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おでこが押すと痛い!【8つの原因や病気の可能性を解説!】

<監修医師 ドクターTST>
頭痛

おでこを打ったりぶつけたりしたわけでもないのに、押すと痛いことがありませんか?もしかしたら、そんな時は何らかの病気かもしれません。

おでこを押すと痛い時に考えられる様々な病気やその原因を解説していきます。

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おでこが押すと痛いのはコノ病気かも

 

おでこを押すと痛い場合に考えられる病気は、頭痛・鼻炎・脳疾患など多岐にわたります

 

偏頭痛

頭の片側又は両側のこめかみがズキンズキンと脈打つように痛み、脳の血管が拡張して炎症を起こすために引き起こされる痛みで、頭を押すと痛い箇所は頭皮にコリが溜まっています。

くわしくはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
こめかみが痛い頭痛の原因は?簡単な対処法とは!

 

緊張型頭痛

長時間の同じ姿勢やパソコン作業、ストレスや緊張が原因、又は、睡眠不足で脳の休養が不十分でも発症しやすいと考えられています。

 

副鼻腔炎

鼻の周りにある“副鼻腔”という4つの空洞に何らかの原因で細菌(ウイルス)などが感染して炎症を起こし、副鼻腔に膿が溜まる病気です。

 

又、目の奥に膿が溜まると眼球が圧迫されたような感じがしたり目の奥が痛みます。こじらせると蓄膿症や気圧の変化によっては顔面痛、頭痛が生じます。

 

高血圧症

血圧が高い状態による首や肩のこりから、頭部周辺の血流が影響されて頭痛でおでこに現れやすくなります。

 

脳血管性疾患(脳梗塞や脳出血など)

脳内の血管が切れたり、脳内の細い血管に血栓が詰まる病気で、後遺症として半身麻痺が残る場合が多く、場合によっては生命を落とす危険があります。

 

くも膜下出血

突然何かに殴打されたかのような痛みが出て、数十秒から1分以内にピークを迎えた場合は、くも膜下出血の可能性があります。多くの場合、吐き気や嘔吐に伴い意識障害が現れることが殆どです。

【関連記事】
くも膜下出血の前兆をチェック!目に異常が出たら危険!

 

風邪・インフルエンザ

風邪やインフルエンザの症状でおでこが痛い場合があります。血管拡張型頭痛という事もあります。

 

頭部軟部組織損傷

受傷直後は、冷たいタオルなどで冷やした方がはれ(こぶ)や痛みが軽くなることがあります。腫れや痛みがあるばあいは、スポーツを控えて入浴も短時間にします。

 

但し、1歳未満の乳児で打ち身やこぶが直径5㎝を超える場合は、救急車を呼んでください。

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おでこを押すと痛い原因

 

頭痛

偏頭痛や緊張型頭痛など、通常は頭の片側に痛みが出ることが多いですが、場合によってはおでこや頭頂部に出ることがあります。

 

副鼻腔炎

副鼻腔炎の場合は、おでこに痛みが出るケースが多いということです。子供が風邪やインフルエンザでもないのに、おでこの痛みを訴える場合は、副鼻腔炎の可能性があります。

 

パソコン作業

眼精疲労を招き、また長時間同じ姿勢にもなりがちなので、眼精疲労と長時間の同じ姿勢が影響して頭痛になる原因になります。

眼精疲労の症状についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
眼精疲労で頭痛い!3つの市販薬で楽になる!

 

ニキビ〔尋常性ざ瘡〕

中学生の頃に発症することが多く、90%の人が経験すると言われており、初めてのニキビがおでこに出ることが多く、膿が溜まることで痛みが出ます。

 

ストレスや緊張

仕事や人間関係などの悩みや不安などの精神的ストレスに長い間さらされていると脳の痛みを調整する部分がうまく働かなくなり頭痛を引き起こしてしまうことがあります。

 

アレルギー

アレルギー性鼻炎や花粉症などが原因で頭痛が出る場合があります。特に、子供のアレルギー性鼻炎の場合は、頭痛になることが多いようです。

 

外傷

おでこを何かにぶつけたり、転倒して打ったり、外力によって痛みが生じる場合でサッカーのヘディングなどで痛みが出ることがあります。

 

病気

頭部やその周辺の病気は、頭痛がおでこに現れる原因になります。

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おでこの痛みを改善しよう

 

おでこの痛みの改善策として、対処方法がいくつかあります

 

痛いところを冷やす

「偏頭痛」は、脳の血管が拡がることが原因ですので、氷水などで冷やしたタオルなどを首筋や痛む場所にあてると痛みが和らぎます。

又、身体を動かして痛みが強くなったり、光や音に敏感になる場合は、静かな暗い場所で横になりましょう。カフェインは血管を収縮させるので、痛みの早い段階でコーヒーなどを飲むと痛みが軽減されます。

 

身体を温める

「緊張型頭痛」の場合は、首筋や肩、又は全身をマッサージ・ホットタオル・入浴などで患部を温めることによって血行が良くなり、頭部周辺の筋肉の緊張がやわらぎ、頭痛がおでこに現れる状態が改善されます。

 

軽いストレッチ

長時間のパソコンやスマートフォンを見る、うつむくような姿勢は肩こりや首のこりの原因になります。

※ 首を左右に倒す;首の横の筋肉を伸ばす。

左手を頭に乗せて、軽く頭を押すように左側へ首を倒します。反対側も同様に。左右とも気持ち良い程度に5~10回程度ずつ行い、手を添えながらゆっくり前や後ろへ倒しても効果的です!

 

市販薬

頭痛によっては市販の鎮痛薬などで抑えられる場合もありますが、常用すると薬が効かなかったり、頭痛が更に酷くなる場合もあるので薬剤師さんに相談しましょう。

 

頭や足裏のツボ押し

肩こりなどから起こる“緊張型頭痛”は、頭のツボを押すのも効果的です。

 

※ 「天柱」 頭痛・肩こり・目の疲れに効く頭のツボ

後頭部の髪の生え際にラインで、中心にある首の骨の両脇に太い2本の筋がありその外側の窪んでいるところを“天柱”と言います。

 

※ 「陥谷(かんこく)」「大脳」「三叉神経」頭痛に効く足裏のツボ

✅ 陥 谷 ・・・人差し指と中指の間

✅ 大 脳 ・・・足の裏の親指付近

✅ 三叉神経・・・足の裏の親指と人差し指の近く

 

2つの精密検査

頭痛がおでこに現れる場合は、脳神経外科や耳鼻科で2つの検査をしましょう。

 

✅ 頭部CT検査

→ 頭部をX線撮影し、コンピューター処理して頭蓋骨の中の状態を輪切りにしたような画像にします。脳、副鼻腔などの異常が確認出来ます。

 

✅ 頭部MRI検査

→ 頭部に電磁波をあてて、頭部の中の状態を見る検査で、CT検査よりも画像が鮮明です。

 

2つの治療

✅ 薬物治療

→ 自己判断で市販薬を服用するのではなく、病院受診して理由がはっきりすれば、医師の処方による薬物投与の治療が受けられます。飲み薬による治療が多いですが、上体によっては点滴の場合もあります。

 

✅ 手術

→ 副鼻腔炎や脳血管性疾患の状態が酷い時は手術が必要な場合もあり、状態によっては入院が長期化する恐れがあります。

 

≪予防方法≫

✅ 首や肩のコリを防ぐ

→ 日頃から首や肩の筋肉を鍛えたり、毎日ストレッチやマッサージの習慣をつけるなどして、コリや疲れを溜めないようにしましょう。長時間同じ姿勢でいないことや、身体を冷やさないことも大切です!

 

✅ 休養を十分に取る

→ 休養を十分取ることは、首や肩の筋肉を休めたり脳内を休めたり、パソコン作業で疲れた目を休めたり、ストレスや緊張が軽減したりするなど、頭痛がおでこに現れる場合の大きな予防になります。

 

✅ 睡眠時間を確保する

→ リラックス出来る環境を整えて、睡眠時間をしっかり確保しましょう。但し、週末の寝だめは厳禁です。寝過ぎて頭痛が起こる場合もありますので、休日もいつもと同じ生活リズムで過ごしましょう。

【関連記事】
寝すぎて頭痛いし吐き気がする!原因や治し方を3分で解説!

 

✅ ストレスを溜めない

→ 喫煙や飲酒以外の身体に良い方法でストレスを溜めない工夫をすることは、頭痛がおでこに現れる場合の予防になります。

自分自身の症状から痛みの原因・対処法・予防法を試して、頭痛が酷くなった場合は速やかに病院受診をしてください。

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