Sponsored Link

鼻糞がたまるのは病気の疑いあり?【原因や毎日のケアまで大解説】

<監修医師 まっちゃん>

鼻 

「目糞鼻糞を笑う」という言葉のように、鼻糞は汚いものだと思われているようです。

 

会話をしている相手の鼻からもしも鼻糞が出ていたら・・・注意するにも気づかないふりをするにも、ちょっと対処できないと思ってしまいませんか?

 

その鼻糞の存在意義や多く出る場合に考えられる病気などについて解説します。

スポンサーリンク
 

鼻糞ってそもそも何?

 

耳から出ると「耳糞」や「耳垢」と言われるのに決して「鼻あか」と言ってもらえない鼻糞の正体に迫ってみます。

 

私たちは普段何気なく「鼻糞」と呼ぶものを耳鼻科では「痂疲(かひ)」と呼びます。「痂疲」とはかさぶたのことを意味していますが、なんとなくしっくりきません。

「鼻屎」と表記されることもありますが要は「鼻から出る糞」と考えられています。

 

鼻水とゴミや埃が鼻の中で凝固したもので、乾燥した残りかすですね。あまりよく観察したことはないかもしれませんが、白色から黄色が普通の見た目ですが、鼻糞の色は健康のバロメーターにもなるのです。

スポンサーリンク

鼻糞が出来る仕組みとは

 

鼻の中には鼻毛が生えていて、鼻毛の出ている部分には皮脂腺もあります。これらが吸い込む空気から異物を除去するフィルターの役割を持っていることはご存じでしょう。

 

鼻毛が鼻から飛び出している人を見ても、笑わずに「この人は立派な高性能フィルターを持っているな」と思うようにしましょう。

 

空気を吸い込んで鼻毛を通り越した異物は鼻腔内粘液で湿らせて鼻毛にくっつけるという仕組みがあります。鼻腔内で鼻水(水分)と老廃物や異物が混ざって乾燥したものが鼻糞というわけです。

 

「鼻糞を食べると免疫機能が上がる」という話がまことしやかに囁かれています。

海外で研究されているようですが、原理としては生活する中で日々フィルターにかかる異物を自ら食べることでアレルギーやウイルスに対抗する力が上がるということのようです。

 

しかし、エビデンスが確立されていないため、安易に信じないほうが良いでしょう。

スポンサーリンク

鼻糞はこんな成分で出来ている

 

鼻糞の成分なんて考えたこともないことかもしれませんが、フィルターで食い止められたものなど色々なものでできているのです。

 

空気中の埃や汚れ

一番はこれらの外からのものです。埃や汚れは思った以上に色々な成分がありますね。

 

一番に思いつくのはPM2.5やタバコの煙・排気ガス、年中無休で私たちを悩ませる花粉やダニ・カビなどです。

 

鼻毛は窓についた網戸のようなものですね・・・他にも日常生活で舞い上がる洋服や布団など繊維製品の綿埃やフケなど様々です。

タバコを吸いすぎると煙の影響で黒い鼻糞が出ることもあるそうです。

 

鼻糞に色がついていたらウイルスの可能性あり!

空気中を浮遊するウイルスといえばインフルエンザウイルスが思い浮かびます。くしゃみや咳で飛び出して、人から人へ飛沫感染するものが鼻糞成分になるものです。

 

風邪の治りかけになかなか粘度の高い黄色の鼻水や鼻糞が出ます。これは白血球の戦いの証です。風邪ウイルスと白血球のせめぎあいの跡が鼻糞として残ります。

 

緑色の鼻糞は要注意!

体内に炎症があったら緑色の鼻糞が出ることがあります。これは感染症などからくる炎症により好中球「ペルオキシターゼ」が体内で生産されています。

白や黄色よりも重症化して、体内で膿が出ているサインかもしれません。

 

鼻糞に塩分?

結局鼻糞は鼻水という浸出液と埃やウイルスなどの塊ですが、塩分が含まれていることを知っていますか?

 

子供の頃に鼻水が盛大に出て口に入ってしまうアクシデントに遭遇したことがある人は「塩辛い」ということをご存じでしょう。

 

鼻水は鼻腔内の血管から染み出す浸出液です。浸出液ということは元は血液、その中の水分に由来する物質なのです。

血液由来ということは、涙や汗同様塩辛いということですね。

スポンサーリンク

鼻糞たまる原因はコレだ

 

ストレートに言ってしまえば「空気が汚いところにいる時間が長いほど鼻糞がたまる」ということです。

鼻毛でブロックした異物と鼻水の異物なのですから当然でしょう。大気汚染やタバコも鼻毛が天然の空気清浄機であっても鼻糞がたまってしまいます。

 

他に鼻糞がたまる原因を考えましょう。まず挙げられるのは乾燥です。

空気の乾燥は鼻の粘膜自体が乾燥しやすくなり、冬は特に鼻水が乾いて鼻糞になってしまいます。

だからと言って口呼吸はダメですね。加湿器やマスク・うがいなどをして乾燥を防げば風邪も予防できます。

 

花粉症やハウスダストなどで発症するアレルギー性の鼻炎でも鼻糞がたまりやすくなります。

鼻炎だけでも鼻水の精製量が増えてしまいますが「鼻をかむ」という行為で粘膜が傷つくとそこからかさぶたという鼻糞がたまります。

 

外的要因を見てきましたが、自分で鼻糞をたまりやすくしている人もいます。

鼻毛抜きが多い方は要注意です。鼻毛は天然の空気清浄機、抜いてしまってはいけませんしそれ以外に抜くという刺激で鼻の粘膜炎症を起こすことがあります。

そこから雑菌が入ったりすると結構なおおごとになり、医療機関へ直行する人も珍しくはありません。

鼻毛は決して抜かずに鼻毛カッターを利用しましょう。ついつい鼻毛を抜いてしまう癖は治しましょうね。

スポンサーリンク

毎日掃除しても鼻糞がたまるのは病気の可能性もある

 

毎日掃除しているのに、なぜこんなに鼻糞がたまるんだ?という方は病気が関わっている可能性を考えてみるのも一つの方法です。

 

まず可能性として高いのは蓄膿症(副鼻腔炎)です。慢性的な鼻づまりだという場合には疑えるのかもしれません。

また風邪や花粉症がひどく、広範囲に炎症してしまうと起こることがあります。鼻の形状によって蓄膿症を起こしやすい人もいますが、鼻水や鼻の奥に臭いがあるなと感じたら可能性はあります。

 

アレルギー性鼻炎でも慢性的な鼻づまりを持っていることが多く鼻糞がたまりやすいといえます。

 

ドライノーズでも鼻糞の量がかなり増えるようです。ドライノーズは乾燥性鼻炎と言いますが、鼻の粘膜が乾燥しているため鼻水が異物を捉えるより早く乾いて鼻糞になってしまいます。

空調の効いた室内に長期間いることで肌の乾燥を感じることがありますね。当然鼻の粘膜だって相当な乾燥を感じているはずで、鼻の中や奥の方がピリピリしたりしませんか?

 

鼻の中に「おでき」ができていたら毛嚢炎(もうのうえん)かもしれません。

毛穴に細菌が入って炎症を起こしておできができることがあります。

鼻毛を一生懸命抜いている人は注意しないと毛嚢炎で鼻糞が大量に、ということにもなりかねません。おできはこの毛嚢炎の他にポリープができることもあります。

 

鼻糞が鼻掃除以上に溜まってしまう原因として考えられる病気を見てきましたが、いずれも気になるときには悪化する前に耳鼻咽喉科で相談してみましょう

スポンサーリンク

鼻の中を清潔に保つ正しい鼻掃除の方法

 

鼻糞は自然に備わった空気清浄システムが正常に作動している証拠です。

 

だからと言ってそのまま放置して鼻の穴から顔を出されては百年の恋も一時に冷めるということになってしまいます。

 

あくまでも「清潔を保つ」ための鼻掃除の方法を覚えておきましょう。

 

鼻掃除、やってはいけないこと

ダイレクトに「指ほじり」をすると爪で鼻の粘膜を傷つけて鼻血が出たり感染症を起こすのでやめましょう。

鼻血だからと侮っていると、鼻血が出すぎて貧血になることだってあるのです。

 

鼻毛を引き抜いてはいけません。あくまでも「鼻毛カッターでカットする」という方法のみを実践しましょう。

 

鼻づまりがひどいときには掃除するのは避けるようにしましょう。炎症を起こしやすくなっているデリケートな鼻をいたわりましょう。

 

鼻掃除タイムは夜?

入浴中や入浴後のお風呂場がベストでしょう。適度な湿気の中で呼吸をしている時間が長いところは風呂場です。耳掃除と共通している点ですね。

 

いよいよ鼻掃除!

用意するものは「綿棒」です。綿棒がなければティッシュにしましょう。

 

鼻掃除の仕方は簡単、綿棒の先から1センチほどのところを軽く持ちます。あとは入り口からゆっくりぬぐうだけ。

何回もしつこくほじらずに「右回り・左回り」これでおしまいです。それ以上ほじったところで粘膜を傷つけるだけなので「まだ?」と思うぐらいでやめるのが正しい鼻掃除です。

 

ティッシュの時も強くこすらないように注意します。そのあとで鼻毛が気になる方は鼻毛カットをしておきましょう。

 

鼻うがいって、実際どうなの?

慣れると簡単な「鼻うがい」もやり方を間違えば中耳炎を起こしたりすることがあります。

 

体温程度の食塩水を生理食塩水の濃度(0.9%)と同じに用意して、片方の鼻を押さえてもう片方の鼻で食塩水を吸い込みます。

 

生理食塩水と同じ濃度ならば、鼻に入っても基本的には、痛みを感じることはありません。

 

その食塩水を、飲み込む寸前で止めるのが初めは難しいのですが、こうして吸い込んで少し息を止めてから出すということを数回繰り返すのが「鼻うがい」です。

 

鼻うがいは「鼻洗浄」と呼ばれ、鼻掃除完成度ナンバー1ですが慣れが必要です。

上級者なら鼻から吸い込んで口から吐き出すという技もありますが、鼻から吸い込んで鼻から出すだけでも十分鼻掃除はできています。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
   

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ