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水下痢が止まらない原因!痛くないのはこんな理由が関係してた!

<監修医師 吉野 聖奈>
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「水下痢が止まらないんだけど、なぜ?」

「水下痢の症状が出るけど痛くないな。。」

 

そんなお悩みを抱えている方、水下痢に対処するためにはまず原因を知っておく必要があります。

 

そこで今回は痛くないのに水下痢になる原因とその対処法についてご紹介します。家族のため、そして自分のために是非ご覧下さい。

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痛くないのに…水下痢になる原因

 

水下痢はこんな症状

水下痢とは、水のようにさらさらとした便が排出される状態を指します。

なぜ水のような便になるのかというと、「水分が体内に吸収されずに、そのまま体外へと排出されるから」です。

 

水分が吸収されないのは、腸が過剰に働いているためです。そしてこの腸が過剰に働いている原因が、水下痢を引き起こしている原因となります。

 

痛みを伴わない水下痢の原因とは?

しかし通常下痢は腹痛を伴いますよね。どうして腹痛もないのに水下痢が出るのでしょうか。

 

腹痛を伴わない、ということは悪性のウイルスや細菌が原因の下痢ではないということです。では悪性でもないのに下痢になるのは何故でしょうか。

 

痛みを伴う水下痢に関してはノロウィルスの可能性もありますので以下の記事を参考にしてみて下さい。

【関連記事】
ノロウィルスの感染期間や感染力を甘く見ると痛い目に!

 

そもそも腸が過剰に働く原因は以下の通りです。

 

・食べ過ぎ、飲み過ぎ

→量を過ぎてもいけませんし、アルコールやカフェイン(珈琲や紅茶など)の飲み過ぎも身体に影響を及ぼします。

 

・冷え

→「冷えは万病の元」とも言います。身体が冷えると血行が悪くなり、消化機能が低下してしまいます。消化機能のはたらきがでたらめになることで下痢になります。

 

・香辛料や刺激物の摂りすぎ

→適度な香辛料や刺激物は食欲を増進させますが、摂取しすぎは消化機能をくるわせることになります。

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痛くない水下痢はストレスも関係していた?

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水下痢とストレスの関係性とは?

以上、痛くはないのに水下痢が起きる原因について見てきましたが、実は精神的な要因でも水下痢は引き起こされます。

 

胃や腸などの消化器官は精神的な影響を受けやすい器官ですので、ストレスを感じると消化器官の機能が狂ってしまうのです。

 

ストレスは自律神経を狂わせますので、自律神経の作用により活動を正常化させている消化器官にとってはストレスは大敵と言えます。

 

過敏性腸症候群とはどんな症状か

腹痛もないのに水下痢が3週間以上続く場合は過敏性腸症候群を疑った方がいいでしょう。

 

もしくは症状が出たり治ったりの周期を月に3回以上繰り返す状況が3ヶ月以上続いたら、同じような原因が考えられます。

 

過敏性腸症候群はストレスを感じた事によるホルモンバランスの崩れが原因だと考えられていますので、ストレスの原因そのものを解決すると症状も治まることが多いです。

 

また夏場など体力の低下時には冷たいものの食べ過ぎなどでなる事もありますので、普段の体調管理が重要な鍵となります。

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痛くない水下痢になった時の対処法

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水分に注意する

基本的に痛みを伴わない水下痢は出すだけ出し切ると治ります。

無理に薬で水下痢の症状を止めるよりはこまめにトイレに行って出した方が早く治ります。

 

とはいえ、水下痢は体内に水分が吸収されずに体外に排出されている状態です。そのままの状態では脱水症状に陥り最悪の場合命に関わる問題となります。

 

ですから水分をたっぷりと補給するようにしましょう。アルコールは逆に体内の水分補充を妨げますから、水下痢の場合は避けましょう。

 

塩分に注意する

水下痢の際に失われるのは水分だけではありません。カリウムやナトリウムも失われます。

 

失った成分は補給しておかないと体内バランスが崩れますから、食べ物から摂取しておきます。

 

塩味のお粥がオススメですが、あまり食欲がない場合は経口補水液(食塩と ブドウ糖を混ぜ水に溶かしたもの)がオススメです。

スポーツ飲料も効果がありますが、こちらは糖分の取り過ぎが心配です。

一日に500㎖ほどの摂取に留めておきましょう。

【関連記事】
水下痢で腹痛があるのは危険!食事や対処法を教えて!

 

ストレスに注意する

過敏性腸症候群の場合は、根本的な原因であるストレスを解決しなければいつまで経っても治りません。

 

慢性的な水下痢が続くのに自分では改善できない場合、心療内科を受診しましょう。

 

腹痛を伴わない水下痢は悪性のウイルスや細菌が原因でない証拠です。飲みすぎや食べ過ぎ、冷えやストレスが原因と考えられます。

 

原因となるストレスを取り除いたり身体が失った水分や塩分を補給することが対処法の肝となりますので覚えていて下さい。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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