Sponsored Link

妊娠初期症状の鼻水や鼻炎【風邪とは違う5つの注意点】

<監修医師 ゆまこ>
ティッシュ  

くしゃみや鼻水が止まらない。風邪かなと思ったら、実は妊娠初期症状かもしれません。

風邪と妊娠初期症状はどう違うのでしょうか?今回は妊娠初期症状の鼻水・鼻炎について解説していきます。

赤ちゃんができる兆候を知るために、理解しておきましょう。

スポンサーリンク
 

妊娠初期症状について

 

風邪との違いを知る前に、妊娠初期症状はどんなものが現れるのでしょうか?主に起こるのは以下の症状です。

 

1. 出血がでたりおりものの臭いがきつくなるなどの変化

2. 頭痛や腹痛、腰痛

3. 全身の倦怠感、眠気

4. 吐き気などのつわり、食べ物の好みの変化

5. 頻尿、便秘または下痢

6. 微熱や風邪のような症状

7. 肌荒れ・ニキビ

9. 涙もろくなる

症状はこのほかにもあるそうで、とても多種多様です。

【関連記事】
胸が痛い!妊娠超初期で現れる症状【妊娠兆候はいつから現れる?】

 

スポンサーリンク

妊娠初期症状と風邪の違い

2

妊娠初期症状と風邪は何が違うのでしょうか?風邪の様な症状でも、原因は全く異なる症状。その違いについて説明します。

 

微熱

風邪のような症状のひとつ、微熱。月経(生理)の周期は排卵日から約2週間が高温期となり、次第に低温期となるサイクルです。

妊娠した場合、その状態を維持するために女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)の分泌が増加します。これらのホルモンの影響で、体が熱くなり微熱が続きます。

【関連記事】
生理前の寒気がひどい【妊娠の兆候を見逃さないで!】

 

咳が止まらない

妊娠すると、ホルモンバランスが普段と変わるため、体調を崩しやすく菌やウイルスに感染しやすくなります。

普段より免疫力が低下しているため、実際に風邪になっている場合があります。もう一つの原因として「水分不足」が挙げられます。

 

妊娠中は、体の水分をおなかに集めようとします。肌荒れが起こるのも、これが原因の一つ。普段より喉が乾燥しやすいため、咳がでたり、喉の痛みが起こります。

スポンサーリンク

妊娠初期症状と風邪の見分け方・注意点

2

妊娠初期症状と風邪の症状は似ているため見分けるのがとても難しいです。ここでは妊娠なのか風邪なのか、その見分け方をまとめました。

 

✅ 生理が遅れている

✅ 乳房の腫れや痛み

✅ 匂いや味覚が敏感になる

✅ 情緒不安定

✅ おりものの変化

この様な事が思い当れば風邪ではなく妊娠している可能性がありますので、風邪薬の服用に注意し、早めの受診をして下さい。

見分け方についてはこちらも見て参考にして下さい。

【関連記事】
生理前に微熱が続く5つの原因【妊娠している場合のポイント】

 

スポンサーリンク

妊娠初期症状で鼻水や鼻炎がおこる原因

 

風邪の様な症状として、もう一つ鼻水や鼻炎が起こります。これらの症状は風邪とどう違うのでしょうか?元々花粉症やアレルギー性鼻炎がある妊婦さんは症状がつよくでることがあります。

 

しかし、そのようなアレルギー体質でもないのに、妊娠中になって突然鼻水が止まらない場合は、妊娠性鼻炎かもしれません。

妊娠性鼻炎の原因はまだわかっていません。今のところ、ホルモン変化による免疫力低下と自律神経の乱れによるものが有力です。

 

風邪と妊娠性鼻炎の区別方法

妊娠性鼻炎と風邪の違いを見分けるには鼻水が何色か、どのような状態なのかを比べると、違いが分かります。
妊娠性鼻炎の鼻水は、花粉症などアレルギーによってでる鼻水に近い形状や色をしています。

病名 鼻水の色 鼻水の状態
風邪 黄色 ネバネバしている
妊娠性鼻炎 透明 水のようにさらさらしている

この2点を比べてみれば、症状の原因がわかるかもしれないですね。

くわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
くしゃみと鼻水が止まらない!7つの原因や対処法をチェック!

 

妊娠初期症状の期間!いつまで続く?

 

妊娠初期症状はいつまで続くのでしょうか?また、いつから始まるのでしょうか?妊娠初期の期間は妊娠2カ月~4カ月。周期でいえば妊娠4週目~15週目あたりまでを言います。

 

ですので、その時期に起こる症状が妊娠初期症状です。しかし、早い人だと着床したころから体調の変化を感じる人もいます。

このような場合は、妊娠超初期症状と言われています。妊娠性鼻炎の症状が続く期間は、個人差があるためはっきりわかりません。

 

妊娠後期まで症状が続く人もいます。また、全く症状が起きない人もいます。妊娠性ですので、出産すればおのずと治っていきます。長い目で付き合うことが大切です。

 

妊娠初期症状の鼻水や鼻炎の対処法

しるし   

長い目で付き合うかもしれないといっても、鼻炎は辛いですよね。妊娠性鼻炎になったら、どのような対策があるのでしょうか?また、注意点をご紹介します。

 

花粉やアレルギー対策をおこなう

アレルギー性鼻炎を持っている妊婦さんは、まずアレルギー対策をし、鼻炎を悪化させないようにしましょう。

こまめな掃除や手洗いうがいの習慣。マスクやメガネをかけるなど。マスクはのどの保湿にもなりますので、一石二鳥ですね。

事前に自分のアレルギーを理解しておくことも重要です。くわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
【アレルギー検査の費用】と種類を徹底解説!

 

鼻を温める

ホットタオルなどを使い、鼻を温めましょう。血管が拡張し、鼻の通りが良くなりますよ。

 

薬は使えるのか

辛い症状。薬で早く止めたいけど、薬が赤ちゃんに影響がないかとても心配です。

妊娠中は市販の点鼻薬や薬は使えません。もし、妊娠中に飲んでしまった場合、産婦人科や耳鼻科に相談しましょう。

妊婦でも飲める薬を処方してくれます。

 

妊娠中に起こる鼻水や鼻炎は妊娠性鼻炎という可能性があることがわかりました。妊娠性鼻炎は長い目で付き合わなければいけないかもしれません。

そのとき、一番悪影響なのが、鼻炎によるイライラ。このイライラと上手く付き合い、元気な赤ちゃんを迎えましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
 
 

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ