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足の裏の水ぶくれが痛いならこの処置方法がおススメ!

<監修医師 まっちゃん>
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足の裏や指などに水ぶくれができてしまって痛い…そんな経験はないでしょうか?

もしかして水虫かも?!と思ってしまう水ぶくれは心配ですよね。

 

歩く度に痛みを伴うこともある足の裏の水ぶくれですが、今回はその原因や処置法についてご紹介します。

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水ぶくれについて

 

水ぶくれとは「水疱(すいほう)」と呼ばれる皮疹(ひしん)のことを指します。

外傷などの何らかの原因によって皮膚の組織が損傷すると、その傷をふさいで治す為の血清やフィブリンと言った成分が分泌されます。

 

その成分が皮膚の内側に溜まってしまうことで水ぶくれとなるのです。

 

足の裏に水ぶくれができる原因

 

足の裏や親指、足の側面には水ぶくれができやすいと言われています。

しかし一口に水ぶくれと言っても、できる箇所によって原因が異なるのです。

 

ここでは水ぶくれができる箇所別に、その原因を詳しくご紹介します。

 

足の親指や指の間にできる水ぶくれ

足の親指にできる水ぶくれの場合、長時間歩き続けたことや靴が合っていない靴擦れなどの原因が考えられます。

 

靴擦れでできた水ぶくれは、歩く度に患部が当たるなどして痛みを伴うことや、水ぶくれの後に皮膚が硬くなり、豆のようになることが多いようです。

特に足の親指の付け根部分に多く、痛みを伴うことが多いでしょう。

【関連記事】
靴擦れの水ぶくれ処置方法!つぶすと大変なことに!?

 

水ぶくれにかゆみがあったら要注意!

足の親指にできた水ぶくれがかゆい場合、あせもや水虫が原因である可能性が高いでしょう。

汗疱(異汗性湿疹)の原因はストレスか!水虫とは関係ないの?

 

親指だけでなく、他の指の間にも水ぶくれができてかゆみを伴う場合、

「趾間水虫(しかんみずむし)」と呼ばれる水虫の可能性があります。

 

親指よりも足の小指側にできることが多いと言われています。

また、足の指に汗をかいたまま拭き取らずに放置しておくとあせもができやすくなり、それが水ぶくれとなることがあります。

 

特に、ブーツを履く冬場や、長時間靴を履いたままで過ごすことが多い人にできやすいでしょう。

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足の側面にできる水ぶくれ

足の側面に水ぶくれができ、周辺にかゆみを伴う場合、「小水疱型水虫(しょうすいほうがたみずむし)」が原因である可能性が高いでしょう。

 

この水虫は水ぶくれの中に水虫菌をほとんど含んでいない為、他に移ってしまうことはないとされていますが、放置しておくと皮膚がただれてきてしまう場合があります。

 

足の裏にできる水ぶくれ

特に土踏まず側の足の裏に水ぶくれができた場合、「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」が原因かもしれません。

 

掌蹠膿疱症とは、手や足の裏にできることが多く、膿(うみ)が溜まった小さな膿疱がたくさんできてしまう病気です。

でき始めはかゆみを伴う為、水虫と間違われるケースが多いのも特徴です。

 

掌蹠膿疱症の原因は不明ですが、自身の金属アレルギーが関係している可能性が高いようです。

 

水虫かどうかの見分け方

 

足にできた水ぶくれが水虫かどうかというのは非常に気になるところですよね。

先ほどの見出しの中でもポイントとしてお伝えしましたが、見分ける際の重要なポイントは「かゆみがあるかどうか」です。

 

水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が繁殖して起こる皮膚病の1つで、独特の匂いや強烈なかゆみが特徴です。

 

靴を履くことで足に湿気がこもり、蒸れてしまうことによって菌が繁殖しやすい高温多湿な環境になっていると発症しやすいとされています。

 

菌が付着してすぐになるわけではなく、付着した菌が外傷などから入り込み、高温多湿な環境で増えることで発症します。

 

同じようにかゆみが出る「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と区別がつきづらいと言われていますが、

角層に水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)がいるかどうかを調べることで判断できます。

 

足の裏の水ぶくれが痛いときやかゆいときの処置法

足にできた水ぶくれを潰したらいいのか、はたまた潰さない方がいいのか迷うところですよね。

 

水ぶくれが痛い場合

足の裏にできたものは潰しましょう。

特に足の裏の場合は、歩くことなどによって自然と潰れてしまうことが多く、そこから雑菌などが入ることを防ぐ為にも潰しておいた方が良いとされています。

 

靴擦れが原因で水ぶくれになり、痛みを伴う場合には潰しておきましょう。

清潔なタオルや消毒した針などを用意し、針で水ぶくれを潰したらタオルで水分を拭き取ります。

 

潰した場所には絆創膏(ばんそうこう)などを貼って保護します。足の親指だけでなく、かかとにできた場合も潰しましょう。

また、同じ箇所に再び水ぶくれができないよう、絆創膏などでガードするのが良いでしょう。

 

水ぶくれがかゆい場合

足の指の間や側面にできた水ぶくれがかゆみを伴う場合、

「趾間水虫(しかんみずむし)」や「小水疱型水虫(しょうすいほうがたみずむし)」の可能性が高いので、自分で潰すことはせずに皮膚科を受診しましょう。

 

また、水ぶくれの数が多く、多少のかゆみを伴う場合には「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」の可能性が高いです。

 

皮膚科で調べてもらい、水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)がいるかどうかを検査するのが良いでしょう。

【関連記事】
足の裏が痛いのは病気?原因から対処法を見ていこう!

 

まとめ

しるし   

以上、足の裏や指などに痛い水ぶくれができる原因や対処法についてでしたがいかがでしたか?

特に水虫菌は高温多湿な環境を好むので、菌が繁殖しないようにすることが大切です。

【関連記事】
汗疱(異汗性湿疹)の原因はストレスか!水虫とは関係ないの?

 

汗をかいたら拭き取り、靴下を履き替えるなどして清潔に保ちましょう。

水ぶくれの原因が分からないときは潰さずに皮膚科を受診してくださいね。

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