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胎児の平均の大きさはコレ!【妊娠週数で分かりやすく解説】

<監修医師 ゆまこ>
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胎児の成長はエコーや超音波でしか見ることができません。健診でしか見れない分、すくすく育っているか心配ですよね。

その時、役立つのが平均の大きさ。妊娠週数ごとにご説明します

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胎児の平均値を週別に確認してみよう

 

5週目 大きさは2ミリ程度

この時期は、生理予定日から1週間経つため、生理がこない場合には妊娠に気づく時期になります。

このころの赤ちゃんはまだ胎児ではありません。胎嚢(たいのう)と呼ばれる赤ちゃんを包んでいる袋のようなものができます

 

妊娠の兆候についてはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
胸が痛い!妊娠超初期で現れる症状【妊娠兆候はいつから現れる?】

 

6週目 大きさは約7~8mm

この時期になると、赤ちゃんの大きさをはっきりと確認することができます。早い人では心拍も確認できます。

 

6週から9週目までは胎児とは呼ばず、胎芽と呼ばれています。胎芽が確認できるようになると、健診ごとに超音波の画像や動画をもらえるようになります

 

8週目 大きさは約10~25mm

胎芽もクルミぐらいの大きさに成長してきます。成長と同時に子宮も大きくなり骨盤が開いてきます。そのため股関節あたりに痛みを伴う人も出てきます。

 

11週目 大きさは約40~50mm

10週目から胎児と呼べるようになり、このころには胎児も動き出します。

11週目の心拍数は約毎分160回。8~9週頃にピークだった心拍数も成長と共に減少し、適度な心拍数に落ち着いてきます。

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小さい胎児の3つ原因

平均よりも胎児が小さい⁉もしかして、原因はこれかもしれません。

 

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群とは妊娠20週以降、分娩後12週まで高血圧の場合や、高血圧と蛋白尿を伴う症状のことを言います。

高血圧が原因で、子宮や胎盤への血流が低下。栄養や酸素不足により、発育不全や低出生体重児のリスクが高まります

 

この病気になるのは、妊婦20人中1人という高い確率。しかし、症状も軽度から重度まであり、軽度であればリスクもさほど高くありません。

妊娠高血圧症候群になる原因はいまだ解明されていませんが、下記の人は起こる恐れがあるので注意が必要です。

✅ 妊婦の年齢が35歳以上

✅ 初産婦

✅ 肥満 (BMIが25以上)

✅ 妊娠初期時の収縮期血圧が130mmHg以上と高血圧である

 

生活習慣

妊婦さんの生活習慣は、もちろん胎児にも大いに影響します。もし、妊娠を知っているのに飲酒や喫煙をしている場合は早くやめましょう。

飲酒をやめない場合、胎児性アルコール症候群のリスクが高まります。この病気は、低体重などの発達の遅れや奇形、中枢神経系の異常が起こります。喫煙をしていると、流産・早産・発育不全・奇形なども増加します。

 

また、乳幼児が突然死亡してしまう乳幼児突然死亡症候群のリスクが高まります。

タバコが人体に与える影響についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
ニコチン依存症の症状チェック【目安となる期間と治療法をお伝え】

 

多胎児

多胎児とはつまり、双子や三つ子などの事です。栄養をみんなで分け合うため、平均の成長度合いが遅くなるため小さくなります

しかし、医者からなにか言及されない限り大丈夫だそうです。

 

妊娠糖尿病

もうひとつ妊婦が注意すべき病気は妊婦糖尿病です。

この病気は妊娠中にはじめて発見または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常であると定義されています。つまり、妊娠中の一時的で、糖尿病までには至らない軽度の糖代謝異常です

 

糖代謝異常とは、食事などで摂取した糖を分解するホルモン、インスリンの働きが何らかの影響により代謝バランスが崩れたことを言います。

 

妊娠糖尿病になると、妊娠中の血糖コントロールが必要になります。このコントロールが不十分の場合、巨大児になる可能性が高くなります。巨大児では分娩時に肩甲難産や帝王切開率の上昇のリスクが高まるため、大きすぎても危険が伴います。

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妊娠週別の身長と体重平均を知る

 

妊娠12~15週

少しずつお腹のふくらみも出てくる頃。つわりも徐々に落ち着いてきます。

胎児の身長は約140~170㎜。体重は50~100g。このころには胎盤が完成しはじめ、栄養をもらい急成長する時期でもあります。

そのため、徐々に個人差が出てくる時期でもあります。平均値に達していなくても大丈夫です

 

妊娠16~19週

身長は150~240㎜。体重は100~300g。

手や足も伸びてきて、胎動を感じられる時期です。性別も早いと16週ごろから確認できます。また、新型出生前検査がうけられるようになるのもこの時期。羊水を摂取し、先天性異常を調べる検査です。

 

妊娠20~23週

身長は300mm程度。体重は300~600g。

羊水が増え始めるため、胎児はくるくる動きまわります

 

妊娠24~27週

身長は約350mm、体重は1000gを超えてきます。

24週からは性別をはっきりと確認することができます。腹壁が薄くなり、外の音が胎児にも伝わりやすくなっています。また、耳だけでなく、嗅覚や味覚も発達してきます。

 

妊娠28~31週

身長は350~400mm、体重は1600g程度。

内臓器官はほぼ完成。いよいよ出産準備を始める時期になってきます。

 

妊娠32~36週

身長は400mmを超え、体重も2000g程度になります。

胎児は4頭身の姿になり、外見は新生児の様。そろそろ赤ちゃんが外へ出てくる時期になります。

胎児は個人差があるので、数値はあくまでも参考に。心配ごとは、医師に相談して、なるべく悩み事をなくしましょう

 

その他の妊娠に備えておきたい知識についてはこちらを参考にして下さい。

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死産の意外な9つの原因!【妊娠後期でも安心しないで!】

 

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