Sponsored Link

プロマックd錠75は口内炎にも効く?【3つの副作用に注意して!】

<監修薬剤師 日髙宗明>
薬

胃薬としての認識のあるポラプレジンク(商品名:プロマックD錠75mg)。Protect(守る)+Stomach(胃)がプロマックの名前の由来で、成分にZinc(亜鉛)を含むことが成分名:ポラプレジンクの由来とされています。

 

ジェネリック医薬品も販売され、日本ではポピュラーな胃薬の一つです。この効果は胃潰瘍の治療にとどまらず、口内炎にも力を発揮することをご存知ですか?

 

また口内炎だけでなくその他の疾患にも様々な治療効果を得られると考えられています。それはプロマックに含まれる成分と構造に秘密があります。

今回はプロマックd錠75mgの効果や副作用について、以下に詳しく解説していきたいと思います。

スポンサーリンク
 

プロマックd錠75の効果

 

粘膜保護

胃粘膜を保護する働きに優れています。治療のためだけでなく予防のために用いられることもあります。

 

鎮痛薬など他の薬による胃の荒れを軽減したり予防する目的で、同時に処方されることもあります。弱った胃の粘膜に付着し、胃酸に対する防御機能を高めます。(防御因子増強薬)

 

治癒促進

潰瘍がある部位に付着・浸透し治癒を促進します。ポラプレジンクは亜鉛とL−カルシノンの複合体であり、これらにより組織の修復作用が促進されます。

 

亜鉛には創傷治癒促進作用、抗潰瘍作用、抗炎症作用などがあり、またL−カルシノンには組織修復促進作用、免疫調整作用、抗炎症作用があるため、傷の治りがさらに早まります。

 

活性酸素は細胞に影響を与える物質で、ストレスや喫煙によって発生しやすいと言われます。活性酸素が胃に発生した場合、胃粘膜に損傷を与え胃炎や胃潰瘍の原因となります。

 

胃潰瘍

主に胃炎・胃潰瘍に対して用いられます。厚生労働省に承認されている医学的な適応病名は、胃潰瘍のみとなっています。

 

プロマックD錠は口の中で溶ける口腔内崩壊錠のため、口の中で唾液で溶かしても水で内服してもどちらでも服用することができ、服用しやすい薬といえます。

 

 

味覚障害・嗅覚障害

プロマックには亜鉛が含まれており、適応病名は胃潰瘍のみとなっていますが、医学的にはその他の疾患にも効果があることが報告されています。

 

その中でも味覚障害や嗅覚障害の治療に用いられることがあります。味覚障害・嗅覚障害は亜鉛不足(亜鉛欠乏症)で生じることがあるため、亜鉛不足を補うことで症状が改善するとされています。

 

 

皮膚疾患

亜鉛は上皮細胞の再生を促進する効果もあるといわれています。そのため亜鉛不足で生じた褥瘡などの皮膚疾患に対しても効果があるとされています。

 

実際に褥瘡ができた患者にプロマックを処方すると皮膚の色艶も良くなり褥瘡も改善されたという報告も挙がっています。

スポンサーリンク

プロマックd錠75は口内炎にも効くのか

 

プロマックには潰瘍のある部位に付着し、粘膜補修を行う効果があるため、胃粘膜と似た構造の口腔粘膜にできる口内炎の治療に用いられることがあります。

 

抗がん剤などの副作用によりひどい口内炎が出来た際の治療にも使用されています。プロマック顆粒をがん治療に伴う口内炎に対してうがい薬として使用することがあります。

 

亜鉛不足により、食欲低下や皮膚疾患にかかりやすくなりますし、さらに口内炎は栄養バランスの乱れやストレスでも生じるものです。

そこで亜鉛不足を補い、さらに粘膜保護や修復機能をもたらすプロマックは、口内炎に対して強い治療効果を発揮すると考えられています。

 

ただ現在、保険上の適応病名は胃潰瘍しかありません。そのため口内炎や亜鉛補給の目的で使用する場合は、保険適応外となります。

 

プロマックd錠75の副作用

 

皮膚症状

基本的には安全性の高い薬であり、副作用はほとんど無いとされています。

しかし発疹やかゆみ、蕁麻疹が出ることがあります。皮膚や白目が黄色くなる場合は黄疸の初期症状である可能性があるため、直ちに服用を中断し医師に相談しましょう。

 

消化器症状

便秘や吐き気、腹部膨満感が出ることがあります。いずれも重篤となることは少なく、自然消失や減量により改善されます。

なお高齢者では消化器機能が低下している場合があるため、減量するなど状態に合わせた投与が必要となります。医師に確認しましょう。

 

血液検査

肝機能の異常(AST、ALTなど)やALP、LDHの異常、好酸球増多、中性脂肪の異常などが生じる可能性が報告されています。プロマックを長期的に服薬する場合は定期的に血液検査を行うことが望ましいでしょう。

 

銅欠乏症

プロマックには亜鉛が含まれているため、亜鉛による銅の吸収阻害が起こり、銅欠乏症になることもあります。貧血などの症状が出た場合には、直ちに服用を中断し医師に相談しましょう。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

スポンサーリンク
   

関連するこちらの記事も読まれています

サブコンテンツ