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プレコール持続性カプセルの3つの効き目!【副作用に注意して!】

<監修薬剤師 BlueP>
薬

日本も全国的に「夏本番」となってきましたね。しかしこんな季節の変わり目に「風邪」を引いたりするんですよね。そんな時つい忙しくて病院に行けずつい市販薬で済ませちゃうことってありますよね。

 

沢山ある市販風邪薬の中に「プレコール持続性カプセル」という1日2回で効果が持続するお薬があるんです。朝晩の服用で大丈夫!というわけですよね。

今回はこのプレコール持続性カプセルのいくつかの効き目と気をつけなければいけない副作用について解説しますね。

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プレコール持続性カプセルの特徴

 

では、「持続性」ってうたっているみたいだけどどんな効き目があるのか調べてみましょう。

 

持続性ってどれくらいもつの?何故、1日2回でいいの?

プレコール持続性カプセルはその名の通り、1日2回の服用で効果が出るお薬です。その理由としては1つのカプセルに次の顆粒が入っているからです。

✅ 胃で溶ける即効性のある顆粒(速溶性顆粒)

✅ 腸で溶ける顆粒(遅溶性顆粒)

 

つまり、この2種類の顆粒が1つのカプセルに入っている事により薬の溶ける時間に時差ができ薬の効果時間を長く保つ事ができるのです。(持続性)

2種類の解熱鎮痛成分 イソプロピルアンチピリンとアセトアミノフェンをはじめとする7つの有効成分がのどの痛み、発熱などのつらいかぜの症状に効果を発揮します

 

プレコール持続性カプセルの効き目

 

「持続性のあるお薬」だとわかったところで、次は効き目についてお話ししましょう。

 

プレコール持続性カプセルの基本情報

✅ 効能・効果

⇒かぜの諸症状(のどの痛み、発熱、鼻水、鼻づまり、せき、たん、悪寒、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み、くしゃみ)などの緩和

✅ 用法・用量

(年 齢) 15歳以上

(1回量) 2カプセル

(服用回数)1日2回

※15歳未満の方の服用はできません。

※服用時は薬に添付される説明書をよく読んで確認しましょう。

 

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プレコール持続性カプセルの副作用

 

次は「副作用」ついてお話しします。どのような薬でも副作用はあるようですが事前に症状を知る事によって早めの対応ができると思います。

服用後に次の症状があらわれた場合は直ちに服用を中止し、医師・薬剤師又は登録販売者に相談してください。

 

✅皮膚・・・・発疹・赤疹・かゆみ・はれ等の症状がでる

✅消化器・・・吐き気や嘔吐・食欲不振・上腹部痛・胸やけが起こる

✅精神神経系・めまいの症状がある

✅泌尿器・・・排尿困難(尿が出にくい)

✅その他・・・過度の低温低下

また、稀に以下に挙げる重篤な症状がおこる事があります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

 

✅ アナフィラキシーショック(血圧が下がりショック状態になったもの)

⇒服用後すぐに、皮膚の痒み、蕁麻疹、声のかすれ、くしゃみ、のどの痒み、息苦しさ、動悸、意識の混濁

 

✅ 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)(感染症によるものや薬剤によって起こる場合がある)、中毒性表皮壊死融解症(薬剤により引きおこる)、急性汎発性発疹性膿疱症(薬剤により引きおこる)

 

⇒高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲にでる発疹、発赤、赤くなった皮膚上に小のう胞(小さいブツブツ)が出る、全身の倦怠感、食欲不振等が持続したり、急激に悪化したりする。

スティーブンス・ジョンソン症候群についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
スティーブンス・ジョンソン症候群の3つの原因【初期症状はコレ】

 

✅ 肝機能障害(肝機能が低下)

⇒発熱、痒み、発疹、黄疸、褐色尿、全身倦怠感、食欲不振等があらわれる。

✅ 腎障害(*尿の色や量に注意します)

⇒発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身倦怠感、関節痛(節々)下痢等があらわれる。

 

✅ 間質性肺炎(肺の間質に炎症が起こる)

※間質⇒肺胞の壁・肺を支持する肺胞以外の箇所をいいます。

⇒階段を上ったり坂道を上ったり、ちょっと無理をすると息切れが起こる。空咳(痰のない乾いた咳)や発熱等がみられ、これらの症状が急にあらわれたり、長く続く。

【関連記事】
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✅ ぜんそく(気道の炎症)

⇒息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴り、息苦しい等があらわれる。

✅ 再生不良性貧血(発症により赤血球・白血球・血小板等の全ての血球が少なくなる)

⇒青あざ、鼻血、歯茎の出血、発熱、皮膚や粘膜が青白く見える、疲労感、動悸息切れ、気分が悪くなりくらっとする。

✅ 無顆粒球症(主に薬剤の副作用で発症する。薬剤の影響で顆粒球の成長に異常が発生したり、顆粒球自体の寿命が短くなる)

※顆粒球⇒骨髄で作られて抹消血内の白血球の1/2から3/4程を占めています。

⇒突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。

 

最後に・・

しるし   

いかがでしたか?最後に副作用について解説しましたが、「こわい」と思った方もいらっしゃると思います。ですが、どんな薬にも多少の「副作用」はありますし、用法・用量を守らないと大変な事になるのです。

 

皆様は、どうか用法・用量をしっかり守り早くかぜを治してくださいね。但し、服用中に違和感や現状回復しなし時は直ちに服用をやめ医療機関での受診をお勧めします。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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