいます。

 

よくアーティストの方が突発性難聴になったというニュースを耳にした事がある方もいるかと思います。

突発性難聴とはその名の通り、「突然耳が聞こえにくくなる」病気です。

 

はっきりとした原因は解明されていませんが、インフルエンザやはしかのようなウイルスに感染した際に発症すると言われたり、耳の中の血流障害など様々な要因が考えられています。

 

「あれ?耳が聞こえづらいかな?」と思ったら、「しばらくしたら治るだろう」と放っておくのではなく、早めに耳鼻科を受診する事が大切です。

難聴の症状はひどくなるとめまい、吐き気などの症状が現れ、日常生活に支障をきたすこともあります。早めの治療が肝心です。

 

プチプチ

気圧の変化により、耳の管(耳管)がの働きが悪くなる事はお話ししましたが、耳管の働きが悪くなり耳の中の圧力を調節できなくなると、耳が詰まったような閉塞感を感じたり、「プチプチ」という音が耳の中で聞こえる感じがしたりすることもあります。

 

これは「耳管狭窄症」という病気で、ひどくなるとめまいや頭痛、軽度の難聴になったりする事もあります。

 

原因は風邪を引いた時、アレルギー症状が出た時、気圧の変化、疲れが出ている時などが挙げられます。

治療としては耳鼻科で通気治療(鼻から管を入れて、耳に空気を通すようにする)治療や服薬治療が有効的といわれています。

 

カチカチ

中耳にある小さな筋肉が痙攣するとカチカチという音が聞こえることがあります。原因が筋肉の痙攣の場合、自分だけではなく他人にもやはり「カチカチ」という音が聞こえるのが特徴です。

 

またカチカチだけではなく、「パキパキ」「バリバリ」といった断続的なクリック音が聞こえる場合も、同じような原因と言えます。

原因については不明なところも多いのですが、診察で理由を見つけることができるので、いくつかの治療方法を試すことが出来ます。気になったら早めに病院へ行きましょう。

 

ゴーゴー

地鳴りのようなゴーゴーという音が聞こえるのは、大抵ヘッドフォンやイヤフォンを外した直後です。

放置しておいてもいずれ聞こえなくなるので問題ありません。

 

ただし長期間にわたり大音量でヘッドフォンで音を聞き続けると難聴のおそれがあります。

耳鳴りが聞こえたら「そろそろ耳を休ませよう」という身体のサインだと考えてしばらく耳を休ませるようにしましょう。

 

トントン

心拍数と同期して聞こえる「トントン」という音は、心拍数が原因です。ただし心拍数より早く聞こえる場合は、耳の中の筋肉の痙攣が原因だと考えられます。放置していればそのうち治ります。

 

パチパチ

パチパチという音が聞こえた場合、放置していても問題ありません。なぜなら外傷や病気とは関係がないからです。

精神的な興奮状態に陥ると過敏になり、パチパチという気泡が弾けるような音を感じるのです。

 

もし長く続くようであればストレスや疲労が蓄積されている証拠ですので、気分転換に身体を動かしてみたりいつもより長めにお風呂に入るなど試してみましょう。

 

また蚊や虫の羽音は誰もが聞こえる音なので基本的には放置していても問題ありませんが、長期的に続くようであればやはりストレスの疑いがありますので治療が必要になります。

 

ポン

外リンパ瘻(がいりんぱろう)という病気にかかった場合、まれに「ポン」という音を感じます。これは耳の奥のリンパ液が何らかの理由で破れて別の場所にこぼれるときに響く音です。

 

鼻のかむような軽い衝撃でも耳の中で破れてしまうほどの衝撃となる場合もあるのです。薬で症状を抑え安静にしておけば大事には至らない病気です。

ただし悪化した場合は手術が必要になります。

 

ゴロゴロ

耳の中に虫が入ると「ゴロゴロ」という独特な音がします。「カリカリ」という音がする場合もあります。

素人が無理にとろうとするのは危険なので、耳鼻科で診察を受けましょう。

 

キーン

金属音のような低音が響く場合、また横になると耳鳴りを感じる場合、原因はハッキリ分からないことがほとんどです。

自分にだけしか聞こえないため、気にしすぎて体調に悪影響を及ぼすこともあります。

 

あまり気にしない方が健康のためですが、気になる場合は耳鼻科を受診しましょう。

それでも異常が認められない場合は、ストレスなど心因性の可能性がありますので心療内科がおすすめです。

 

コリコリ

もしかしてその「コリコリ」とした音、耳の中ではなく別の場所の不具合が原因で響いているように感じるのかも知れません。最も多い原因が「顎関節症」です。

【関連記事】
顎関節症の簡単な治し方!えっ自宅で治せるの?

歯のかみ合わせが悪いとかかる症状です。食べ物を咀嚼中に痛みや耳鳴りを感じる場合、顎関節症の疑いが高いです。

かみ合わせが悪いと顔全体に本来なら響かないはずの音が聞こえるように錯覚してしまいます。

 

噛むたびに顎の関節がずれていきますので、早めに病院で診察を受け、治療しましょう。

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まとめ

しるし   

耳から音がする原因を見てきましたが、聞こえてくる音の種類によっても様々な原因が挙げられる事が分かります。

耳の中で音がするだけではなく、頭を動かすとめまいまで感じる、痛いと感じる場合は脳に原因がある可能性もありますので、耳以外にも気になる症状がないか確認してみて下さい。

 

「耳が聞こえづらい」というのは日常生活に支障をきたしてしまいます。

また場合によっては重篤な症状を引き起こす可能性もありますので、自己判断せずに早めに専門医を受診するようにしましょう。

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