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足の甲の骨折の治療法はコレ!全治までの期間も教えて!

<監修医師 まっちゃん>
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「足の甲が骨折したら、治療はどうやってするの?」

「足の甲の骨折は全治どれくらい?」

 

気になる足の甲を骨折した場合の治療内容と治療期間についてご紹介します。

足の甲が骨折した時の症状については以下の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】
足の甲の骨折の症状はコレ!放置してたら大変なことに!?

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足の甲が骨折した時の病院での治療法

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足の甲が骨折した場合、病院ではどんな治療が行われるのでしょうか。ご紹介します。

 

まずは固定する

基本的に骨折は自然に癒着するまでは放置するしかありません。

ただしギプスで固定する必要があります。なぜでしょうか。

 

まず足の甲の骨折は中足骨か足根骨を折ることで生じます。

この骨は足が地面に触れた際の衝撃を緩和する足の働きに必要不可欠です。

 

そのため歩く度に骨折を折った部分がずれていき、ずれたままで癒着すると足の形そのもが変形してしまう恐れがあります。

また間違った形で癒着してしまった骨は衝撃に弱く、治っても再び些細な衝撃で折れる可能性があります。

 

そこで病院でしっかり骨が繋がるように固定する必要があるのです。

そして固定方法ですが、2つあります。

 

外固定

手術は行わない。添え木やギプスにより固定する。

ギプスは石膏かグラスファイバーが使用され、足の甲の骨折に利用されることが多いのはグラスファイバーです。

 

内固定

手術を行う。多くの場合「整復」を伴います。

 

整復を行う

折れた骨がずれていなければ「固定」によりそのまま正しい形で繋がるようにサポートすれば十分ですが、骨がずれていれば元の位置に戻す「整復」という作業が必要になります。

整復も手術を行う場合と行わない場合があるのでご紹介します。

【関連記事】
足の甲の腫れの原因!病院は何科に行くべき?

 

非静血的整復

→手術を行わない方法。「牽引(けんいん)」「徒手整復(としゅせいふく)」の二つの方法があります。

「牽引」は重りのついた牽引装置で引っ張る方法です。

 

子供の方が回復は早く、牽引が行われることが多いです。

「徒手整復」は手で整復する方法で、皮膚の上から行うため手術が不要になります。場合によっては麻酔をかけて行います。

 

内固定

→手術を行う方法。麻酔をかけて骨のズレを整えた後、体内で骨を繋ぐ手術を行います。

骨を繋ぐ方法としては金属のピン、ワイヤー、プレート、棒などの金具を使用して繋ぎます。

 

使用する金属はステンレスやチタンが多く、最近ではMRIの撮影も可能なチタンの人気が高いです。

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足の甲が骨折した時のリハビリについて

 

完全に骨折が治るまでは、足をあまり使わないように安静にする必要があります。

しかしあまりにも長い間「歩く」という行為をしていないと、足の筋力が衰えうまく歩いたり走ったり出来なくなります。

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そこで重要になるのがリハビリです。

一体どんなリハビリを行うのかご紹介します。

 

骨折治療中のリハビリ

骨折した箇所をギプスなどで固定している期間中もリハビリは行えます。

固定している足の甲は動かせませんが、固定されていない足全体を動かす、手指をぐーぱーと動かす、程度の運動なれば支障なく行えます。

 

「骨折した場所と違うところを動かしても意味がないのではないか」と疑う方もいらっしゃるかも知れませんが、全身の血行をよくすることと可動域を以前と同じように戻すことが重要なので、やっておきましょう。

 

骨折治療後のリハビリ

しばらく使わないと筋肉は萎縮したり間接が固まって動きにくくなります。

骨折した足の甲の骨が完全に繋がったら、筋肉と関節をほぐすリハビリを行います。

 

リハビリは関節や筋肉が衰えたために行うものなので、もしも骨折前と比べ体力が落ちていない場合は特別なリハビリを行わないこともあります。

 

また歩き方や姿勢に問題がある場合は、治ったばかりの足の甲に負担がかかり疲労骨折を起こしやすくなっています。その場合、歩き方を矯正します。

 

リハビリについて簡単にご紹介しましたが、もちろん医療関係者(医師、看護師、理学療法士)の指導をきちんと守ってリハビリに励みましょう。

 

また高齢者の場合、リハビリは早めに始めた方が後遺症が残りません。

しっかり主治医とリハビリの方向性を話し合っておきましょう。

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足の甲の骨折の全治までかかる期間

 

足の甲の骨折が治るまでの期間、目安はこれくらい

約2週間ほどで骨がくっつきますが、衝撃を与えないために1ヶ月~2ヶ月は安静にするために松葉杖などを使用します。

 

とはいえ骨折から回復するスピードは個人差がありますので、あくまで目安です。

最低でも3ヶ月は全治にかかると見込んでおくといいでしょう。

【関連記事】
足の甲の骨折の症状はコレ!放置してたら大変なことに!?

 

骨折が治ってもなぜ安静にする必要があるのか

「骨がくっついたら日常生活を送ってもいいだろう」と思いがちですが、骨折の危ない点はこの「治ってすぐ」の時期です。

 

特に足には全身の体重がかかりますので、骨折しないで普通に歩いたり走ったりしていても負荷がかかっています。

 

足の甲を骨折し、ようやく骨が繋がった段階で以前と同じ感覚で動くと衝撃でまた折れる可能性があります。

 

ですからまずはギプスや添え木で正しい位置で骨を繋ぎ、1ヶ月~2ヶ月の間足を極力使わないように安静にして暮らします。きちんと治るまでの我慢が必要です。

 

足の甲を骨折すると、手術が必要な場合と不要な場合の二種類のパターンがあります。

骨折した部分を完全に治すために数ヶ月の安静期間が必要ですが、人間の関節や筋肉は短期間でも動かさないと衰えてしまいます。

リハビリを行うことで衰えをカバーしましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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