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カゼインとは?【プロテインの効果や癌促進の真相を徹底解説!】

<監修医師  WASHIO>
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筋力増強をしている人には馴染みのプロテインですが、ガゼインプロテインもその1つです。

しかしガゼインプロテインは、癌を促進するといった怖い情報もあります。今回はそんなガゼインプロテインについて解説したいと思います。

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カゼインとは?

 

ガゼインプロテインは、ホエイプロテインと同じで牛乳から作られているプロテインです。牛乳に含まれているタンパク質のうち約80%はこのガゼインプロテインで、消化・吸収に時間がかかる事が特徴です。

 

その為、運動をする前や後にタンパク質補給のための摂取は向いていません。しかし、食事の合間や就寝前に飲むことには適しています。

これはガゼインプロテインがゆっくりと吸収されることで、タンパク質を長い時間をかけて補給してくれるためです。

 

さらにガゼインプロテインにはグルタミンというアミノ酸が豊富に含まれています。その為、筋肉の分解を防ぐ役割を果たします。筋肉を落とさずにダイエットをしたいときにも、適しているプロテインなのです。

グルタミンと筋肉の関連性についてはこちらも参考にして下さい。

【関連記事】
風邪で筋トレすると危険な2つの理由【グルタミンで予防しよう】

 

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カゼインプロテインの効果

 

栄養補給

ガゼインプロテインはゆっくりとタンパク質を体内に補給するため、栄養補給に適しています。また寝る前に飲むことで、睡眠中の疲労回復効果も期待できます。

ホットミルクの効能についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
ホットミルクの4つの効果に驚き【胃痛や便秘解消の飲み方を伝授】

 

体内の調整

カルシウムの吸収を良くする働きや腸を整えてくれる作用、消化作用の促進、血圧の抑制、鉄分の吸収を良くする、精神状態を安定させる、免疫を向上させるといった効果も期待できます。

 

筋肉増強

筋肉を増やしたいという人には、ホエイプロテインがおすすめです。しかし体重を増やしたいという人には脂質の多いガゼインプロテインでも大丈夫です。

 

また、ホエイプロテインは吸収が早いのですが、ゆっくりと吸収されていきます。睡眠前にガゼインプロテインを摂取すると、睡眠時の筋肉の分解を抑え、さらには修復も助けてくれます。

 

筋トレ直後のプロテインはホエイプロテイン、睡眠前や栄養補給の為のプロテインはガゼインプロテインを摂取するといったように、目的にあった摂取をするといいでしょう。

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カゼインの危険性

 

アレルギー

ガゼインプロテインは、牛乳から作られるプロテインなので、牛乳に対してアレルギーがある人は避けるようにしましょう

最悪の場合、アナフィラキシーショックを引き起こすことも考えられます。自分の体質にあったものを摂取するようにする必要があります。

 

がん・白血病

ガゼインが排出されずに体内に蓄積されると、女性であれば乳がん・男性であれば前立腺がんの原因になるといわれています。その他にも、大腸がんや白血病の発症リスクを高めるとも言われています。

 

ガゼインは腸から吸収しにくく、腐敗や異常吸収を起こしやすいといわれています。それが、アレルギーや大腸がん、喘息や白血病などを起こしやすくするといわれています。

白血病についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
歯茎の出血が止まらない6つの原因!【白血病の可能性もあります】

 

子供の発育

言葉が遅れたり意欲の喪失、さらには精神の発達にも影響を及ぼすといわれています。また、喘息やアトピーの子どもにはガゼインはよくないという報告もあります。

 

牛の乳である牛乳に含まれているたんぱく質(ガゼイン)と、母乳に含まれているタンパク質(アルブミン)は全く違う成分で、本来子牛の飲み物である牛乳を人が飲むことで、アトピーや喘息を引き起こしているという考え方も呈されています。

 

下痢や腹痛

ガゼインプロテインは、牛乳がもとになって作られています。日本人の5人に1人は乳糖不耐症といって、体内で乳糖をうまく消化吸収できない体質であるといわれています。

このような体質の人がガゼインプロテインを飲むとお腹を下したり、腹痛を起こしたりするわけなのです。

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子供のカゼインの摂取は特に要注意

 

ガゼインは、摂取してはいけない成分ではありませんが、子供には注意が必要です。アレルギーや神経の働きに支障をきたす可能性があると言われ始めたからです。

 

特に牛乳のタンパク質の80%をガゼインが占めていますが、乳幼児の体では分解が難しいといわれています。ガゼインを分解するトリプシンやキモトリプシンといった酵素が分泌できるようになるまでは、注意が必要です。

 

さらに小麦などに含まれるグルテンとガゼインが腸内でタンパク質に分解されると、モルフィンという物質になります。血液を通して体内に入ったモルフィンは、モルヒネに似た作用を持つそうです。

 

このモルフィンが脳内に入ると、言語や聴覚機能を司っている側頭葉の働きに影響を与え、ADHDや統合失調症の原因になるのではないかという可能性が言われています。

牛乳の効能と子供の成長に与える影響についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
牛乳の効果や効能に驚き!【胸や身長への影響は本当?】

 

ガゼインの意外な利用方法

 

今までは食べ物としてのガゼインについて解説していましたが、実はガゼインは乳液などの化粧品にも使用されています。

 

またガゼインはカルシウムと結びつきやすいので、カルシウムの吸収を助ける働きもあるので、カルシウムの補給を目的とする栄養補助剤に添加されています。

様々な害のある可能性も示唆されるガゼインですが、自分の体質・過剰摂取を避ける事が大事なのかもしれませんね。

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