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風邪で下痢や腹痛が治らない【2つの原因や食事方法を徹底解説!】

<監修医師 吉野 聖奈>
腹痛 

風邪を引くとよく下痢や腹痛になってしまう!という人もいるのではないでしょうか?風邪による下痢や腹痛はなぜ起こるのでしょうか?その原因が分かれば、対処方法も見えてくるはずです。

そこで下痢や腹痛の時の「対処法」や「食事でのNG」などを紹介します。

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風邪で下痢や腹痛が起こる 2つの原因

 

ウイルス性胃腸炎

風邪による下痢や腹痛の原因として最も多いのが「ウイルス性の胃腸炎」です。これは感染性胃腸炎の一種で、主な感染源は「ウイルス」です。

 

多くみられる症状は、下痢・嘔吐・吐き気・腹痛、などがあります。感染性胃腸炎は大きく(1)「サルモネラ菌や腸炎ビブリオなどの細菌が原因のもの」と(2)「ノロウイルスやロタウイルス、アデノウイルスなどのウイルスが感染源のもの」、の2つに分類されます。

 

下痢や腹痛を伴う「胃腸風邪」は(2)のウイルスによる感染になります。

 

ウイルス性胃腸炎は主に経口感染が多く、トイレなどで感染した人の便や嘔吐物に触れた手指に付着したウイルスが口から体内に侵入したり、乾燥した便や嘔吐物からウイルスが飛散し吸いこんでしまうことによって感染してしまいます。

 

大人も子供もウイルス性胃腸炎が圧倒的に多いとされています。乳幼児が感染しやすいロタウイルスなどは重症化すると後遺症が残ってしまうこともあります。

 

これらのウイルスに感染し、発症した時に重症化しないためにもワクチン接種や手洗いなどの予防が重要になります。

また、妊娠中の胃腸炎は胎児には影響はありませんが、母体の脱水症状による酸素不足で栄養が十分に行き渡らなくなる恐れがあります。もし感染した場合は、早めに正しい処置を受けましょう。

 

強い薬が原因の場合

風邪による下痢の症状がある場合、服用している薬が原因かもしれません。「抗生物質は大部分が抗菌薬で腸内の悪い菌の増殖を防ぐ作用」があります。

 

しかし風邪の原因菌だけではなく、腸内環境を整えてくれる「善玉菌」も一緒に攻撃してしまうため、抗生物質を服用すると腸内環境が乱れて「下痢」や「腹痛」を引き起こしてしまうのです。

そのため病院で風邪薬(抗生物質)を処方する時には、一緒に胃腸を保護する「胃腸薬」も処方されます。。

 

また咳や発熱、喉の痛み、などの症状を抑えてくれる「抗ヒスタミン剤、抗ヒスタミン薬」という成分が風邪薬には含まれていますが、この成分が原因で便秘の症状が出ることもあります。

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風邪による下痢や腹痛の 3つの対処法

 

症状が落ち着くまでは無理に食べない

「風邪をひいたら栄養をたくさん摂ってゆっくり休むのが一番!」と考える方も多いと思いますが、急性胃腸炎などの場合は無理に食べると症状を悪化させてしまうのでNG!です。

 

急性胃腸炎などの場合は「胃腸が弱っている」ので、無理に食べずに「胃腸をゆっくり休ませて」あげましょう。なるべく2日間位は最低限の食事にとどめ胃腸の回復を待ちます。

 

脱水症状にならないように要注意!

風邪による発熱や下痢の症状がある場合に重要なのが「水分補給」です。特に、食欲がなく下痢症状がある場合は身体から水分が失われてしまう状態が続き「脱水状態」になりがちです。

 

こまめな水分補給を心掛けましょう。水分補給には温かい白湯やお茶などでも問題ありませんが、電解質を多く含んだ「スポーツドリンク」や「経口補水液」などのほうが効果的に脱水症状を和らげてくれます。

 

特に注意が必要なのは、「乳幼児の脱水」です。乳幼児は大人に比べて脱水症状を起こしやすく、気が付かないうちに重症化してしまう危険性があります。もし、乳幼児に下痢や脱水症状が見られた場合は早めに医療機関を受診しましょう。

 

薬が原因であれば医師の相談

先述したように、抗生物質が原因で下痢を引き起こす場合があります。あまりに激しい下痢が続くようであれば「薬が体質に合っていなかったり」、「薬の副作用である可能性」もあるので、早めに医師に相談し薬を変えてもらうなどの対処をしてもらいましょう。

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風邪での下痢や腹痛の時にはこんな食事方法を試して

 

基本は胃腸に優しいものを食べる

風邪による下痢や腹痛の時は消化器官が弱っているので、あまりに症状がひどい場合は無理に食べないほうが良いといわれています。胃腸がダメージを受けている時に、無理に食べることで症状をさらに悪化させてしまうことに繋がります。

 

下痢や腹痛の症状が少し落ち着いてきたら、温かくて消化の良いものを少しずつ食べるようにしましょう。ポイントは「食物繊維が少ない」、「消化が早い」、「胃腸を荒らさない」ことです。

 

おすすめの食材&レシピ

お粥・・・

→ 風邪をひいた時に食べる代表ともいえるお粥ですが、お粥は風邪で弱っている消化器官を温めながら、ゆっくりと休ませ回復させてくれるのに効果的です。

 

リンゴのすりおろし・・・

→ リンゴのすりおろしには、風邪による下痢や腹痛を抑えてくれる効果があります。

リンゴに含まれる「ぺクチン」という成分には便の柔らかさを調整してくれる働きがあります。下痢や腹痛の時にはすりおろしたり、煮りんごにしたりして煮汁も残さず食べることで効果が高まります。

 

逆に、便秘の時は皮ごとすりおろしたリンゴの搾り汁を飲むとよいといわれています。

 

湯豆腐・・・

→ 風邪で発熱していると身体は消化機能が低下し、食欲もなくなってしまいます。そんな時に無理に食べてしまうと、腹痛やおう吐を引き起こしてしまう場合があります。

 

「食欲がない」時におすすめなのが、「豆腐」です。豆腐は非常に消化・吸収率が高く豊富な栄養を含んでいます。

豆腐に含まれる「豊富なたんぱく質」が、発熱によっていつも以上に消費されるエネルギーを補い、身体の回復を補助してくれるため風邪による腹痛時にはおすすめの食材です。

 

冷ややっこなどの冷たいままよりは「湯豆腐」や「お味噌汁」で温かいものを食べましょう。

 

その他には柔らかく煮込んだ温かいうどん、野菜スープ、温かいにゅうめん、はんぺんなどの魚のすり身、などもおすすめです。

ポイントは少し薄味にして胃腸に負担をかけないようにすることです。オリゴ糖は腸内善玉菌を増やす効果があるので調理の際に取り入れたいですね。

 

また「下痢に効く漢方」で使われている人参は「ウコギ科」のもの。日常的に食べている人参は「セリ科」のものなので別物です。

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風邪で下痢や腹痛が治らない!NGの食べ物

 

風邪で下痢や腹痛の症状がある場合には「食べないほうが良い」とされる食べ物があります。

それは、油分の多いもの・甘いもの・冷たいもの・柑橘系の果物・食物繊維が多いもの・香辛料・アルコールや炭酸飲料・コーヒー、など、弱っている胃腸に刺激を与えて症状を悪化させてしまいます。

それぞれの原因を解説します。

油分の多いもの・・・

→ 油はとても分解されにくい性質を持っているため、風邪で消化器官が弱っている時に摂取すると消化されずに「下痢」を引き起こしてしまいます。

これは身体が油分を分解して消化吸収できないために、体外に排出しようとする「防衛反応」によるものです。

 

香辛料(刺激物)・・・・

→ 消化器官が弱っていると時に「唐辛子」や「タバスコ」などの辛いもの(刺激物)を摂取すると胃腸の粘膜に刺激を与え、傷つけてしまう原因になります。

 

また刺激物によって胃腸の働きが異常に活発になり、十分に水分が吸収されてしまう前に便が肛門に追いやられてしまいます。その結果、消化不良を起こし下痢や腹痛の症状を悪化させてしまいます。

 

また、冷たいものや甘いもの、アルコール、炭酸飲料、コーヒーも「刺激物」に当たるので下痢の時には避けましょう。

 

柑橘類・・・

→ みかんやオレンジなどの柑橘類は日常生活で食べる分には健康効果も高くおすすめなのですが、下痢や腹痛の時に食べてしまうとクエン酸が消化器官を刺激して下痢を引き起こすので避けましょう。

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