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風邪はヨーグルトで解消!【驚きの効果や予防対策のススメ】

<監修医師  WASHIO>
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風邪はよく発症するものですが、食べ物に気を配ることで予防できます。風邪に効果のある食べ物と聞くと生姜や大根を思い浮かべる人も多いかと思いますが、実はヨーグルトも効果があります。

 

今回は風邪をヨーグルトで解消できるその驚きの効果や予防対策についてお伝えします。

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風邪はヨーグルトで解消!4つの効果

 

ヨーグルトは腸内環境を理想的な状態に保つ「腸活」に欠かせない食べ物として知られています。毎日食べても副作用など身体に対する害は殆どないので、年齢を問わずに安全に摂取できるのも嬉しいポイントです。

 

しかし実際に、ヨーグルトを食べるとなぜ風邪に効果を発揮するのでしょうか。風邪を解消できるヨーグルトの特徴について解説します。

 

免疫細胞の活性化

そもそも風邪は、外部から体内に侵入してくる細菌やウイルスをブロックする役目のある免疫機能が低下してしまったことにより症状が現れるものです。

 

弱ってしまった免疫機能を活性化させるのが風邪予防にも治療にも重要なポイントとなってきます。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内の善玉菌のはたらきを補助する役割があります。

 

善玉菌が増加すると悪玉菌の活動はおさえられ、腸内環境が整います。すると免疫細胞が活性化され、細菌やウイルスが侵入しても対抗できる身体を作るのです。

 

免疫細胞の6割は腸に存在すると言われていますので、免疫力アップには腸活が欠かせません。

 

腸内環境についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
腸内フローラの改善!【3つの食事療法を試してみてスッキリ!】

 

ナチュラルキラー細胞の活性化

ナチュラルキラー細胞(NK細胞)とは、身体の中で異常な細胞が発生した場合にすぐに攻撃を加える免疫機構の最前線部隊を指します。

 

乳酸菌R-1を含むヨーグルトは特にこのナチュラルキラー細胞を活性化させるはたらきがあり、身体に害を及ぼす細胞をどんどん退治してくれます。

 

実験によると乳酸菌R-1を摂取したグループは乳酸菌R-1を摂取しなかったグループよりもインフルエンザの発症率が低くなるという結果が出ており、風邪はもちろんインフルエンザにはかなりの効果が期待できます。

 

消化を促す

ヨーグルトは食べ物というより飲み物に近い喉ごしで、のどに炎症を起こした際や風邪など体力が落ちた際にも比較的摂取しやすいのが特徴です。

 

風邪など体力が落ちている時はもちろん、小さい子供や高齢者など、咀嚼力が落ちた人に高カロリーの栄養素を摂取させる際にヨーグルトに混ぜて食べてもらうと消化しやすいのも特徴です。

 

最近ではその長所を活かし、赤ちゃんへの離乳食としても取り入れられています。

 

抗菌作用

ヨーグルトの中でも特にラクトフェリンという成分を含む商品は、細菌やウイルスに対して抗菌作用を発揮します。ラクトフェリンとは「ラクトトランスフェリン」とも呼ばれる鉄結合性の糖タンパク質です。

 

感染防衛機能があり、人間の涙や唾液、血液にまで含まれています。さらにほ乳類の乳にも存在し、生まれて間もない免疫力の低い赤ちゃんはお母さんの母乳からこのラクトフェリンを摂取することで身を守っています。

 

加熱処理する前の牛乳に含まれるホエイ成分にはこのラクトフェリンが含まれていますが、加熱してしまうと減少します。そこでメーカーによっては製品にこのラクトフェリンを加えることで機能をカバーしているものもあります。

 

風邪は細菌やウイルスの感染が原因となりますので、あらかじめラクトフェリンを含むヨーグルトを摂取しておくと風邪に対する心強い予防策となります。

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より効果を発揮する5つの食べ合わせ

 

単体で食べても十分風邪に効果を発揮するヨーグルトですが、一緒に摂取する食べ物を一工夫するだけでさらに効果が倍増します。おすすめの食べ合わせを解説します。

 

りんごとヨーグルト

風邪を引いた際にすりおろしりんごを食べる習慣のある人もいるのではないでしょうか。りんごに含まれるペクチンは粘膜をガードしてくれるので免疫力が上がります。

 

またリンゴ酸には風邪に伴う炎症作用を鎮めてくれる効果もあります。

また風邪の際には身体を温めることが重要ですが、りんごは身体の内側からあたためてくれるので風邪やインフルエンザの際にヨーグルトと一緒に摂取すると相乗効果を発揮してくれます。

 

リンゴ酸についてくわしくはこちらを見て参考にして下さい。

【関連記事】
リンゴ酸の5つの効果・効能を解説【どんな食品に含まれている?】

 

バナナとヨーグルト

バナナがまだ庶民の手には入り難かった時代から「病人にはバナナ」といわれてきましたが、これは「病気の時くらい贅沢品を食べさせてあげよう」という文化的な面とは別に、「バナナの高い栄養価は病人にも最適」という実利的な理由があります。

 

バナナはエネルギーの補給に優れており、体力回復にはもってこいの果物です。

 

またビタミンB類や必須アミノ酸のメチオニンやリジン、難消化性デンプンといったヨーグルト中のビフィズス菌の整腸作用を助ける成分がふんだんに含まれています。

 

ヨーグルトには酸味があるため苦手とする人もいますが、バナナの甘みが加わると程よい調和が生まれ、食べやすい味になります。

 

さらにはちみつを追加すると甘みが増す上、ビタミンCもプラスされますのでおすすめです。食欲があまりない場合は潰したバナナとヨーグルトでジュースを作ると摂取しやすくなります。

 

アサイーとヨーグルト

アサイーは見た目こそブルーベリーに似ていますが、原産地はブラジルのヤシ科の植物です。ポリフェノールなどの抗酸化作用のある成分の他、カルシウムや食物繊維、鉄分を豊富に含むために「スーパーフルーツ」とも呼ばれています。

 

クセがない代わりに味も香りもあまりありません。ヨーグルトと一緒に食べるとあらゆる栄養素を補ってくれますが味はいまいちです。

 

ですからバナナやマンゴーといったハッキリした味を持つフルーツと一緒にミキサーにかけオリゴ糖やはちみつで甘みを加えると美味しくて健康にも最適なスムージーの出来上がりです。

 

ミカンとヨーグルト

ミカンやレモンといった柑橘系の果物に豊富に含まれているビタミンC下熱作用があります。また喉の炎症に対する消毒効果もあるので、風邪の際にはヨーグルトと併せて摂取したい食べ物です。

 

黒砂糖や蜂蜜

ヨーグルトによく合う食材とそのレシピについて解説してきましたが、「はちみつ」「黒砂糖」がナイスアシスト効果を発揮します。

 

これは味をまとめるだけにとどまらず、自然由来の甘味料が身体に負担をかけないですむというメリットもあります。

またはちみつにはビタミンCが含まれ、ヨーグルト中のビフィズス菌と一緒に摂取すると体内で増殖を促進させる効果があります。ぜひヨーグルトと一緒に摂取して下さい。

 

ビタミンCの効能についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
ビタミンCの多い飲み物はコレがおすすめ!【スゴい効能とは?】

 

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風邪の時にヨーグルトを食べるときの注意点

 

風邪に効果を発揮するヨーグルトですが、注意すべき点もありますので解説します。

 

風邪薬と一緒に摂取しない

風邪薬とヨーグルトを同時に体内に取り入れると、風邪薬がヨーグルトの効能で発酵してしまいます。すると血圧が上昇し、高血圧症をもともと患っている人にとっては動脈硬化といった成人病の発症につながりやすくなります。

 

風邪の予防には効果がありますが、他の病気を促進してしまっては本末転倒ですから、ヨーグルトと風邪薬は別々に口にしましょう。

 

牛乳と一緒に摂取しない

「牛乳もヨーグルトも同じ乳製品だから一緒に摂取するとさらに身体にいい!」と考えたことはありませんか?残念ながら、「牛乳とヨーグルトと薬」の組み合わせは最悪です。

 

ヨーグルトと牛乳は骨粗鬆症を防止できるほど豊富なカルシウムが含まれていますが、このカルシウムは薬と結合しやすく、薬が本来の機能を発揮できなくなります

 

また油に溶けやすい性質の薬だと、牛乳とヨーグルトにより溶解が促進され過剰に体内に摂取されます。薬の飲み過ぎは害ですので、ヨーグルトと牛乳と一緒に薬を飲むのは避けるべきです。

 

特に抗菌薬はカルシウムにより機能を阻害される傾向が顕著なので注意が必要です。

 

牛乳の効能と注意点についてはこちらを参考にして下さい。

【関連記事】
牛乳の効果や効能に驚き!【胸や身長への影響は本当?】

 

食べ過ぎない

毎日食べても安全なヨーグルトですが、1日に食べるヨーグルトの量が多すぎるのも考え物です。ヨーグルトは動物性油脂を含み、大量に食べ過ぎると消化能力の許容範囲を超えてしまい逆に胃腸に負担をかけてしまいます

 

一度に大量に摂取するよりも、適量を毎日摂取する方が効果が高いです。

 

またヨーグルトはゼロカロリーではありません。無糖タイプのヨーグルト100gで約92kcalほどあります。メーカーによってもカロリー量は変わりますが、決して低い値ではありません。

食べたら食べた分だけカロリーを摂取することになりますので、ご注意下さい。

 

ヨーグルトだけに頼らない

免疫力を強化してくれるヨーグルトですが、すでに風邪を発症してから食べても即効性はありません。ヨーグルトだけで風邪を治すことは不可能ですから、風邪を発症した際はすぐに医療機関を受診した方が治りは早いです。

 

きちんと治療を受ける上で、治癒力を高める補助としてのヨーグルトは有効です。ただし時間がかかります。

 

風邪やインフルエンザの原因となる細菌やウイルスに感染しても症状が悪化しないように免疫力を高めるのがヨーグルトの効果なので、日頃からヨーグルトを口にする習慣をつけておくといいでしょう。

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風邪予防に食べるヨーグルトはコレ!

 

免疫力をアップしてくれるヨーグルトは風邪予防に最適な食べ物です。しかし、よりその効果を実感するためにはおさえておきたいポイントがあります。それは「生きて腸に届ける必要がある」ということです。

 

またたまに食べる程度では効果を実感しにくく、習慣化する必要もあります。風邪の予防に最適なヨーグルトについて解説します。

 

明治R-1ヨーグルト

製品のキャッチコピーは「強さひきだす」で、独自に開発された1073R-1乳酸菌の配合がポイントです。

1073R-1乳酸菌は体内に摂取されるとEPS(多糖体)をつくりだします。このEPSはナチュラルキラー細胞を活性化させる機能があるため、免疫機能を大幅に増強するのです。

 

風邪のリスクを大幅に低下させる上、インフルエンザを抑制する効果もあります。

明治R-1ヨーグルトは食べやすい個包装タイプと、摂取しやすいドリンクタイプなど様々な種類がありますので、自分のライフスタイルにあわせて選ぶといいでしょう。

 

明治ブルガリアヨーグルト生乳100

LB81乳酸菌が配合されたヨーグルトで、なめらかでクリーミーな味わいが人気です。配合されているLB81乳酸菌は「抗菌ペプチド」成分を体内で増やす機能があります。

 

抗菌ペプチドは腸の表面にある外的から身を守るガード機能を高めてくれます。腸は非常にデリケートな器官で、加齢はもちろん食生活のバランスが崩れたりストレスがかかるとすぐにバリア機能が弱まってしまいます。

 

すると風邪の原因となる細菌が腸まで侵入してもブロックできず、体調を悪化させてしまいます。またLB81乳酸菌は腸内のバリア機能を増強するだけではなく、腸に存在する免疫細胞も増強してくれます。

 

明治プロビオヨーグルト

LG21を含むヨーグルトです。日本人のほとんどが胃の内部に「ピロリ菌」が同居している状態だと言われていますが、このピロリ菌は胃炎や胃潰瘍の原因となる上に胃酸でも死滅しない非常に強力な細菌です。

 

この厄介なピロリ菌を除去し、整腸作用を整える働きがLG21にはあります。胃腸の健康を取り戻し、免疫機能を高めるにはもってこいのヨーグルトです。

 

雪印メグミルク恵ヨーグルト

「生きて腸に届く」効果の高いガセリ菌SP株が配合されたヨーグルトです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌が体内に入ることにより免疫機能が増強されるわけですが、多くの乳酸菌は腸に届くまでに死んでしまいます。

 

死んだ乳酸菌よりも生きた乳酸菌の方が、人間の身体には有益な効果をもたらします。そのためヨーグルトをただやみくもに摂取するのではなく、「できるだけ生きた状態で腸まで運ぶ」ことが重要となるのです。

 

ガセリ菌SP株は日本人の腸に最も適合した善玉菌である上に腸に長く留まることが出来るため、コストパフォーマンスも最適です。

 

風邪に効果を発揮するヨーグルトについてご紹介しました。

様々なメーカーが、身体に良い影響を与える乳酸菌をプラスしたヨーグルトを販売していますので、毎日コツコツと食べる習慣をつけると免疫力強化の役に立ちます。

 

ただし乳酸菌には相性もあり、自分の体質に合わないものを長年摂取し続けると逆に便秘や下痢といったトラブルが起きることもあります。「合わないな」と思ったら、別のヨーグルトを試してみましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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