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pH調整剤の危険性はコレです!【赤ちゃんに与えても大丈夫?】

<監修医師  WASHIO>
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pH調整剤という言葉をご存知でしょうか?これは、腐敗防止や変色防止の目的で加工食品などに含有されている食品添加物の総称です。添加物と言えば、保存料や着色料など、なんとなく身体に有害なもののイメージが強いですよね。

 

pH調整剤は、国の定めた基準を満たした、身体には無害とされている成分ということですが、本当のところはどうなんでしょう?危険性はないのでしょうか?

 

今回は、そんなpH調整剤についてまとめていきたいと思います。「pH調整剤の危険性は?」「赤ちゃんに与えても大丈夫?」などの疑問を解決します!

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 pH調整剤とは?

 

腐敗防止や変色防止の役割をする添加物

コンビニ弁当やおにぎり、カップラーメンの表示を見ると「pH調整剤」という記載があると思います。

 

pHとは性質が酸性なのかアルカリ性なのかを表す単位のことで、pH7を中性としてそれより低い方を酸性、高い方をアルカリ性と呼びます。

 

pH調整剤は、食品のpHを4から5の酸性に保つことで変色防止、腐敗防止の効果があります。このように、食品の酸性度またはアルカリ度を調整するために含有される食品添加物の総称をpH調整剤と言います。

 

合成保存料とは違い、曖昧な表記

pH調整剤は、アレルギーや発がん性などが心配される合成保存料や着色料に代わり、防腐剤として多くの食品に使用されており、一生摂り続けたとしても安全という前提で、使用量の上限値が定められていません。

 

そして、ある特定の物質を指すものではありません。pHを4から5に調整するためには、それぞれpHや特性の異なる数種類の成分を組み合わせて中和する必要があります。

 

そして、その表記は曖昧で、たとえ数種類の添加物を含有していても「pH調整剤」という一括表示が認められているのです

 

化粧品にも用いられる

pH調整剤は化粧水や石鹸などにも使用されます。これは、肌はpH5〜6の弱酸性なので、化粧水のpHをそこに調整することで肌にやさしいものとなります

 

また、洗顔料や石鹸などにはアルカリ性のものもありますが、これは汚れを落とす効果があるからです。このようにpH調整剤を含有することで、用途によって異なる効果を狙った使い方ができるのです。

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主なpH調整剤だけでも多くの種類がある

 

酸性のpH調整剤

食品に酸味を付ける目的で使われる特有なにおいのする酸味料は、酸性のpH調整剤として認められています

 

アジピン酸、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、氷酢酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸と、それらと化合したナトリウム塩などの有機酸類、そしてリン酸や二酸化炭素などの無機系の酸味料があります。

 

この他、静菌性を持つ酸の代表である酢酸ナトリウムや、グルコノデルタラクトン、乳酸ナトリウム、ピロリン酸二ナトリウムなども化合物として形を変えたpH調整剤として知られています。

 

アルカリ性のpH調整剤

アルカリ性のpH調整剤では、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムなどがあります。

 

小麦粉を主要原料とする麺類はうどんが有名ですが、中華麺は小麦粉に「かんすい」という材料を加えて製造されます。この「かんすい」にアルカリ性のpH調整剤が使われます

 

pH調整剤は化合物なので、化学反応を利用してそれ以外の役割で使われることも多いです。

 

例えば、炭酸水素ナトリウムは、重曹とも言われ、界面活性体の性質を利用して洗剤や入浴剤の素として使われたり、乳化剤として乳成分の分離を防ぐ効果などもあります。

 

化粧品のpH調整剤

化粧品で使われるpH調整剤は、酸性ではクエン酸、クエン酸ナトリウム、グリコール酸、アスコルビン酸などがあります。クエン酸は美容に効果的なビタミンCと相性が良く、ビタミンCの体内への吸収を助けてくれます

 

またアルカリ性では水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどがあります。

 

医療添加物

点眼薬や点滴、注射剤などにもpH調整剤として希塩酸や水酸化ナトリウム、クエン酸、酢酸、乳酸などが医療添加物がとして使われています。

 

そして医療添加物に関しても、複数の成分について分量の表記は「適量」で良いとされています

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pH調整剤の危険性はコレです!

 

摂り過ぎは危険?!

基本的にpH調整剤は安全と言われていますが、一方で過剰摂取すると心配な点もあります。

 

pH調整剤は、食品の腐敗を防ぐ効果がありますが、その作用によって腸内細菌の善玉菌を殺してしまうというのです。善玉菌は腸内環境を整えて便通を促したり免疫力を高めてくれる大切な常在菌です。

 

原因がはっきりしない下痢の原因が、実は添加物の影響だったということも有り得ます

 

人体にとって有害とされる保存料であるソルビン酸カリウムなどは成分表示が義務づけられている一方で、pH調整剤というのは使用量も成分表示も義務化されていません。

 

そのためコンビニのサンドイッチやおにぎり等には、私たちの想像以上のpH調整剤が含まれていると言われています。

 

私たちは、思った以上に過剰摂取に敏感になった方が良いかもしれませんね。

 

リン酸塩は要注意!

中でも、リン酸塩については摂り過ぎると身体に悪影響があるとされているため要注意です。

 

リン酸塩は、腸管から血液中にカルシウムが吸収されるのを阻害します。血中のカルシウムが不足すると、骨からカルシウムが溶け出し、そのカルシウムが神経細胞に溜まることになります。

 

結果、神経過敏になり、苛立ちやすくなったり突然キレることが増えるなどの影響が出てきます

 

さらに、リン酸塩はその他のミネラル吸収も阻害するのです。亜鉛は脳が正常に働くために不可欠なミネラルですが、これを体外に排出す作用もキレる一因になります。また、鉄分の吸収不足は貧血などを引き起こします。

 

食品添加物は、ソーセージやハム、缶詰、清涼飲料水など多くの食品に使われており、摂取しないようにすることは難しいかもしれません。

 

しかし、コンビニ弁当には多量のpH調整剤が含まれていることを理解して、過剰摂取しないように心がけることはできるでしょう。

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赤ちゃんに与えても大丈夫?

 

子どもと身近な添加物

前述したように、pH調整剤などの食品添加物は、摂取しても身体に悪影響はないとされています。しかし、過剰摂取によって影響を与えるものもあるため、子どもには控えたいものです

 

しかし、離乳食のベビーフードや子ども向け食品などの既製品、冷凍食品全般、レトルト食品にまでありとあらゆる製品には、化学調味料や保存料と一緒にpH調整剤が含有されています。

 

食べ物でなくても、赤ちゃんのおしりふきにまで、pH調整剤は含まれているのです。

 

赤ちゃんにはなるべく手作りのものを!

夫婦共働きや核家族化の背景からか、赤ちゃんにベビーフードを使用する親は年々倍増していると言います。

 

最近では「保存料・着色料・香料は使っていません」、「オーガニック」、「気になる添加物は使用していません」等とうたっている食品も増えていますが、どれもメーカー基準の表示であり本当に添加物が含まれていないのかは疑問です。

 

ベビーフードを多用された子どもは上手く噛むことができないことが多く、固い物を食べたがらない、濃い味付けや甘いものを好む傾向にあるという話も耳にします。

 

食品添加物の一部には人間が本来持っている味覚を狂わせたり、中毒性のあるものも存在すると提唱する人もおり、その影響は不確かです

 

発育途中の子どもには、なるべく手作りのものを与えたいものですね。また、妊娠中の胎児に与える悪影響も言われていますので、妊婦さんも要注意です。

 

添加物には疑問を持って!

例えばペットボトルの緑茶。ビタミンCと記載されているものは、酸化による変色防止やpH調整剤として含有されるアスコルビン酸という添加物で、天然のビタミンCとは異なります

 

このアスコルビン酸は、天然のビタミンCに比べると体内への吸収率は5分の1であり、身体にとって有害な活性酸素を発生させるとも言われています。

 

また、お薬として服用した医療添加物が原因で、蕁麻疹などの副作用を起こすこともあります。この場合は、なかなか事前に防ぐことは難しいかもしれませんが、化合物である添加物を体内に取り入れることへの意識は常に持っていた方が良いでしょう。

 

このように、pH調整剤をはじめとする添加物は、私たちにとって非常に身近な存在です。一方で私たちは、どんな性質をもつ化合物がどれだけ含まれているか知らずに口にしているなんて、考えるとコワイ話ですよね。

 

便利である反面、危険性も潜んでいることを覚えておきましょう。

 

今回は、pH調整剤についてまとめました。pH調整剤は、食品だけではなく、医薬品や化粧品などにも重要な役割として含有される成分だということが分かりました。

 

そして過剰摂取しなければ身体に与える影響はないものとされていますが、分量や成分についての表示が不透明であるという点で注意しなければなりません。

 

そして自分を含め、家族、特に赤ちゃんの身を守るためにも、意外と思われる食品や物にも疑問の目を持つことは大切かもしれません。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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