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指の皮がむける原因はコレ!意外な病気が関係していた!

<監修医師  WASHIO>
爪 

指の皮がむけてしまうまで進んでしまうと痛みもさらにひどくなってしまいます。

 

実はその指の皮がむける症状にはいくつかの原因があるのです。単なる肌荒れではなく、病気が潜んでいる可能性もあります。

 

今回は自分で気を付ける事で改善するものから、指の皮がむける症状が現れる病気までお話させて頂きたいと思います。

自分の症状や原因をしっかりと把握していきましょう。

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指の皮がむける原因

 

まず指の皮がむける原因として、病気以外の原因をお伝えしたいと思います。

中には自分で気を付ける事で症状が良くなる場合もありますので、原因をしっかりと見ていきましょう。

 

自律神経の乱れ

ストレス社会と言われる程、ストレスを抱えている方が多い近年。ストレスによる自律神経の乱れから指の皮がむけてしまう事があります。

手足の指先は末端である為、栄養も届きにくい場所です。

 

気温の変化でも自律神経が乱れ、免疫力が低下します。指の皮がむける症状は肉体的ストレスからも精神的ストレスからも影響します。

季節の変わり目だけ症状が現れる方は、指先を冷やさないように注意してください。

 

またストレスにより自律神経を乱さない為に生活習慣や食生活の見直しもしましょう。寝不足も自律神経を乱しますので、意識的に改善していきましょう。

【関連記事】
ストレスが原因の病気一覧!心臓や脳にも悪影響を及ぼします!

 

主婦湿疹

主婦の方が発症しやすい事からこのような呼び方をされています。主婦の方は食器洗い・洗濯物・料理・掃除等、水仕事を毎日されています。

 

また油や洗剤等に触れる事も多いです。これらの事が原因で主婦湿疹となり、手が荒れてしまい、指の皮がむけてしまったりするのです。

 

食器を洗う時にはゴム手袋をしたり、肌に優しい洗剤を使う等の工夫をしましょう。水仕事をした後には必ずクリームを塗ったり、保湿をするようにしましょう。

【関連記事】
主婦湿疹の4つの治し方!【市販薬はこれがオススメ!】

 

栄養不足

必要な栄養素が不足していたり、偏った食生活をしている事も指の皮がむける原因です。特にビタミンやマグネシウム、亜鉛等のミネラル群を摂取する事が重要です。

 

ですが、これらの栄養素以外にも肌の為に大事な栄養素や、肌だけでなく身体に必要な栄養素はたくさんあります。

その為、偏りのない幅広い栄養バランスの良い食事をする事を心掛けましょう。

 

冷え症

特に女性に多い冷え症。実は冷え症が原因で指の皮がむける事もあります。手足の指先は末端で、人間の身体で最も冷えやすい場所です。

冷えからくる血流の滞りで指の皮がむけてしまうのです。

 

お風呂はシャワーで済まさずに湯船にしっかりとつかりましょう。また意識的に身体を冷やさないように過ごしましょう。

温かい食べ物を食べたり、生姜等身体の温まる食品を積極的に摂るようにしましょう。

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指の皮がむける原因で考えられる病気

次に指の皮がむける原因として考えられる病気についてお伝えさせて頂きます。病気の場合には病院に行き、医師の治療を受ける必要があります。

 

病院での治療以外にも自分で出来る対処法についてもお伝えさせて頂きます。

 

多汗症

手足にたくさんの汗をかく多汗症の方にも指の皮がむけるという症状が現れます。汗をかく事で皮膚に水分が浸透し、もろくなって皮がめくれやすくなるのです。

 

また汗をたくさんかいた後に、その部分が乾燥します。乾燥により、皮膚の油分が失われて荒れやすくなってしまいます。

 

皮がひどくむけてしまう場合には、そこからバイ菌も入りやすくなってしまいます。そうしてバイ菌が入る事で他の皮膚病にかかってしまう可能性もあります。

多汗症の場合には皮膚科での治療が必要になります。

 

水虫

白癬菌(はくせんきん)という真菌(しんきん)、カビに感染する事により、水虫を発症します。

水虫はよく足にできるイメージがありますが、足だけでなく、手や顔、頭皮等全身にできるものです。

 

この白癬菌(はくせんきん)は高温多湿なところが好きで、増殖したり、人にうつるものです。水虫にもタイプが3種類あります。

 

<1.趾間型(しかんがた)>

指の間にできる水虫で皮がふやけて、ただれます。

 

<2.小水疱型(しょうすいほうがた)>

小さな水疱(すいほう)、水ぶくれができて、赤くなります。

 

<3.角質増殖型(かくしつじょうしょくがた)>

角質が乾燥して皮膚が固くなります。皮がむけたり、ひび割れを起こします。

 

このように水虫といってもそれぞれ症状が異なります。共通の症状としてはかゆみが出る事です。

治療方法としては感染する可能性もありますので、やはり皮膚科を受診される事をお勧めします。

 

ですが、なかなか病院に行く時間が取れない方は、ドラッグストア等で水虫用の治療薬が販売されていますので、そちらを使用されてみてください。

 

今はクリームタイプ・スプレータイプ・軟膏タイプ・液状タイプ等があり、ご自分の使いやすい物を使用してください。

 

それぞれのタイプで注意すべきポイント等もありますので、薬剤師や登録販売者に相談の上、用法用量を守って使用してください。

 

汗疱(かんぽう)

汗が原因で起こる、汗疱(かんぽう)という病気があります。汗疱の症状としては指の皮がむける・かゆみ・小さな水ぶくれが現れます。

 

見た目は水虫にとてもよく似ていますが、汗疱の場合はひどくなると湿疹が出ます。多汗症の人に多く、あせもの一種だとも言われています。

 

水虫とは違い、菌の感染によるものではありませんので、感染はしません。湿疹がない場合で、症状も軽ければ自然と治る事も多いです。

 

ですが、湿疹が出ていたり、症状が重い場合には皮膚科での受診が必要になります。

 

汗疱の原因として、アレルギー反応によって引き起こされている可能性もあります。日常生活で使っているものが何らかのアレルギーを起こしているかもしれません。

病院に行き、しっかりと医師の治療を受けましょう。

【参考記事】
汗疱(異汗性湿疹)の原因はストレスか!水虫とは関係ないの?

汗疱(異汗性湿疹)の治療法!それでは完治しませんよ?

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