Sponsored Link

タケプロンod錠の特徴的な作用【4つの効果についても解説!】

水 

タケプロンod錠は、胃酸の分泌を抑える薬です。胃薬といえば、市販薬も含めてたくさんの種類がありますよね。胃への作用はお薬によって異なりますので、服用の際はその特徴を理解しておくことが重要なんです!

 

今回は、タケプロンod錠の特徴的な作用についてまとめていきたいと思います。「どんな効果があるの?」「他の薬との違いは?」「どんな病気に効くのか?」等の疑問の他、副作用や注意点についても解説していきます。

スポンサーリンク
 

タケプロンod錠の特徴

 

胃酸の分泌を抑える薬

タケプロンod錠とは、胃酸分泌を抑制するタイプの胃薬です。ジェネリック医薬品としてランソプラゾールがあります。

これは、胃粘膜から胃酸を分泌させる「プロトンポンプ」の働きをする酵素活性を抑制します。そのため、プロトンポンプ阻害薬と呼ばれています。

 

タケプロンod錠の効き目は、国内で処方されているプロトンポンプ阻害薬としては2番目とされており、胃酸分泌を強力に抑制します。

そのため、難治性の潰瘍にも優れた効果を発揮し、胃潰瘍や逆流性食道炎の治療に第一選択されるお薬です。

 

デメリットもある

プロトンポンプ阻害薬以外にも胃酸分泌を抑制させるH2ブロッカーという種類のお薬がありますが、これは胃壁のヒスタミン2受容体に作用するものです。

プロトンポンプ阻害薬はH2ブロッカーに比べると強力ですが、即効性はH2ブロッカーに劣ります。

 

また、夜間には効果が弱いこと、投与制限があることなどもデメリットとして挙げられます。そのため、症状によって、夜間の効果が強く、投与制限のないH2ブロッカーと使い分けされます。

 

効果が新しく付け加えられた!

現在では、発売当初の効能に加えて、ピロリ菌の除菌補助、非びらん性胃食道逆流症の治療、低用量アスピリンや非ステロイド性抗炎症薬を長期投与している人を対象とした胃潰瘍の再発抑制のためにも用いられるようになりました。

スポンサーリンク

タケプロンod錠の効果

 

胃潰瘍

胃潰瘍とは、ストレスやピロリ菌、アスピリンや非ステロイド性抗炎症薬の長期使用が原因で、「胃酸が過剰に分泌されている」もしくは「胃粘膜の分泌が少なくなっている」状態に陥り、胃が傷ついて穴が開いた状態です。

胃痛、胸やけ、吐き気、食欲低下、吐血などの症状があります。

 

胃酸は、潰瘍部を刺激して傷の治癒を遅らせてしまうため、胃酸を抑えるお薬が有効なのです。

タケプロンは効果が強力なため、急性期の胃潰瘍などで用いられます。また、15mg製剤のものはアスピリンや非ステロイド性抗炎症薬を長期使用している人に対して胃潰瘍の予防目的で用いられます。

 

逆流性食道炎

逆流性食道炎は、ストレスや暴飲暴食、肥満、加齢や刺激物の摂取など様々な原因によって胃の内容物が食道へ逆流し、胃酸で食道の粘膜が炎症を起こした状態です。

食道の粘膜にただれや潰瘍が生じたり、胸やけや呑酸などの不快な症状があります。

 

タケプロンod錠の胃酸分泌抑制作用で胃酸を弱くすることにより、逆流しても食道への刺激が抑えられます。この内服は、生活習慣の改善とともに重要な治療となります。

 

ピロリ菌の除去

ピロリ菌は、胃に存在する細菌であり、胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因となる菌です。

通常の細菌は胃酸によって殺菌されますが、ピロリ菌は「ウレアーゼ活性」という作用により、アルカリ性であるアンモニアを作り、胃酸を中和して胃液内で繁殖することができます。

 

除菌は抗生剤によって行われますが、その際、ウレアーゼ活性を抑えるために胃酸分泌を抑制して胃内の酸性度を弱めた方が除菌効率は高くなります。

そのため、ピロリ菌の除菌には胃酸分泌抑制作用のあるタケプロンod錠などが必ず併用されます

 

Zollinger-Ellison症候群

Zollinger-Ellison症候群は、胃酸の分泌を促進するガストリンというホルモンを分泌する腫瘍が膵臓や胃・十二指腸にできてしまう病気です。胃酸分泌亢進によって、難治性の重篤な潰瘍、腰痛、下痢、吐血、下血などの症状があります。

治療法は腫瘍を取り除く手術が主となりますが、胃酸分泌を抑制するためにタケプロンod錠などのお薬が用いられます

スポンサーリンク

タケプロンod錠の特徴的な副作用

 

安全性の高いお薬

タケプロンの副作用発症率は10〜15%前後とされ、そのほとんどが便秘や下痢などの軽症のものです。重篤な副作用は稀で、安全性の高いお薬と言えるでしょう。

 

きわめて稀な肝機能障害や血液障害

きわめて稀ですが、肝機能障害、白血球や血小板減少による血液障害などの報告があります。これにより、頭痛、めまい、倦怠感、発熱、発疹、粘膜の炎症などが生じます。

 

また、症状の悪化により間質性肺炎、関節性腎炎を発症する場合もあるそうです。発熱、関節痛、咳、息苦しさ、むくみ、尿量の減少などの症状が持続した場合は要注意です。

長期連用の場合には定期的な血液検査がすすめられます。

 

ショックにも注意

こちらも稀ですが、アレルギー反応による蕁麻疹、かゆみ、アナフィラキシーショックなども見られる可能性があるため、初期症状に注意してください。

 

重篤な大腸炎

ピロリ菌の除菌中に抗生物質と併用した際に、重篤な大腸炎を併発した例もあります。腹痛、ひどい下痢などが生じた場合は直ちに医師に相談する必要があります。

スポンサーリンク

こんな時はタケプロンod錠の服用に注意

 

持病やアレルギーに注意

タケプロンは15mgと30mgのものがカプセル、錠剤でそれぞれあり、疾患によって用法用量が異なります。そのため、医師や薬剤師の指示に従い、内服する必要があります。

 

診察の際、持病やアレルギーのある人は医師に申告しましょう。肝臓病によって肝臓機能が低下している人は、このお薬の血中濃度が上昇しやすく副作用が出やすいと言われています。

 

飲み合わせに注意

胃酸を減少させる作用によって、他の薬の吸収を低下させてしまう可能性があります。例えば、抗エイズウイルス薬のアタザナビル、リルピビリンとは一緒に飲むことができません。

 

また、一緒に飲んだ薬の血中濃度を上昇させて、その作用を強めてしまうおそれもあります。

例えば、免疫抑制薬のタクロリムス、メトトレキサートや、強心薬のジゴキシン、メチルジゴキシン、安定薬のジアゼパム、抗けいれん薬のフェニトインなどを服用中の場合には、この作用を踏まえて慎重に併用しなくてはなりません。

 

高齢者や妊婦は慎重に

高齢者は、加齢による消化器系の機能低下があるために副作用が出やすいとされています。そのため、低用量から慎重に投与する必要があります。

 

また、妊娠中や授乳中の人は、絶対に安全ということはできないため服用を避けた方が良いとされています。治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ処方されますが、やむを得ず飲む場合には授乳は中止します。

 

今回はタケプロンod錠についてまとめました。タケプロンod錠は強力な作用を持ち、副作用は比較的少ないという点で、胃薬として大変優れたお薬ということが分かりました。

胃の病気は、食欲不振や嘔吐、腹痛など辛い症状が多く、痛みや不快感が強いときはお薬による治療は重要でしょう。しかし、原因はストレスや日頃の不摂生によるものが多く、一度治ったとしても再発の可能性があります。

薬物療法と併せ、生活習慣を見直して健康な身体を取り戻す努力も大切ですね。

スポンサーリンク
   

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ