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舌のやけどを治す方法!この3つで楽になる!

<監修医師 春田 萌>
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グラタンやおでんなど、アツアツの料理は熱いうちに食べようと、一口くちに運んだら「アツっ!」。

一瞬にやけどしてしまった経験、ありませんか?いつまでもヒリヒリ痛みがある。。。

 

しかし!実はこのやけど、身近なもので早く治るんですよ。やけどの治しかたを知って、アツアツの料理を楽しみましょう!

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舌のやけどの治し方

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やけどの治療方法をご紹介する前に、舌のやけどが起こりやすいところ、やけどしやすい原因を知っておきましょう。

 

「舌のやけど」をしたとき、舌のどこがやけどしますか?答えはほとんどが「舌の先」です。

 

舌には各場所によって、味(甘い、辛いなど)や温度を感知するセンサーがあります。

温度のセンサーは味蕾(みらい)と言います。この味蕾は舌の先に集中しています。

 

そのため、温度を確認するため味蕾が多くある舌の先で、熱いものに触ろうとします。

また、この味蕾はとても敏感なセンサーでもあるため、舌の先でやけどを起こしやすいという理由があります。

 

氷で冷やす

では、実際にやけどをしてしまった後、どのような対処が必要かご紹介します。

まず、やけどをしたらすぐに「冷やす」ことです。これは、舌に限らずどこのやけどでもいえることです。

 

冷やすものとして、「氷」が最適。氷を口の中にいれて、やけどをしたところを冷やしましょう。

1つだけでなく、2つ3つ舐めるとより効果的です。

 

 はちみつを舐める

「やけどにはちみつ!?」そう思われるかたも多いと思います。

軽いやけどなら、氷で冷やせば早く治りますが、粘膜がはがれてしまうほどのやけどでは、冷やすだけでは早く治りません。

 

やけどに薬を塗ろうと思っても、口の中に塗り薬を入れるのは抵抗がありますよね。

そんな時にはちみつがうってつけなのです。はちみつにはとても強い殺菌作用があります。

 

それは成分のひとつ「グルコン酸」が入っているからです。

このグルコン酸は、医療の現場でも傷口の消毒に使われている成分です。

また、保湿効果もあります。意外な方法ですが、はちみつは殺菌と保湿をしてくれる万能な薬です。

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砂糖をあてる

はちみつがいいとはわかっていますが、近くにはちみつがあることは珍しいと思います。

そんな時、はちみつの代わりにやけどを早く治してくれるのが「砂糖」です。

 

砂糖には痛みを和らげてくれる「エンドルフィン」というホルモンを生成するように促す作用があります。

やけどの痛みに砂糖が効くとは、また驚きです。

 

エンドルフィンは別名として「快楽ホルモン」「脳内麻薬」の名前がつくほど、モルヒネと同じような作用があります。

ストレスなどの刺激によってエンドルフィンは生産され、鎮痛・鎮静に働きます。

実はこの効果、モルヒネの6.5倍ともいわれています。

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舌のやけどを悪化させない為に避けること

 

辛い食べ物は控えましょう

体をホットにしたいとき、なにか刺激的なものを食べたい。

そんな気分になるときがあると思いますが、やけどを負っているときは、刺激的な食べ物は控えましょう。

 

それは、やけどによって舌の粘膜が弱まっています。

そこへ、刺激物を食べてしまうと、粘膜をより弱らせてしまう原因になり、悪化してしまいます。

 

刺激物としては辛い食べ物の他にうがい薬も含まれるそうです。

やけどをしているときはこれらのものはなるべく控えましょう。

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熱い食べ物は冷ましてから!

やけどをしている、していないに限らず、熱い食べ物を食べる前には十分に冷ましてから食べる習慣をつけましょう。

 

電子レンジを使って温める際、温度にムラがあります。

飲み物の場合は、一度かき回してから飲むと良いです。再度、やけどをしないために大切な習慣ですね。

 

舌のやけどにならないように食べ方を知っておこう

舌のやけどの原因として、熱いものを舌の先で食べてしまうことによって起きやすいことが判明しました。

だとしたら、食べ方を見直せばいいと思いませんか?

 

舌の真ん中は温度に鈍感です。

舌の先を下の歯に押し付けるように曲げ、舌の真ん中のほうに熱いものを乗せるようにして食べます。

 

そうすると空気も一緒に含んでくれるので、より食べ物が冷めやすくなります。

しかしこの方法は、絶対にやけどが起こらないということではありませんのでご注意を。

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舌のやけどがヒドいようなら病院を受診

 

やけどにしろいぶつぶつがある

やけどをしたときに白いぶつぶつができたことはありませんか?

この白いぶつぶつは中等度のやけどを負っているサインです。

 

中等度までのやけどであれば、ご紹介した方法で治すことができます。

 

しかし、舌の色が変色している。激しい痛みがある。感覚がない。

これらの症状は、重度のやけどを負ったときの症状です。すぐさま病院へ行き、適切な治療を受ける必要があります。

 

舌にできる口内炎も痛くてやっかいですよね。口内炎は危険な病気のサインかもしれません。

【関連記事】
舌の下に口内炎が出来た!原因には癌の可能性も。。

舌の下に痛くないできものがある!これは病気の前兆?

 

まとめ

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「熱い料理は熱いうちに」。この言葉のように、おいしい食事を楽しむためにも、舌のやけどには気を付けましょう。

もし、やけどを負ってしまったら上記の方法をぜひ試してくださいね。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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