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ほくろがかゆい原因!皮膚がんとの見分け方を解説【要注意】

<監修医師 Dr.masa>
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ほくろは、昔からあるから、と普段気にも留めない方が多いかと思いますが、

もしほくろがかゆかったり、最近急にできたほくろがあったりする方は注意してください。

 

ほくろがかゆいのは皮膚の病気のサインなのです。

今回の記事では、ほくろがかゆい時の原因と対処法、そして皮膚がんとほくろの見分け方をご紹介します。

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ほくろがかゆい原因と対処法

 

通常、ほくろはかゆくなりません。かゆい場合は皮膚の病気が原因です。

 

黒っぽいほくろがかゆいのはメラノーマ

メラノーマは、別名悪性黒色腫と呼ばれる、皮膚のがんです。

初期は、見た目がほくろに似ていて見分けがつきにくいので注意が必要です。

 

メラノーマはメラノサイトという色素細胞ががん化、異常増殖して生じます。

放っておくと皮膚の奥の方まで病気が拡大してしまいます。

 

メラノーマについてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
メラノーマの初期症状はコレ【4つの種類をご存知ですか?】

 

がんですから、体の別の部分へ転移の可能性もあります。

また、メラノーマはメラノサイトがあるところならどこでもできます。

 

足の裏は、刺激が多い為メラノーマになることが多いそうです。

普段足の裏をじっくり見ることは少ないので気をつけたいですね。

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その他にも、体幹、頭、手足、爪などにもできるそうです。

 

メラノーマの治療方法

メラノーマと診断されたら、すぐに取り除くのがベストです。

メラノーマは進行の早いがんだからです。もし初期の段階であれば、ほくろとその周りを切除します。

 

もし範囲が広い場合は皮膚移植が行われることもあります。

もしがんが転移してしまった場合は、抗がん剤や放射線療法での治療となりますが、

メラノーマは、抗がん剤や放射線治療が効きにくいとされています。

ですから、早期の発見と治療が大切です。

 

注意していただきたいのは、メラノーマを取り除く場合は、

美容外科で行われるようなレーザー治療では効果がない、ということです。

必ず皮膚科を受診してください。

 

赤っぽいほくろがかゆいのは老人性血管腫

もし、ほくろが赤っぽくてかゆみがある場合は、メラノーマではなく、老人性血管腫である可能性があります。

 

これは、皮膚の中にある毛細血管が増えてしまうことにより起こります。

年をとると発症しやすいので「老人性」と呼びますが、30代前後から発症する方もいます。

 

特に健康に害があるわけではありませんが、顔などに出来てしまうと嫌な思いをされる方もいると思います。

その場合はレーザー治療で取り除けますので医師の方に相談してみてください。

 

肺血管腫についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
肝血管腫とは?【2つの原因や治療方法を分かりやすく解説】

 

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ほくろの正体とは?

 

そもそもほくろとは一体なんでしょう?

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実は、ほくろも皮膚にできた腫瘍なのです。

でもご安心ください。普通のほくろは、良性の腫瘍です。

ですから、かゆみなどの異常がなければ体への影響はありません。

 

ほくろはどうやってできるの?

ほくろは、皮膚の一部分にメラノサイト(色素細胞)が集まってできます。

メラノサイトは、メラニン色素を持っている細胞で、普通は一定の間隔で離れて存在しているのです。

 

が、これが何らかの刺激でかたまって増えてしまったものがほくろです。

メラノサイトは、皮膚が紫外線を浴びた時にメラニン色素を作ります。

そのため、ほくろは紫外線が当たる場所にできやすいのです。

 

紫外線の他に、ストレスやホルモンバランスの乱れによってもほくろが出来てしまうことがあります。

ほくろの色や大きさは様々です。

 

黒や褐色、青っぽいなど人によって差はありますが、かゆくなければ健康への害はない、と考えてください。

 

【関連記事】
ほくろが増える7つの理由【原因はこの病気かもしれない!】

 

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ほくろと皮膚がん(メラノーマ)との見分け方を解説!

 

では、メラノーマはほくろと何が違うのか、見分け方をご紹介します。

いくつか当てはまる項目があるようなら、できるだけすぐに皮膚科を受診するようにしてください。

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かゆい

まずほくろはかゆくなりません。ほくろがかゆい、あるいは痛い場合はメラノーマの可能性が高いです。

 

普通のほくろより大きい

人にもよりますが、ほくろは直径5mm以下のものが多いです。

もし、6mmより大きいほくろなら細胞が異常増殖しているかもしれません。

 

最近急に大きくなった

もし、ほくろが数ヶ月ほどでどんどん大きくなった場合は、メラノーマの可能性があります。

 

真ん中がへこむ

皮膚の腫瘍の場合、真ん中がへこみただれてしまう場合があります。

 

いびつな形をしている

普通のほくろなら、比較的綺麗な丸い形をしています。

ですが、メラノーマの場合はいびつな形をしているのが特徴です。

黒い丸がいくつも集まっているような形をしていることがあります。

 

ほくろの色がまだら

メラノーマの場合、濃い色と薄い色が混ざった、まだらな色をしていることがあります。

 

ほくろと皮膚の境目がはっきりしない

もし、ほくろの色素がにじんでいる、染み出しているように見える時はメラノーマの可能性があります。

 

普通のほくろとメラノーマを見分けるポイントを7つほど紹介しましたが、

やはり素人目に判断するのは難しいこともあります。

少しでも不安に思ったら皮膚科を受診し、きちんと検査を受けるようにしてくださいね。

 

皮膚がんとほくろの関連についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
皮膚がんの3つの症状!【コノかゆみやほくろは危険です!】

 

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