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HSPで落ち込み気質とは?【診断内容や改善方法を詳しく解説!】

<監修医師 happy days !>

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HSPとはアメリカの心理学者エイレン・アーロンが提唱した”Highly Sensitive Person”の頭文字をとったもので、「非常に敏感な人」という意味を示す言葉です。

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HSPとは?

 

非常に繊細で他人の気持ちや周囲の空気に敏感な性格を持っています。HSPの性格は遺伝特性で生まれつきの心として備わっていますが、感受性が強すぎて生きづらさを感じている人もいます。

 

一方でHSPの人の中には、初代アメリカ合衆国大統領のジョージ・ワシントンや心理学者のユングなど著名人も多くいます。HSPの診断方法や改善方法などについて詳しく解説していきます。

 

日本人の5人に1人。HSPの4つの特徴的な気質

 

HSPを提唱したエイレン・アーロンによるとこの特性は全人口の15〜20%に見られるようです。日本人にも多く、5人に1人がHSPであるとも言われています。

 

HSPは精神疾患のような病気ではなく生まれ持った特性であり、周囲の人にまだ十分に理解されていないだけなのです。HSPを理解するために、まずは特徴的な4つの気質について詳しく説明していきます。

 

物事を深く処理する

HSPの人は繊細というだけではありません。ちょっとした刺激を受けたりすると、普通の人以上に深く感じたり、考えたりします。

その物事を徹底的に深く考えて自分の中で処理をし、そして理解していきます。

 

その場の状況や他人の気持ちなど場の空気を深く読みとることができるため、直情的に行動するようなことはありません。真面目で神経質な気質に見えるかもしれません。

 

刺激を過剰に受けやすい

HSPの人は周囲からの刺激を過剰に受けやすいため、多くの情報を読みとって深く考えすぎてしまい、非常に気疲れをしてしまうことがあります。

 

そのために引っ込み思案になったり人見知りが激しくなったりします。傷つきやすく打たれ弱い人間として見られる場合もあります。

 

また明るい光などの強い感覚刺激からも大きなストレスを受けてしまいます。このHSP気質が子供にあると、学校生活の中での些細な刺激を過剰に感じてしまい、それが不登校の原因となってしまうこともあります。

 

共感力が高い

HSPの人はその場の空気を敏感に読むことができるため共感力が高くなります。周囲の人の顔色を読んで自分を合わせてコミュニケーションをとったり、その場に適した配慮や気配りをすることができます。

 

また共感力が強いため、物語やテレビの登場人物や内容に深く感情移入をしてしまい、涙もろくなったりすることもあります。

 

些細な刺激を感知する

HSPの人は小さな音や微かな匂い・味覚など、些細な刺激を感知する気質があります。これは刺激を感知する感覚器が発達しているのではなく、その刺激を受けるとるための感受性が高いためであると言われています。

 

わずかな環境変化や相手の態度の変化なども敏感に反応します。刺激が強すぎる場合は解離が生じるためか、かえって反応が悪くなる時もあるようです。

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ひょっとして。と思ったらセルフチェックしてみよう

 

ここで自分自身のことを考えて見ましょう。自己責任が非常に強い、コンプレックスが強い、悲観的である、大勢の人前に立つとメンタルの弱さを感じる、ミスすることが心配…など。

 

ひょっとして自分はHSPじゃないかな?と思われる方がいるかもしれません。HSPの傾向があるかどうかを見分けるためにセルフチェックをすることができます。

 

些細なことに敏感に反応しすぎてしまう人は自己診断してみましょう。

 

強い感覚刺激を受けると圧倒される

HSPの人は明るい光や、強い匂い、サイレンの音などの強い感覚刺激を受けると圧倒されることがあります。

 

また痛みにとても敏感であったり、カフェインに敏感に反応したり、また雑然とした状況などの刺激によって悩まされたりする場合もあります。自分を取り巻く環境の微妙な変化に敏感に気がつくことも特徴です。

 

一度に多くのことを抱えると慌ててしまう

HSPの人は一度に多くのことを頼まれて、それを抱えてしまうと混乱してしまうことがあります。

 

自分の中で多くのことが同時進行すると気分不良をきたす場合もあります。また自分の周りでたくさんのことが起こると、不快感を覚え神経が高ぶるといった症状が出現することがあります。

 

生活の中で、動揺したり圧倒されるような状況を避けるようにしている

HSPの人は生活の中で動揺したり圧倒されるような状況を避けることを第一としています。暴力的な映画やテレビ番組はなるべく観ないようにします。

 

一方で芸術や音楽に深く感動し、心を動かされやすいという気質を持っています。音、香り、味などはデリケートなものを好みます。豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすいという特徴もあります。

 

忙しい日々が続くと、一人になれる場所に閉じこもりたくなる

HSPの人は忙しい日々が続くと神経が擦り切れたような感じになって、ベッドや暗い部屋など刺激から逃れることができるプライベートな場所に一人で閉じこもりたくなります。

 

子供のころ親や学校の先生に、敏感で内気だと思われていた

子供の頃に親や学校の先生に「敏感な子」とか「内気な子」と思われていなかったでしょうか?

HSPの人は子供の頃から感受性が強すぎるため、周囲の刺激に圧倒されて疲れてしまうことがあります。中には強いストレスのため、不登校となるような場合もあります。

 

競争させられたりすると緊張が過剰に強くなり、いつもの力が発揮できなくなることもあります。

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プラスマイナスは表裏一体。HSPをプラスとして捉えよう

 

以上解説してきたように、HSPの人は非常に繊細で他人の気持ちや周囲の空気に敏感な性格を持ち合わせているため、強い刺激によって圧倒されたり、気疲れをして引っ込み思案になったりするといったマイナスの面ばかりに目がいってしまいそうです。

 

しかしその一方で、慎重に物事を考えて行動することができたり、その場の空気を汲み取って相手に共感することができるといったプラスの面もあります。

 

周囲の人達の反応に対しても敏感なので、相手の気持ちを先回りして察知し、気が利くような配慮や思いやりのある気配りをすることができるといった面があるのです。

繊細で傷つきやすいからこそ人の痛みも敏感に感じることができるのです。

 

HSPならではの適職がある

 

HSPの人は繊細な性格のため打たれ弱いというような一面もあります。そのために職場の複雑な人間関係に耐えることができなくなる場合もあります。

 

またその場の空気が読めてしまうため、自分の意見をなかなか言い出せないといったこともあるようです。そんなHSPの人のマイナス面をプラス面として生かすことができる適職があるので紹介します。

 

規模の小さな会社

規模が小さければそれだけ働いている人の数が少なくなります。大規模な会社で組織が大きくなれば人間関係も複雑になってきます。

 

また転勤や部署変更などでメンバーの入れ替わりが激しいと、人間関係を新たに作るのにもストレスがかかります。

 

HSPの人はしっかりとした人間関係を築くことができて、なるべく変化の少ない小規模な会社がよいでしょう。また職種としては、お客さんのニーズをいち早く汲みとれて、配慮も必要となる接客業がおすすめかもしれません。

 

自営業

HSPの人は繊細な心の持ち主であるため、他人と一緒に仕事をすること自体がストレスになってしまうことがあります。

組織に属して仕事をすることが難しければ、他人とある程度距離感を持って自分のペースで仕事をすることができる自営業も適職かと思われます。

 

医療・福祉・介護

医療・福祉・介護の分野の職種は慢性的に人手不足の状態です。

仕事内容は過酷な面もありますが、病気の人や高齢者に対する配慮や気配り、そして思いやりが必要とされるやりがいのある仕事です。

HSPの周囲への配慮や気配りができる性格であれば、この分野での活躍が大いに期待されることでしょう。

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HSPによる落ち込み気質は改善できる!

 

これまでの解説からHSPは病気ではなく、生まれ持った気質・個性であるということがわかったでしょうか。決して病気ではなく、むしろその気質をマイナスとして捉えること自体が問題なのです。

 

HSPであることでプレッシャーや生きづらさを感じるのではなく、才能として前向きに捉えることが大切なのです。そのためには角度を変えて物事や感情を見たり、自分の性格を客観的に見つめる必要があるかもしれません。

例えば次にあげるように言い方を変えてみてはどうでしょうか?

 

✅ 「人と会うと気疲れしやすい」→「人の気持ちを汲み取るのが上手」

✅ 「臆病」→「慎重」

✅ 「傷つきやすい」→「繊細で感性が豊か」

✅ 「敏感」→「よく気がつく」

✅ 「過敏」→「配慮ができる」

 

このように言い方を変えるだけでもマイナスをプラスに変えることができます。

また言い方を変換する癖をつけてもいいでしょう。ストレスを軽減させるスイッチになるかもしれません。

 

周囲の環境の変化や人の気持ちによく気がつくことができるということでそれが学習材料となり、人間的な成長の機会となるはずです。

また実際には周りから「よく気がついてくれる人」「空気が読める人」といったように、非常によく思われている場合も多いはずです。

 

コミュニケーションに関してもすべての人と上手く人間関係を築いていく努力をする必要はありません。自分を理解してくれて、無理なく付き合うことができる人だけと深い絆を育てていくことで十分だと思います。

 

まずは自分が非常に敏感で繊細であるということを自覚することからはじめてみる必要があります。周囲の人にもそのことを理解していただき、HSP気質を「とりえ」として肯定的に考えていくことが大切です。

 

無理をしてHSP気質を改善する必要は全くありません。疲れた時は一人になってゆっくり休むことも大切です。

また落ち込むことは誰にでもあります。HSP気質を自分らしさとして受け入れてあげて、自分自身を肯定してあげることが幸せな人生をおくる上でも最も重要だと考えられます。

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