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肛門狭窄の4つの症状【原因や形成術について簡単に解説!】

トイレ 

便が出にくかったり、出ても細いなんてことはありませんか。それはひょっとすると肛門狭窄かもしれません。

肛門狭窄とはいったいどんな病気なのでしょう。その症状や対処方法についてご紹介します。

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肛門狭窄とはどんな病気?

 

原因はいくつかありますが、それらの原因により肛門が狭くなってしまう病気です。結果、便が出にくくなったり、出ても細かったりします。

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肛門狭窄の原因。こんな時は注意して

 

原因はいくつかありますが、代表的なものをご紹介します。

 

裂肛

一般的には「切れ痔」と言われている症状です。硬い便によって肛門が切れる病気で、排便時に違和感や痛み、出血を伴います。特徴は痛みのわりに出血が少ないこと、女性に多いことです。

 

裂肛が慢性化すると内肛門括約筋(肛門を締める筋肉)にまで炎症が起こり、筋肉の柔軟性がなくなり、硬くなり、狭窄が起こります。

また、粘膜の傷が治るときに傷口が収縮し、周りの粘膜を引っ張ることによって肛門の円周が短くなってしまうことも原因となります。

 

痔瘻

一般的には「あな痔」と言われています。肛門腺から大腸菌が入って化膿し、膿が溜まり、発熱や痛みがでます。

(肛門周囲潰瘍)慢性化すると皮下や脂肪組織の中にトンネル(管)ができます。この状態を痔瘻と言います。男性に多く発症し、特に、乳児痔瘻は女子にはほとんど起こりません。

 

早期に手術をすれば問題ありませんが、放置しておくと管が複雑に入り組み、肛門周囲を取り囲むことがあります。それにより肛門が狭くなり、肛門狭窄になります。

 

手術

通常の痔核手術ではおきませんが、手術の傷が大きかったり、切除しすぎたりしたときに起こります。さらに感染により炎症を起こすことでも肛門狭窄になる場合もあります。

直腸脱(直腸粘膜や筋層が肛門外へ出てくる状態)は加齢により肛門括約筋が弛緩しておこるため、高齢者に多い症状です。

 

治療法の一つにThiersch法(肛門括約筋形成術)という手術があります。肛門を締める手術ですが、締めすぎることにより肛門狭窄が起こることがあります。

 

肛門挙筋症候群

肛門は内肛門括約筋(一定の力で肛門を締めている)、外肛門括約筋(排便時に肛門を自由に締めたり緩めたりする)、肛門挙筋(骨盤内の臓器を支える。骨盤底筋ともいわれる)によって囲まれています。

 

肛門挙筋がストレスや老化により痙攣を起こしたり肥厚することによって肛門挙筋症候群が発症します。差し込むような鈍痛、締め付けられるような痛みは筋肉の過剰収縮によって起こります。

痙攣や過剰収縮により、肛門挙筋が硬くなり、肛門が狭くなります。

 

クローン病

クローン病とは消化器官(特に小腸、大腸)に炎症を起こし、炎症性の潰瘍ができる難病性慢性疾患です。20代が多く、日本より欧米の発症率が高い病気です。

 

この病気は肛門に病変ができやすく、発症してからの年月が長いほど肛門の病変発症率が高くなります。肛門狭窄は二次病変のひとつとされています。

 

腫瘍

直腸内肛門付近に腫瘍ができ、便が通りにくくなっている場合があります。

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肛門狭窄の4つの症状

 

便がでにくい

便意があっても便が出なかったり、出ても細い状態を言います。

 

痛み

裂肛による痛みがあります。

 

出血

排便時にいきみすぎたり、裂肛による傷、潰瘍からの出血があります。

 

瘢痕化

痔核などの手術後に皮膚が傷口が硬くなった状態を言います。

便秘や便の硬さが原因の場合は食生活や生活習慣を見直すことで改善されることがあります。肛門周辺の粘膜や皮膚が硬くなったり肥厚して、肛門が広がらないことが原因の場合、元となる病気を治療する必要があります。

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肛門狭窄の手術での形成術とは

 

LSIS法(内肛門括約筋側方切開術)

肛門括約筋に切れ目を少し入れて肛門を10~20%広げる手術で、内肛門括約筋の痙攣を取って治す方法です。日帰りでも行うことができる手術です。

 

SSG法(スライディング・スキン・グラフト法)

重症の裂肛肛門狭窄の人に行います。硬い瘢痕を切除し、皮膚を移動(皮弁移動)させて肛門を広く形成します。入院が必要なこと、肛門を広げる加減が難しい方法です。

 

長期経過をみると肛門縁に輪状瘢痕が生じて愁訴となったり、重度狭窄の場合に拡張効果が不十分な場合は複数個所SSG法を用いることもあります。

 

Y-V、V-Y型肛門形成術

SSG法に比べて術後の皮膚瘢痕が小さく、見た目が良いのが特徴です。皮膚の切り方、縫合の仕方でそれぞれY-V型、V-Y型と言われています。SSG法と同様に狭窄度が高い時に行われます。

肛門狭窄の原因となる裂肛は便秘が原因の一つとなっています。便秘にならないためには適度な繊維質のある食事を摂ったり、運動を行うことも大事です。

しかし、普段の生活に注意していてもなってしまう場合もあります。

 

そんな時は軽いうちに完治させるのが一番です。重症化すると再発する危険も高まり、手術をしなければならなくなります。恥ずかしがらずに便がうまく出ないと感じたら専門医に相談するようにしましょう。

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