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吐き気止めの市販薬はコレがおすすめ【スッキリ解放されよう】

<監修薬剤師 BlueP>
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「胸がむかむかする」、「胃がきりきり痛い…」そんな中、急に訪れる吐き気。多くの人が経験したことがあると思います。

でも病院に行く時間がない時や急な症状の場合市販の吐き気止めを利用する方も多いのではないでしょうか。今回はそんな吐き気の原因やおすすめの市販薬についてまとめてみました。

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気持ち悪くなる原因

 

食べ過ぎ

食べ過ぎにより胃に負担がかかり消化が追いつかなくなることで起こります。

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飲み過ぎ

飲みすぎの場合いくつか原因があげられます。アルコールを多量摂取したことで胃の動きが悪くなり消化不良が起きたり、アルコールによる刺激で大量の胃液が出され胃に炎症を生じた際におこります。

また分解が追いつかなくなったアセトアルデヒド(毒性の強い中間代謝物)により嘔吐中枢を刺激されることによってもおこるといわれています。

 

ストレス

ストレスを感じる事によって胃酸過多になり括約筋が弱るなど、健康な胃の働きが出来なくなりおこります。特に食後の吐き気、寝起きの吐き気などはストレスによる可能性が高いといわれています。

 

加齢

加齢により胃の働きが悪くなることでおこります。

 

病気

様々な病気により、脳の嘔吐反射中枢が刺激されておこります。吐き気、嘔吐以外にも頭痛、腹痛、めまいなど他の症状を伴います。

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おすすめの吐き気止め薬

 

総合胃腸薬

様々な胃腸の症状に対応するお薬のことです。飲みすぎ、食べ過ぎ、二日酔いによるむかつき、胃もたれ、胃痛に効果的です。

市販薬だと第一三共胃腸薬(第一三共)があげられます。

 

漢方薬

複数の生薬をあわせたお薬のことです。機能低下した胃の働きを高めるので食欲不振や胃痛、胃炎、胸やけ、吐き気に効果的です。

市販薬だと大正漢方胃腸薬(大正)、タケダ漢方胃腸薬(タケダ)、太田胃散(太田胃散)がこれにあたります。

 

胃粘膜保護剤

荒れた胃の粘膜を保護して修復するお薬のことです。飲みすぎや食べ過ぎによる吐き気に効果的です。

市販薬ではサクロンQ (エーザイ)、セルベール整胃錠(エーザイ)がおすすめです。

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健胃・消化薬

食欲を増す生薬や胃酸を中和する制酸薬、消化を助ける消化酵素などが含まれたお薬です。食欲不振、消化不良による胸やけ、胃もたれ、吐き気に効果的です。

市販薬ではビオフェルミン健胃消化薬錠(タケダ)、新キャベジンコーワS(興和)、新キャベ2コーワ(興和)などがあります。

 

制酸剤

胃酸を中和する成分が入ったお薬です。ストレスや疲労による胃酸過多で胸やけや胃痛を伴う吐き気に効果的です。

市販薬ではサクロンS(エーザイ)、パンシロンAZ(ロート製薬) 、新センロックS(第一三共)、ザッツ21(タケダ)、スクラート胃腸薬S(ライオン)がおすすめです。

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H2ブロッカー

胃酸の分泌を抑制して胃酸による胸やけ、胃痛を改善するお薬です。ストレス、お酒の飲みすぎなどで胃酸が出すぎる事により起こる胃痛や吐き気に効果的です。

市販薬だとガスター10(第一三共)、アバロンZ(大正)、アバロンS(大正)、ガストール(エスエス製薬)がおすすめです。

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病院に行った方が良い吐き気

 

急性胃炎

みぞおち周辺にきりきりとした胃の痛み、吐き気や嘔吐を伴う症状が出ると要注意です。初期症状なら原因を正せばほぼ完治しますが、ひどければ対症療法がなされます。

状態によっては入院する可能性もあります。またナウゼリンなど制酸剤、胃粘膜保護剤、鎮痙剤などが処方されることもあります。

 

十二指腸潰瘍

胃酸によって粘膜が傷つきおこります。みぞおち辺りが痛み、食欲不振や吐き気、嘔吐を伴います。吐いたものにコーヒーの残りかすの様な血が混ざったり血便の症状が出たら早めに医療機関を受診しましょう

 

急性胆のう炎

胆のうに炎症が起きた状態で胆石症になることをいいます。食後、右上腹部から右肩や背中に激痛が起き、吐き気、発熱を伴う事もあります。

 

A型急性肝炎

38度以上の発熱、吐き気、食欲不振、腹痛、下痢、風邪のような症状が現れます。衛生状態が良くない土地でウィルスに感染する可能性が高いので海外から帰国後に症状が出た方は要注意です。

 

胆石症

胆汁が固まって出来た胆石が胆のうの出口に詰まることでおこります。みぞおちから上腹部にかけて差し込むような強い痛み、症状が酷いと冷や汗や寒気、吐き気が現れます。

 

急性すい炎

すい臓が分泌した消化酵素ですい臓自身を消化してしまうことです。みぞおちから左上腹部、左肩、背中に激しい痛みがあらわれ、食欲不振、腹部の張り、吐き気発熱が伴うといわれています。

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慢性すい炎

初期の段階では急性すい炎のような激しい腹部の痛みがあらわれ、吐き気、発熱、下痢、黄疸の症状を伴う事があります。

 

虫垂炎

進行状況によりみぞおちからへそ周り、右下腹部へと痛みが移動し食欲不振や吐き気なども症状としてあげられています。

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感染症腸炎、食中毒(食あたり)

腸管がウィルスや細菌、寄生虫などに感染しておこります。下腹部あたりの痛み、下痢、発熱や吐き気、嘔吐を伴う症状がみられます。

 

急性腎盂炎

腎盂や腎臓が細菌に感染してしまいおこります。吐き気や嘔吐の他に残尿感、トイレが近いなど膀胱炎に近い症状、高熱が出ると急性腎盂炎の可能性があります

 

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血

吐き気、嘔吐と共に激しい頭痛、意識障害、体の麻痺などが起こった場合、脳卒中(脳血管障害)の可能性が高いです。一刻を争いますのですぐに救急車を呼びましょう

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メニエール病

ストレスなどにより内耳のリンパ液が過剰になって起きるといわれています。めまいと同時に吐き気や嘔吐、耳鳴り、難聴、耳の詰まりなどが症状であらわれます。

ぐるぐると目が回るようなめまいや吐き気や耳鳴りがおきたときは耳鼻科に行きましょう。また、身体が浮いたようなめまい、しびれ、頭痛などがある場合は脳神経外科もしくは神経外科の受診をおすすめします。

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